コラム

我が子の担任の先生からもらった、「心に残るひとこと」

更新日：2017.10.28

よい先生との出会いは、人生の糧になるもの。我が子にはぜひ、そんな体験をしてほしいものですよね。小学生ママ100人に聞いた、「担任からの印象的な言葉」。心に突き刺さる名言が満載です。

▼「また背が伸びたな～。足も速いしカッコいいなぁ。これで大きな字と声で発表できたら完璧だな！背は努力じゃ大きくなれないけどほかはできる。頑張れ!!」（小学2年・男）

「カッコいいなぁ」という言葉に、先生の愛情を感じますね。欠点を指摘するのではなく、まず誉める。素晴らしい！

▼「ケンカはしたらいい。ただしするなら1対1。1対1なら無理に止めません。それ以外はイジメだから絶対アカン」（小学6年・女）

陰湿なイジメが問題になっているだけに、こういう先生はありがたいですね。ケンカは1対1ならＯＫという考え方も、のびのびしていていいですね。

▼「『とても大きな可能性のある子です。大丈夫ですよ』と、長男が小2のときにお友だちにケガをさせて悩んでいたときにかけてくれた言葉です。うれしかった」（小学６年・女）

友だちに自分の子がケガをさせてしまうというのは、お母さんはグッと落ち込みますよね。わざとケガさせたのではないということと、そんなお母さんの心をよくわかっていたのでしょうね。

▼「作品を壁一面に貼っているのを家庭訪問時に見た先生が、『こうすると、子どもは認めてもらえた、また頑張ろうと元気になるんですよ。お母さん素敵！』と言ってくれました。不安だらけだった私の大きな励みになり、６年間継続。息子は毎年賞状をもらうようになりました」（小学６年・男）

先生のひとことで、親は落ち込みも、励まされもします。不安の多い小１のときにこんな声がけをしてくれた先生も素晴らしいし、それを継続したお母さんもエライ！

▼「『私はずっと高学年の担任をしてきているので自信があります』と言い切った女の先生。頼もしいなあと思ったし、実際の指導もすばらしかった」（小学5年・男）

学級崩壊などが話題になる昨今、「本当に子どもたちを束ねることができる先生なのだろうか」と、とくに上級生になったときの担任は気になりますよね。そんななか、はっきり言い切ってくれる先生は頼もしく感じるものですよね。

▼「『いい字です』『美しい』『よく頑張ったね』『努力は君を裏切らない』『さらに丁寧に』『これからもコツコツ努力を続ける君であれ』など、宿題へのコメントを書いてくれる先生。私のほうがコメントを読むのが楽しみです」（小学5年・女）

名言の数々ですね～。ただ丸をつけるのではなく、そのときどきに合ったコメント書いてくれる姿勢に頭が下がります。

子どもにとっても親にとっても大きな存在である「先生」。今回の先生の名言の数々を見ると、よい先生の条件は、“前向きに子どもの能力や可能性をとらえている”ことなのかなと思ったりしました。最低でも一年間はお付き合いすることになる「担任の先生」。親のほうも先生に任せっきりではなく、双方が協力してよいコミュニケーションをとっていきたいですね。

写真© paylessimages - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／『THE 小学校ママライフ　成功の掟』より

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