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使い心地をチェック!本当に暖かい?
寝袋はコンパクトに折りたたまれているので、広げて使います。
広げたときのサイズは約100cm×200cm。ゆとりのあるサイズで、標準的な体型の方は無理なく使えそうですね。
私は肩までしっかり入れることができました。
※頭からかぶると窒息の可能性があります。小さなお子様の使用時は注意が必要です。
寝袋の口を広げると、確かに袋状になっています。実際に体を入れて、使い心地をチェックしてみました。
薄いアルミシートなので仕方ないけれど、クッション性はゼロ!寝心地の良さは期待できません。
ただ、保温力はちゃんとあり、寝袋に入ってしばらくすると汗ばんできました。体温が袋の中でこもり、暖かくなるようです。
温度を測ると、外の気温は25度、寝袋の中は27度。気温が高い日だったので大きな違いは出なかったけれど、寒い季節は温度差が大きくなりそうですね。
使用時に気になったのが、ガサガサと音がすること。足を動かすとガサガサ。寝返りを打つとガサガサ。動くたびに音が鳴るので、安眠は難しそう……。
でも、通常のエマージェンシーシートよりは使いやすい印象です。袋状なので風が吹き込みにくいし、寝返りを打ったときにズレてしまうこともありません。
冷えやすい足元が温まるのも大きなメリットです。
寝袋なのにコンパクト
一般的な寝袋は、折りたたみ時でもそれなりの大きさがありますよね。
一方この寝袋は、手のひらサイズ。ポケットティッシュくらいで、携帯しやすい大きさです。
通常のエマージェンシーシートと比べても、少し大きいくらい。写真右がエマージェンシーシート、左が「保温アルミ寝袋」です。
厚みは多少あるものの、重たさに大きな違いはありません。
エマージェンシーシートは100均でも購入できますが、個人的には寝袋のほうがおすすめ。
体を入れたら手を離しても風に飛ばされないし、着替え時に周囲の視線を遮ることもできます。寝袋としての機能は高くないけれど、あると何かと助かりそうです。
ちなみに、寝袋の青いラインはテープです。実は、アルミのシートをテープでとめただけ。
簡易設計ですが、非常時に自分で袋状に作業するのは大変ですよね。ダイソーさんよく考えたなと舌を巻いちゃいました。
ありそうでない防災グッズで、価格もお手頃。家族分を揃えたい方にもおすすめですよ。
商品情報:保温アルミ寝袋 330円(税込)/ダイソー
※2024年10月時点の情報です。
撮影・文/小町ねず
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