主婦になって「プチプラリメイク」に出会いました。
100均アイテムなどをリメイクして、お金をかけずにオシャレな雑貨などを作成。センスのいい人たちの集まる暮らしニスタの中でもひときわ注目度の高い政尾さん。フレンチ&アンティークテイストの自宅にはたくさんのステキ雑貨がずらり、カフェのようなムーディ感とリラックス感をもたらしています。
「独身時代からインテリアが大好き。その頃は東京に住んでいて、表参道のインテリアショップをのぞくのが休日の楽しみでしたね。でも結婚し、家庭を持ってお金の使い方を変えたんです。というのも、インテリアはあくまで私の趣味。それよりもお出かけなど“家族みんなが得すること”にお金は回したい、インテリアは『私のおこづかいの中で』と決め、お金をかけずに暮らしを彩る方法を模索したいな、と」
とはいえ、100均や蚤の市などで見つけたプチプラアイテムをそのまま置いたのでは、政尾さん宅の世界観にはハマらない…そこでアンティークと相性のいいカラーでペイントする、そして大好きなアンティークアイテムたちとMIX置きする、といった政尾さん流リメイク術やMIX術が磨かれていったのです。
特にMIX置きのコツは「目線の高さにあるもの、あるいは面積の大きいものは“本物”にするように心がけています。本物のアンティークやちゃんとした雑貨店の一品などにはやはりプチプラとは異なる風格があるのです。こういうものを目につくところに置いてあげると、おのずと空間自体がリッチな雰囲気になり、プチプラアイテムたちの表情もかわります」。なるほど…要はHIGH&LOWのメリハリなのですね!
政尾さんワールド、目下拡大中です!
最近では100均アイテムをおしゃれにリメイクし収納グッズにも活用している達人としてNHK「あさイチ」に出演されたほか、雑誌Comoでの連載もスタート! ちなみにComoの連載が決まったときは…「驚きました。ただただ驚きました。私でいいのかな?と不安もありましたが、それでもブログとはまた違った切り口でちょっとした知恵をみなさんと分かち合えたらうれしいです」。
確実に活躍の場を広げながら、ますますセンスアップしている政尾さん。北欧テイストにハマったあと、フレンチ&アンティークなテイストで家づくりをしてきましたが「今はモダン系(編集部注:ここでいうモダン系とは、抽象的な現代アートや幾何学模様など)をアクセント的に取り入れることに夢中です。これからも、そのときどきの時代の空気、自分自身のマインド次第でいろんなテイストを柔軟に取り入れたいです。そういう意味では、ゴールは永遠にないのかもしれませんね」。そして「プチプラアイテムのリメイクはそういう変わりゆくブームを反映するのにもうってつけなんですよ。そのテイストになるように自分でアレンジすればいいので」とも。
さまざまなテイストを取り入れて、MIXして、どんどん「オリジナル」に進化していく政尾さんのインテリアやプチプラリメイクはどのような展開を見せてくれるのでしょう? 今後がますます楽しみです!
取材・文/暮らしニスタ編集部 沼野直子
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます