春はたけのこ、秋は栗やきのこと、様々なバリエーションが楽しめる炊き込みご飯。食の細い子どもも食べやすく、主婦にとってはお助けメニューといえますよね。でも、レシピ通りにあれこれ材料を揃えて作るのって、案外面倒くさい…。そこで、みんながアイデア一発で作った炊き込みご飯の中で、「意外にイケた!」というものを発表してもらいました。
圧倒的人気のツナ缶、バリエーションは豊富
・「ツナ缶を入れ、しょうゆで味付けをして、炊飯器のスイッチを入れるだけ。簡単においしいご飯ができます」(51歳・専業主婦)
・「ツナ缶と瓶詰めのなめたけ。包丁いらず、味付けいらずでおいしくてラクちん♪」(39歳・パート)
・「ツナ缶と、すりおろしたニンジンの炊き込みごはん。味付けは塩、こしょうとしょうゆ」(35歳・専業主婦)
・「鶏五目を作ろうと準備したつもりが鶏肉を忘れてしまい、困ってツナ缶を入れてみたことがありますが、とてもおいしくできました。シー“チキン”の名は伊達じゃない!と思いました」(43歳・自営業)
最も多かったレシピがツナ缶利用のもの。コスパもよくて、嬉しいですね。ツナ缶としょうゆだけ、という豪快メニューもありました。缶詰に使われている油が、絶妙な旨みを醸し出しているようでイイ!
何かを丸ごと入れるのも、わりと正解
・「炊飯器の中に、トマトをそのまま入れて炊き込みます! あまりに簡単すぎて心配になるかもしれませんが、トマトの味がご飯にしみ込んで、絶品です。ケチャップライスほど味が濃くなく、ほどよいトマトの甘さがあるので、トマト嫌いな人でもイケると思います」(20歳・専業主婦)
・「トウモロコシをそのままお水と一緒に入れて炊くだけ。炊き上がったらバターをのせるとより美味しい」(33歳・パート)
・「下味をつけた鶏肉を1枚丸ごとポンって投げ込んで、干ししいたけを何枚か入れて炊くだけ」(29歳・会社員)
食材を切るのも面倒なときは、材料を丸ごと入れてもOK。かえって素材の味が活きておいしそうですね。丸ごと入れるという発想が大胆です。
〇〇モドキが意外にうまいっ!
・「松茸が高くて買えないので、松茸のお吸い物の素とエリンギを入れて炊き込みごはんにしたら美味しかったです」(43歳・専業主婦)
・「お正月商品の栗の甘露煮を汁ごといれ、切り餅を2個程度角切りにして一緒に入れ、炊飯します。するとなんと! 栗おこわ風の炊き込みご飯が完成。どちらも、お正月には余りがちの食材ですが、美味しくアレンジできます」(31歳・会社員)
・「お酒のおつまみ用のスルメを昆布と酒、しょうゆで炊き込んだイカご飯。普通に美味しかった」(33歳・専業主婦)
松茸ごはんに栗ごはん、もちろん食べたいけれど、材料費が高い! そんなときは「〇〇の素」や安い瓶詰食材で乗り切りましょう。イカご飯もお酒のつまみで、ちょちょいと作れるなんてステキ!
意外にイケる! ジャンクフード&ファーストフード編
・「塩味のポテトチップスを入れて炊くとおいしい! のり塩がオススメです」(44歳・パート)
・「袋入りのインスタントラーメンと野菜を入れただけの炊き込みご飯はおいしかった。ラーメンの粉だけでしっかり味もつくし、麺もそれほど気にならずに食べられる」(31歳・専業主婦)
・「ビッグマックを入れたり、ケンタッキーのフライドチキンを入れたりして作る炊き込みご飯は美味しいです。隠し味にしょうゆを入れるとベスト」(31歳・アルバイト)
・「ベビースターをいれて炊き込み、キムチを最後に混ぜるとそば飯になって美味しい」(44歳・派遣社員)
・「じゃがりこは水を入れるとポテサラのようになるので、そのまま炊飯器に入れてみました。ほんのり甘いポテトご飯の出来上がり」(31歳・自営業)
ジャンクフードやインスタント麺を入れてみたら…あら不思議、意外においしい炊き込みご飯になりました。食育の専門家が真っ青になりそうなレシピです。
かなり強烈なレシピもありましたねー。残り物やインスタントを入れても、それなりにおいしく出来上がる炊き込みご飯。困ったときの一品に、覚えておくとよさそうです。
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※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
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元・フリー編集者。出産後は2人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる! 登場人物で読む源氏物語』(KADOKAWA / 富士見書房)。
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