コラム

片づけ嫌いな子どもをその気にさせる“魔法の声掛けテクニック”7選

更新日：2017.10.28

子どもがいると、どうしても部屋は散らかってしまうもの…。とはいえ、来客や家事の都合もあるため、そのままにはしておけないですよね。
そこで、なかなか重い腰を上げてくれない子どもたちをその気にさせる“片づけテクニック”を色々とご紹介したいと思います。

１．「よーい、ドン！」で競争

かけ声とともに、大人VS子どもでお片づけ競争を始めれば、多くの子どもは目の色を変えてオモチャを両手に抱え集めはじめるはず。このときポイントなのは、“子どもに花を持たせる”こと。
あえて子どもの近くにあるオモチャに手を伸ばし、タッチの差で子どもに取らせるといった演出を加えると喜び、モチベーションアップに繋がりますよ。
兄弟のいる場合には兄弟間で競争させたくなってしまうママも多いかと思いますが、片づけのための口実とはいえ、子どもたちにとっては“真剣勝負”となりケンカの発端となりがち。なので、負け役は大人が引き受けておくと後がラクです。

２．「オモチャ箱に食べさせる」作戦

楽しく片づけができる方法として、オモチャ箱を生き物に見立て「お腹いっぱいにしてあげよう」と促すテクニックもあります。蓋付きの箱なら「アーン」と口を開けるような動きを加えてあげると、臨場感が出ますね。
キャラクターや動物のイラストがついているなら、それらに見立ててもいいですし、何もなくても意外と盛り上がりますよ。
こちらもまた兄弟がいる場合は、“オモチャ箱のお世話係”という名の現場監督争いが起きがちですので、大人が主導してあげるとスムーズに進みます。

３．「●●が見てるよ」と声かけ

クリスマスシーズンであれば“サンタさん”、大好きな絵本やキャラクターがいればそれらを取り入れて、「片づけをする姿を見せてあげよう」と声かけするのも効果的です。
ある程度の年齢になってくると、「ホントに見ているの？」と疑念を持つようにもなってきますが、そんなときは子どもへストレートに伝えるのではなく「●●、今日は見てるのかなぁ～」などと独りごと風に呟いてみるのがポイント。
片づけの声かけというと、“鬼が来る”“プレゼント貰えないよ”といったネガティブな例えになりがちですが、それは片づけ嫌いを助長しているだけですよ。

４．「テーマソング」を設定する

園や小学校へ通う年齢の子どもにとくにウケがいいのが“お片づけソング作戦”です。
子ども向けのノリがよい曲をチョイスして流してあげることで、自然とテンションが上がり、動きやすくなる傾向があるよう。
集団生活の中でも音楽を使った気持ちの切り替え手法は取り入れられることが多いので、馴染みやすさもあります。続けることで習慣化するので、はじめは食いつきが悪くても、後々ラクになるかもしれませんよ。

５．「タイムアタック」でスピードアップ

目先を変えてやる気を出させたいときは、ストップウォッチなどで片づけにかかった時間を計ってあげる方法がオススメです。
実際のタイムはそれほど重要ではなく、“計測中”という状況に対して、子どもはやる気が出てくるのです。友達と遊んでいるときなどに取り入れれば、みんなで盛り上がれそうですよね。

６．「チーム分け」で分担

ぬいぐるみやおままごと、車にブロック…と、さまざま々な種類のオモチャを広げてしまったときは、チーム分けをして片づけるのがよいでしょう。
「●●チーム」と任命されることで、子どももやる気を出して責任感を持ってくれますよ。片づけ途中に呼びかけるときも「●●チームさん！」と呼べば、臨場感が出ますね。
●７．「ママのお手伝い」として頼む
「片づけは子どもの仕事」と親は考えがちですが、たまには目線を変えて「片づけをするママを手伝って」というスタンスにしてみてはいかがでしょうか。
普段は面倒くさがってやらないことでも、“手伝い”の名目をつけてあげると喜んで動いてくれたりしますよ。そのときに、「ありがとう」「たすかるよ」と声かけしてあげることも大切です。

毎回同じ方法だとマンネリしてしまうので、シチュエーションや時間に合わせていろいろな方法を使い分けていくのがオススメです。
もし、まだ試したことのない方法があれば、ぜひ日々のお片づけタイムに取り入れてみてくださいね。

＜プロフィール＞
りうな
ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

写真© chihana - Fotolia.com

Profileりうな

ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

編集部ピックアップ

PR『ペントハウス』韓ドラ初心者でもハマる人続出！みんなのリアルな声から分かったおすすめポイント5

「子ども時代にゼッタイに必要な体験」とは？哲学者と教育専門家の回答がさすがだった！

「なにこれ、指が痛いんだけど…」40歳を目前にして訪れた不調。原因はまさかの…！？〈マンガ・4人目が欲しい〉

朝なのに背中ガチガチ！まるで超合金！！あんたガンダム！？【10秒筋膜ほぐしマンガ #01】

【大人の動物占い®】それぞれの動物の「基本性格＆カラーごとの特徴」をチェック