コラム

女同士じょうずに付き合うには？絶対守るべき４つのセオリー

更新日：2017.10.27

職場で、地域のコミュニティで、ママ友などなど、女同士のつきあいほど難しいものはないですよね。人間関係のストレス＆トラブルはできるだけ避けたい！というわけで、女性の多い場所での、じょうずなお付き合いの仕方、空気を読むコツ、既婚女性100人に聞いてみました。

１．適度な距離感を保つことがまず第一！

・「休憩時間などに盛り上がっても、自分の家庭の事情を話すのはほどほどにしておくこと。職場などではとくに、ここは友達作りの場所じゃなくて、仕事をする場所と割り切って」

・「ほんとうに親しい信頼できる人を見つけるまでは、本音を明かさないことがポイント」

・「自分のことについて聞かれたこと以外は、自分からは話さないようにする。ウワサ好きの人ってどこにでもいるもの。そういうグループに餌を与えない。笑」

・「相手の嫌な部分を見ないこと。完璧な人なんていないんだから、その人の良い部分だけを見て、深入りしないことも大事」

・「話の流れでも、相手のプライベートのことを聞かない。プライベートな時間を一緒に過ごさない、というのが、細く長くやっていく秘訣」

・「職場のおつきあいは、広く浅く！これがいちばん。人間関係のマイナス面が仕事内容に影響するなんてばかばかしいじゃないですか」

ただの雑談中、ポロリと話してしまったことが10倍に盛られてウワサになったり… そんなことにならないためにも、自分のプライベートはできるだけ小出しに。素っ気ない人ねと思われても、べったりした付き合いは避けたほうが、長い目で見ると良い場合も。

２．悪口や話題選びには要注意！

・「話題選びは慎重に。ドラマの話や芸能ネタで、あたりさわりのない会話がいちばんです！自分の話は、引かれない程度の自虐ネタで、親しみやすい人と思われればこっちのもの」

・「大人数の会話の中では、ひたすら聞き役に徹して、自分の話は10％くらいに抑える。話題が悪口になりそうなときはトイレに行っちゃう？」

・「目立たないこと。バカなふりをすること。女って、悪口やうわさ話大好きなので、適度に付き合い、盛り上がる会話力を身に着けること。男関係の自慢や相談は、出来るだけ避けたほうが賢明です」

・「ダイエットの成功話や、美容系の話は絶対に自分からしない。聞かれてからも得意気に話すことはしない」

・「悪口大会には入らないのはもちろんですが、悪口の否定もしないこと。表情だけで、一応聞いてはいるふうを装います」

・「普段はプライベートな話題を避けていても、ここぞというときには、こそこそしないで正直に本当のことを話したほうが良いときもある。誤解を避ける意味でも、味方になってくれる人が欲しい場合でも」

悪口大好き！な人、どこにもいるものです。その人なりのストレス解消法なのでしょうが、そういう黒いオーラに巻き込まれたくないですよね。悪口や噂話には同調しないで、その場を離れるか、さらっと話題を変えるのがベスト。何か話題を振られても、とんちんかんな相槌で、天然ボケを装うのも手かもしれません！

３．ヒエラルキーを崩すべからず！

・「ちょっとずるいかもしれないけど、いちばん権力のある’ボス’を見極めて、その人にはさからわず、持ち上げまくる！」

・「現場のリーダー格の人には絶対逆らわず、ひたすらイエスウーマンに徹すること」

・「上司の前でも男性社員の前でも、女性の先輩をほめる！たてる！気遣いするのは男性ではなく女性の先輩社員に。職場は舞台、女優になったつもりで頑張って」

・「いままでは先輩ばかり意識していたけど、後輩が増えるにつれ、相手も自分を怖がったりしているのかな？と。そういうコには、こちらから声をかけたり、小さいことでもほめてあげたり『頼りになるわ』と仕事を任せて信頼関係を築いています」

・「その職場でいちばん権力のある女性社員に気に入られること。ペットを飼っている、地元が近いなど、共通点を無理やりでも見つけて話しかけると距離も縮まるし、自然とほかの社員とも仲良くなれました」

その場所ですでに出来上がっている上下関係は、できるだけ素早く察知。よほどのことがない限り、ボスには逆らわないのが無難です。私が新ボスになってやる！なんて意気込む人も少数派かと思いますが、そのパワーは仕事や子供の相手に回しましょう。

４．目立たずあくまで協調路線を死守！

・「うまく生きていくためには、長いものにはしっかりと巻かれていくことが大事だと思う。出来上がっている職場の雰囲気を変えていくなんて、まあ無理だし無駄な労力」

・「女性の先輩社員には『ありがとうございます』の感謝と『◯◯さん大好きです♡』を連発して乗り切ってます。失敗したときなんかに味方になってくれる先輩がいると、心強い」

・「服装も言動も、女らしさを前面に押し出さないというのがコツかな」

・「ほかの人と張り合おうとせず、自分が下手に出たり、いつもニコニコ、みんなに愛想よく接するようにしています」

・「話を聞くときは、相手の味方になって、常に受け入れる気持ちで聞いています。職場の人でも、自分に心を開いてくれているのは素直に嬉しいし、その人の秘密は絶対にもらしません」

・「やはりときどき、差し入れをしたり、旅行のおみやげを買ってくるのなんかも、良い潤滑油になるみたい。先輩、後輩関わらず、好みのものを覚えておいたりすると喜ばれます」

・「女ばかり50人の職場で働いていました。とにかく仕事を真面目にこなす、自慢をしない、目立って派手な格好をしない、先輩の指示は守り余計なことは言わない、ネガティブな話をしない事を気を付けました」

・「苦手だと思う人にこそ避けるような態度をせず『おはようございます』などの挨拶を大きな声でしっかり」

女性ばかりの環境でもまれまくられて人たちの回答にはうなずけることが多いです。結局誰でもほめられたい、認められたい、という願望があるものなんですね。そこをくすぐりつつ、日々の関係を円滑に。妹キャラなのか、姐さんポジなのか、自分のキャラに徹する女優魂も必要ですが、頑張って！

マウンティング、なんて言葉も流行りましたが、仲良く楽しく会話したいならダウンティング（？）な自虐ネタで、弱みも見せたほうが敵を作りにくいかも。女優魂とスルー力を発揮して、ストレスゼロの毎日を過ごしましょう。

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100名を対象に行ったアンケート調査より

Profile伊波裕子

月刊誌の編集者からフリーライターに。分野はインテリア、料理、家事全般、美容など。

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