ヒメオドリコソウはシソ科の越年草で、淡いピンク色に薄紫を混ぜた花を咲かせます。
茎は四角で、スペード型の葉が対生します。春には道端や畑などで群生し、特に上の葉にしその葉に似た赤みがあります。
明治時代にヨーロッパから日本に入ってきた外来種だそうで、今では、日本全土に見られるそう。
撮影時期は3月末ですが、過ごしやすい気候の中、身近な場所で自生していました。
北アメリカでは侵入植物種として分類されることもあるほど、繁殖力が強い野草でもあるようです。
ヒメオドリコソウの開花時期は、3月~4月頃。
ヒメオドリコソウの花言葉は「春の幸せ」「快活 」「陽気」 「愛嬌」!
素敵な明るい花言葉ばかりですね。
ヒメオドリコソウの花は唇形で、ついこの間観察したホトケノザのお花の形と似ているんです!
唇形だと、下の花びらが蜜を吸う昆虫の足場となるそうで、昆虫は蜜を求めて花の中に入り、体に花粉を付着させて次の花へ移動するそうです。
ミツバチなどにとって蜜の供給源場所であり、昆虫達に愛されてる植物なのですね。
この場所は、昆虫達の楽園なんですねー!
ヒメオドリコソウの名前の由来は、白い花を咲かせるオドリコソウに似ていることつけられたそうです。
こちらのヒメオドリコソウはオドリコソウよりも小さいため、「姫」がついています。
葉っぱの形が段々になっていて、踊っているように見えることからも名前が付けられました。ちょっと、妖怪のような姿で個性的ですよね!
傘の形の一つ目の妖怪に似ていませんか?この姿で踊られたら、ちょっと怖いですよねー!
ちょっと可愛く不気味な姿ですが、お子様やペットに危害を加えることはなさそうな雑草なので、散歩途中で見かけても、わざわざ避けて通ることもなさそうですね。
冬の寒さから一変して植物が芽吹く春の季節は、心が軽くなるような気持ちになりますね。そんな時期には、春の野草を愛でてみませんか?
毒のない野草なら、少し摘んで小瓶に生けて楽しむこともできますね。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます