コラム

ママ友の非常識、あなたは指摘できる？できない？

更新日：2017.10.28

育った環境が違えば価値観が異なることは少なからずあるものですが、あまりにも非常識だったり、不快だったりすることがあった場合、あなたはズバリ注意したり、指摘することはできますか？
今回は、なかなか対応が難しい“ママ友の非常識”について調査してみました。

大半はやっぱり言わない！でも、遭遇することはあるよね…

「絶対言えませんし、気になったらゆっくり距離をとります」

そう話してくれたのは、2歳の子どもを持つ専業主婦の女性。彼女は、同じ習い事のママ達とお茶をしたときに唖然する出来事に遭遇したそうです。
「習い事のあとママ友と一緒にファミレスに寄りました。夕飯時の少し前だったので店内は空いていたのですが、子どもがはしゃいでも全然注意しないんです。しかも、ビックリするくらい店内をダッシュしまくりで…（笑）。元気なのはいいのですが、せめて親が注意しないと周りに示しがつかないと内心ハラハラしていました」

子どものしつけに関しては、やっぱり考え方の違いを感じる場面は多々あるよう。ほかにも、「序列」に対して違和感を感じたママもいるようです。

「ウチの地区は共働きが多いので、ママコミュニティががっちりあるわけではありません。ただ、そんな中でも少し年上のママが１人だけいて、なんとなくボスっぽい空気を出しているのですが、彼女が何か言うと『じゃあ…』みたいな空気になって、少しやりにくいですね」（28歳／共働き主婦）

リーダーに逆らうと何があるかわからない…、ということでしょうか。そのことが、皆も納得の正しいことであれば問題ないのですが、そうではなかったり、その人本位な考えが元だったりすると納得できませんよね。

注意したら逆ギレされた…

続いては、勇気をもって指摘をしたらとんでもない目にあったという、ママの話をご紹介します。
彼女はそれ以来、その場所に行くのがためらわれるのだとか…。

「近所の児童館のようなところで、子どもを遊ばせていたときのこと。私の子どもは、おもちゃなどを『貸して』などと言えないタイプなのですが、ある子が持っているオモチャが気になったらしく、とりあえずその子が遊び飽きるまでしばらく待ってみることにしました。でも、なかなか手放さないので、子どもと一緒に『よかったら、次貸してくれないかな？』って声をかけたんです。そしたら、その子が『嫌だ！』って（笑）。でも、その後その子は、そのオモチャを手に持ったまま他の遊びを始めたんです。だから、近くにいた親御さんに改めて『長時間遊ばれているので、オモチャを次に貸してくれませんか？』って頼んだんです。そしたら大きな声で『せっかく遊んでたのにね～』って嫌味で返されました…。『おもちゃ、取り上げられちゃったねー』って言われて、そうじゃないでしょ…って思って悔しかったです」（31歳／専業主婦）

なんだか、こんな風にリアクションされたら嫌な気持ちだけが残りますよね…。
子どもたちがスムースに遊べるように、ママたちはお互いに少しずつ気を遣い合えば何の問題もないことなのに。

いかがでしたか？　あなたがこんな場面に遭遇したら指摘できますか？
ちなみに筆者は、まだママではありませんが多分指摘できません（笑）。やっぱり伝え方を失敗したときのリスクが怖いですからね…。コミュニケーションって案外、個々人の価値観が確立してしまう大人こそ、年々難しくなっていく問題なのかもしれませんね。

＜プロフィール＞
おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆中。
http://www.oshimarie.com

写真© suna - Fotolia.com

Profileおおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなどの商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆。

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