子どもの安全を守るためのアイテムとしてイメージされることの多い「防犯ブザー」。大人になると、なぜか持たなくなりがちですが、安全のためにも改めて持ち歩きを検討してみませんか。
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今回は、大人も防犯ブザーを持っておくべき理由と防犯ブザーの選び方、そして防犯対策に役立つ警視庁のアプリ『Digi Police』についてご紹介します。
防犯ブザーが役立つ場面とは!大人も備えておくべき4つの理由
いざという時、恐怖やパニックで体が硬直し、声が出なくなることは誰にでも起こり得ます。また、普段から大声を出すことに抵抗がある方もいるでしょう。
そんな時、防犯ブザーは自分の代わりに、周囲に危険を知らせる強力なツールとなります。ときには、外出時だけでなく、お家にいるときに役立つ場合も!改めて防犯ブザーの使用シーンについて振り返りましょう。
1. 外出時に犯罪から身を守るために
痴漢やストーカー、ひったくりなど、身の危険を感じたとき、第一に身を守ってくれるのが防犯ブザーです。夜道の一人歩きなどの不安な状況で「もしかして…」と感じたら、迷わず防犯ブザーを手に取りましょう。
大きな音で周囲に危険を知らせるだけでなく、一瞬だけ鳴らす、防犯ブザーの存在を見せるだけでも、犯罪抑止への効果に期待できます。電車内で犯罪被害にあったときも、手にとって見せるだけで、一時的に被害をとめられる可能性があります。
防犯ブザーは、日々の安全を守るための小さな用心棒。バッグやポケットなど、すぐに取り出せる場所に備えて、日頃から持ち歩く習慣をつけませんか。小さな防犯ブザーが、毎日の大きな安心につながるはずです。
2. 旅行時の盗難防止に活用
旅行先などで荷物が多いとき、置き引きやひったくり防止に防犯ブザーが役立ちます。
防犯ブザーをスーツケースやリュックなどに付けて、結束バンドなどでしっかりと固定しましょう。ピンの紐を自分で持っておけば、万が一荷物が盗まれた際にピンが外れ、大きな音で周囲に異常を知らせることができます。
ポイントは、ブザーを簡単に外せないように固定しておくこと。盗んだ犯人は、壊したり、取り外さない限り、音を止められないので、盗難を諦める可能性が高まります!
3. 宅内の侵入防止、強引なセールスの撃退に
もし家に防犯ブザーが余っている場合は、お家の玄関ドアや窓に取り付けておけば、侵入防止のアラームとしても活用できます。
玄関先に用意しておけば、悪質な訪問販売や、強引なセールスに困ったときにも防犯ブザーが活躍!特にご高齢の方を標的にした訪問販売は、言葉で伝えてもしつこく食い下がる場合があるので、撃退用に備えておくと安心です。
4. 災害、病気など声が出せない状況で助けを求めるときに
災害時や急病で声が出せない状況で助けを求めたいときにも防犯ブザーが活躍します。
例えば、地震で家屋が倒壊し、閉じ込められてしまったとき。声を出しても届かない、声を出せない状況で、防犯ブザーの音は、自分の居場所を救助隊に知らせるための緊急信号になります。防災バッグの中には、防犯ブザー、防災用ホイッスルを備えておきましょう。
自宅で突然の病気やケガに見舞われ、声が出せない状況でも、防犯ブザーの音は近隣住民や通行人に異変を知らせ、救急車を呼ぶきっかけを作ります。
防犯ブザーは、犯罪だけでなく災害や病気など、さまざまな緊急時において、命を守るための重要なツールとなり得るのです。
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