コラム

主婦100人が振り返る…夫婦ゲンカの“珍”原因

更新日：2017.10.28

長い間連れそっていると、ささいなことでも勃発してしまうのが夫婦ゲンカですよね。
あとで思い返してみると、バカバカしいと思う理由だったりするものですが、そのときはついつい本気になってしまうもの。
そこで今回は、主婦100人に「くだらない理由だったな…と思う夫婦ゲンカのきっかけ」について教えてもらいました。

食べ物の恨みは恐ろしい……

・「お風呂から出たら“プリン”を食べようと楽しみにしていたのに、旦那に先に食べられてしまってケンカになったことがある」

・「頑張って働いたある日の夕方、『昨日買っておいた“プリンパフェ”が早く食べたいな』とワクワクしながら帰ったら、夫にプリンパフェが食べられていました。カーッとなって『何で全部食べたわけ？』と怒ったら、夫が逆ギレしてきてケンカに…。また買ってくれば済む話だったんですけどね～」

・「仕事から帰ったら食べようと思っていた“みたらし団子”が食べられていたので」

「食べ物を勝手に食べられた！」という怒りは、圧倒的に女性のほうが大きいよう。男性にしてみればささいなことなのかもしれませんが、奥さんたちの食べ物に対する恨みは深～いのです。

意外に深い？！みかんの剥き方問題

・「みかんの中の薄皮をきれいに剥くか剥かないかで、なぜか壮大なケンカになりました」

・「ミカンの剥き方の違いでケンカしたことがあります。上から剥き始めるか底から剥き始めるか…くだらなすぎる…」

そういえば「ガリバー旅行記」でも、“卵のからを上から剥くか、下から剥くか”が原因で2つの国が戦争になったという話が出てきましが、どちらでもよいことでも、なぜか争いになってしまう…、それが人間というものなのでしょうか。

果てしなく続く「ご飯のおかず」論争

・「“おでん”でご飯を食べられるかどうかで喧嘩になりました。私は“おでんはおかずになる”と思っていて、まさか、おかずにならないと思っている人がいるとは知らず、夫に『飯くわん！』と言われてケンカになりました」

・「新婚の頃、シチューを作ったときに白いご飯を出したら、夫に『シチューにはパンでしょ！　ご飯なんてありえない！』と怒られケンカになりました。しばらくして夫の実家に行くと、白いご飯とサバの味噌煮とみそ汁のお椀に入ったシチューが出てきた…。今となっては、夫はパンに憧れてたんだろうなぁ～と思います」

・「焼きナスが“おかず”としてご飯と一緒に食べられるか食べられないか、というケンカをしたな～」

男性は「ご飯のおかずになるかどうか」っていうことを結構気にしますよね。とりあえず、四の五の言わずに「なんでもおかずにして食べてほしい！」というのが主婦の願いではあるんですけどね～。

調味料の好みで激しいバトル

・「コロッケにソースをかけるか（主人）、醤油をかけるか（私）でケンカした」

・「目玉焼きにソースをかける私を猛烈な勢いで非難してきたので、ケンカになりました」

・「卵焼きにケチャップと醤油のどっちをかけるかの言い争いから、ケンカに発展してしまいました。うちでは、子どもはケチャップ派で、旦那は醤油派ですが、私はどうしても子どもに合わせてしまいます」

ソースをかけるか、しょうゆをかけるか、はたまたケチャップか…。他人にはバカらしいことでも、本人たちはいたって大真面目。どうでもいいといえば、どうでもいいのですが…。

外食するにも一苦労

・「デートのお店を決める際に、お互いの意見がバラバラでまとまらず、結局出かけるのをやめました」

・「外で夜ご飯を食べようとなったのに、和洋中の何を食べるかでケンカになり、結局家で食べることに」

・「外食しようというときに、どこがいいか聞かれたので『回転ずしがいい』と言ったのに、突然ステーキ屋のパーキングに入っていったので頭にきた」

たまの外食も、夫婦の意見が食い違うと大変です。お店が決まるまで何十分もかかったり、時には外出自体が中止になることも…。好みのものを食べたいという欲望を、互い譲らないと大変なことになってしまう、という例でした。

子育ての分担で大ゲンカ

・「子どものお世話に関して、『いつも私ばっかり！』『そんなん言うなら、一生手伝わないからな！』という言い合いをした」

・「トイレから子どもに『お尻を拭いてー！』と呼ばれたときに、どっちが行くかでケンカをしました。普段はそんなことでは揉めないのに、そのときはサッカーの試合をテレビで観ている最中だったのでケンカに…。今考えると非常にくだらないケンカだったと思う」

・「子どもをどっちがお風呂に入れるかということでケンカになりました。あまり明確に役割分担をすると片方に負担ばかりかけてしまうため、どんなにお互いに忙しくても協力し合ってやらなきゃいけないということが冷静になってわかった」

子育て中の夫婦はどうしても喧嘩が多くなってしまいますが、負担が重い方をもう一方が気遣えるかどうかがカギですね。けれど、喧嘩をしても、子どものためになんとかやっていくのが、これもまた夫婦というもの。

あまりに低レベルな争い

・「夫がへんなあだ名をつけてきたので、仕返しをしてという攻防を繰り広げたことがあります。考えてみればくだらなすぎる…」

・「夫と対戦ゲームをすると必ず負けるのですが、どうしても勝ちたくてムキになって何度もチャレンジするのですが、それでも負けて…、私が一方的に怒ってよくケンカの原因になっている」

・「テレビのチャンネル争いをしていて、大ゲンカに発展してしまった」

・「モノマネをしたら『似ていない』と言われて、2人で競った。どっちも似ていなかったと思う」

“夫婦ゲンカは犬も食わない”と言いますが、他人から見たらくだらないことでも、本人たちは真剣そのもの。けれど、そんなつまらないことで言い合いできるのも、実は夫婦の醍醐味!かもしれませんよね。今年もみなさん、ケンカしながらも仲良く生活していきましょう！

文／吉田直子
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© WavebreakmediaMicro - Fotolia.com

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