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更年期は「心臓」が危ない!息切れ・動悸にひそむ危険な病とは。薬剤師が解説

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更年期は「心臓」が危ない!息切れ・動悸にひそむ危険な病とは。薬剤師が解説

「最近、動悸や息切れが気になる」「安静にしていても苦しくなる」。このような悩みを抱えている人は、「微小血管狭心症」という病気の可能性があります。微小血管狭心症が更年期の女性に多い原因や病院を受診する目安について、薬剤師の視点から解説していきます。

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微小血管狭心症とは?

心臓の筋肉に血液を送っている「冠動脈」の微小血管が十分に拡張しなかったり、異常に収縮したりすることで、一時的に心臓の筋肉に血液が行きわたらなくなり、動悸や胸の痛みが起きるのが微小血管狭心症です。

微小血管狭心症の詳しい症状や発生するタイミング、原因などを確認していきましょう。

微小血管狭心症の症状

微小血管狭心症の症状は、主に以下の通りです。

胸が締めつけられるような不快感や痛み

呼吸困難感

吐き気

胃や背中の痛み

あごやのど、耳の後部の痛み

奥歯のズキズキとした痛み

このような症状を自覚した場合、微小血管狭心症の可能性があるかもしれません。

微小血管狭心症が発生するタイミングは?

微小血管狭心症は前触れなどがなく、安静にしているときに突然発症することが多いといわれています。

発症した場合、ほとんどのケースでは数分で症状がおさまらず、数十分~数時間は症状が続くようです。

微小血管狭心症の原因

更年期になり、女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が減ることが、微小血管狭心症の原因のひとつであるといわれています。

エストロゲンは心血管系に対し、血管弛緩作用・脂質代謝改善作用・抗酸化作用などの保護作用を持っていますが、閉経に伴いエストロゲンの分泌が減ることで、その保護作用が失われます。

さらに、エストロゲンの分泌が減る40代前半~50代後半の更年期は、一般的に仕事の責任が増えたり家族の進学・就職の問題が出てきたりするなど、ストレスもかかる時期です。

このような精神的なストレスも微小血管狭心症を引き起こす原因だと考えられています。

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