コラム

みんなはどうしてる？「初めてのおこづかい」は何歳から？

更新日：2017.10.28

幼い男の子がゲーム機に熱中し、まだあどけない顔をした女の子がおしゃれに着飾っている姿を街でよく見かけるこの頃。ゲーム機や洋服を自分のおこづかいで買っているわけではないだろうけど、「なんだか、おこづかい沢山もらってそうだな…」と下世話な思いが頭をもたげたので、子どもを持つ主婦100人に「初めておこづかいをあげたのはいつか」「金額は」などを質問してみました。

小学生から

・小学1年のときで、子ども同士で駄菓子屋に行くというので、社会勉強の為にきちんとした形でおこづかいをあげました。(40代/パート)
・小学1年のときに1カ月100円をあげはじめました。必要なものやお菓子などは買ってあげていたので、それ以外の自由になるお金として渡しました。1年ごとに100円値上げして中学3年の現在は900円です。(40代/パート)
・小学5年からです。自分のお金を持つことで、計画性を持って買い物ができるようになるといいなと願ってはじめました。(40代/フリーランス)
・小学4年から、おこづかいという形ではなく、テストの点数で金額を決めて渡しています。100点は2000円、90点以上は1000円、80点以上は500円、50点以下は罰金500円として、そのお金は将来のために預かって子供名義で貯金しています。(30代/専業主婦)
・小学１年からで、金額は1000円です。まずは自分のお財布を買うように勧めました。(40代/専業主婦)
・小学1年からです。仕事表を作成し、月末に賃金として渡しました。水やり10円とか、拭き掃除10円などでトータル700円位になるようにしました(50代/パート)

中学生から

・中学生になった4月から月500円のおこづかい制にしました。文具や衣類、おやつなどの必要な物はこれまで通り家計から出し、おこづかいは友達と出かけたときなどの飲食費や欲しいものに使うようにしています。(40代/専業主婦)
・中学入学と同時です。家計が苦しくて、1カ月に1000円あげるのがやっとでした。(40代/パート)

就学前から

・3歳です。コンビニで、「欲しいお菓子を自分で買いたい！」と言ってきたのであげました。(30代/専業主婦)
・5歳のときに100円をあげました。駄菓子屋さんでお菓子を100円分買っていました(50代/専業主婦)
・子どもが6歳のときです。お金の大切さをわかってほしいと思い、駄菓子屋でおかしを買うために200円のおこづかいをあげました。(40代/専業主婦)

“小学1年から4年”が1番多い回答でした。使った場所としては「駄菓子屋」が多く、もらったお金で「何を買おうか」と悩みながらも、楽しんでいる姿が目に浮かびますね…。そして、「小学生から」とかなり差をあけて「中学生から」が2番目に多い結果でした。中学2年生、3年生という回答はなく、中学入学と同時というのが“初めてもらうおこづかい”の最後と言えそうです。回答のなかには、「いつからおこづかいをあげるべきなのか」などと悩む主婦の声も多く見受けられました。

そろそろかな…と悩みつつ、まだ…

・小学2年生の娘がいるのですが、まだおこづかいをあげていません。そろそろあげようかとは思ってはいるのですが…。(30代/契約派遣社員)
・まだあげたことはありませんが、理想としては、小学生くらいになったらおやつ代として100円を渡したいです。(20代/専業主婦)
・5歳か6歳になったら10円位からあげてみようと思っています。用途は子供に任せます。(30代/専業主婦)
・普通は小学生くらいからあげるのですかね？(30代/専業主婦)"

“おこづかいは何歳から”という決まりがあるわけではないので、それぞれの家の教育方針が現れてくるもの。アンケート結果によると、下は3歳から、上は中学生までという幅広い結果が見られました。けれど、おこづかいをあげていても、ノートなど学校関連物や洋服などは親が払っていることが多いよう。それにしても、今も昔もそれほど変わらない子どものおこづか事情が知れて、正直安心しました。

※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケートより。
写真© denebola_h - Fotolia.com

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