コラム

図々しいにもほどがある！迷惑千万なママ友エピソード

更新日：2017.10.28

家事に育児に仕事にと大忙しの女性たち。だからこそ同じ境遇にいるママ友は、ときに頼ったり頼られたりと助けになる存在ですよね。
だけどなかには「ちょっとそれ、甘えすぎじゃない？」なんて、度の過ぎたお願いごとをしてくるママ友もいるようで…。
でも、苦情を言いたいけれど今後のお付き合いのことを考えるとハッキリも言えずに悶々と…という、そんなママたちの内なる声をアンケートで集めてみました。

大変なのはわかるけど…「お仕事がらみ」型

・「専業主婦で家にいたとき、近所のママ友から『子どもを１日預かって欲しい』と言われて預かったのですが、それで味をしめたのか、以降度々同じ頼みごとをされるように。私が働きに出ることで解決したけど、あの図々しさには参りました」

・「『職場に急に呼び出されたから、うちの子も一緒にご飯を食べさせて』と当たり前のように預けていく友人がいる。どんなご立派な仕事か知らないが、ありえないでしょ」

・「仕事中のママ友から突然電話があり、『今、テレビでやっている番組を録画して！』とお願いされたことが。専業主婦の私なら家にいるだろうということで頼んできたみたいですが、やっぱり少しムカつきました」

・「子どもが同じ保育園に通うママ友は、私が二人目を妊娠して産休に入ったとたん、残業で帰りが遅くなるときのお迎えを頼んでくるようになった。しかも毎回。いくらなんでも甘えすぎ！」

・「ママ友が『某団体の会員になって』と何度も勧誘してくる。その団体自体は立派だと思うけど、月々の会費や会員に課せられる役割のハードルが高いので丁重にお断りしてるのですが、そのたびにいちいち突っかかってくるので面倒くさい。熱心なのはいいけど、本当に困るんだよなぁ～」

目の前の仕事に夢中になると、周囲のことが見えなくなりがちになるのは多くの人に言えることですが、一方的になりすぎると「なぜ、仕事のしわよせが家族でもない私に？」ということになってしまいますよね。

これってギブ＆ギブな関係では…「やって」「連れてって」型

・「コストコの会員であることをうっかり言ってしまったために、『一度連れて行って』と頼まれ同行したら、『また今度もお願いね』とか『今度いつ行くの？』とか催促されるように。いい加減、自分で会員費を払ってほしいなと思います」

・「『下の子のサッカーの試合の応援に行かなきゃいけないから、上の子どもの発表会の写真を撮ってきてくれない？』と頼まれたことがあります。私は、あなたのお子さんの専属カメラマンですか？」

・「ママ友に『●●さん（ママ友仲間）を家まで送ってきてくれない』と言われた。私の近くに住む共通のママ友に用があったらしく、“その人を家まで車で迎えに行き、そのまま自分の家まで送ってきてほしい”ということらしいのですが、あまりの図々しいお願いに今後の付き合いを考えました」

・「『用事があるのに、子ども(3歳)を預けられない』と友人が困っていたので、『夕方までなら』と預かってあげることに。そろそろお迎えの時間という頃に電話がかかってきて、『できたらご飯を食べさせて、お風呂に入れておいてくれると助かるんだけど』と言われ、目が点に…。我が家は“おばあちゃん家”じゃない！」

・「遊びに来るたびに、毎回夕飯まで食べていくママ友家族。それが連日続くと本当に図々しいと思ってしまう」

頼む方は気軽でも、頼まれた方はけっこう重い！　「困ったときはお互い様」ではありますが、あんまり図々しすぎると嫌われますよ。

コロコロから車まで…「ちょうだい」「貸して」型

・「『家のコロコロがなくなったから、予備のコロコロがあったら頂戴』と言われました。どこにでも売っているものなんだから、貰うんじゃなくて買えばいいのでは？」

・「2年ぶりに連絡をしてきた高校時代の友人。何かと思えば、いきなり『iPhoneの充電器の余りがあれば欲しい。家まで郵送してくれない？』とのこと。買えよ！」

・「『連休に家族で旅行に行くことになったから、あなたのワンボックスカー貸して』って言われたときは、『なんで我が家がお宅のためにそこまでしなきゃならないの？』と頭の中がハテナでいっぱいに…。もちろん『うちの車は、保険が家族限定だから』と断りました」

・「海外在住の友人に、『日本へ帰国したときにコンタクトレンズを買いたいけど、保険証が必要だから貸して』と言われた。そんなことをしたら犯罪ですから！」

・「古くからの友人が『お金を貸してほしい』と言ってきたときは、さすがに図々しいと思いました。近所に親も祖父母もいるでしょうが！」

「どうぞ」「あげる」と言われても、一度は遠慮してみせる我が国民性において、ここまでの図々しさは親やきょうだいなどにのみ用いられるもの、ですよね。もちろん、ときには親きょうだい、夫よりも“わかりあえる”ことがあるママ友ではありますが、これから長く続く関係性をよりよく保つためにも、「親しき仲にも礼儀あり」は忘れずにいたいですね。

文／和田玲子
※既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© lozochka - Fotolia.com

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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