《step6》モルタル造形フェンスDIY! エイジングペイント塗り方編

《step6》モルタル造形フェンスDIY! エイジングペイント塗り方編
投稿日: 2017年10月18日 更新日: 2017年11月17日
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2016'9月より参加させて頂きました。 2013'7月に現在のリフォーム済み...
みなさんこんにちは!
秋も深まりあちこちで紅葉が見れるようになってきました♪

冬が来て雪が降る前にと進めていた我が家の道路側に建てたモルタル造形で造るフェンスですが、前回モルタルの造形を終えいよいよ最終段階のペイントの工程になりました。
秋雨前線の影響もあり雨の日や曇りが続きましたが、ようやく全ての面を塗装し完成しました~~~♪♪

今回はモルタル造形の壁面に施したエイジングペイントをご紹介します!!

材料

  • 下地シーラー(水性カチオン系) :1~4ℓ
  • 水性塗料(つや消し白) :0.7ℓ
  • 水性塗料各色(つや消し系) :お好みのカラー
  • 水性塗料(つや消しクリア) :0.7ℓ
  • 刷毛各サイズ :各1本づつ
  • 筆(ナイロン系)平太、平細 :各1本づつ
  • 筆(ナイロン系)丸太、丸細 :各1本づつ
  • スポンジ又は海綿 :1
  • タオル地の手ぬぐい :1~2
  • 霧吹き :1
  • その他(筆洗いカップ、パレット用カップ) :数個
  • バケツ等 :1

シーラー塗り!

シーラー塗り!

モルタル造形の最終工程ですが石、レンガ、木、漆喰等々異なった物の表情をモルタルで造形した上にペイントで更にその物の質感を付けていきます。
何年もの時を経て古び朽ちた質感を表現していくエイジング塗装をしていきます。

《step1》モルタル造形フェンスDIY! レンガ柱の造り方編
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2017年6月6日
皆さんこんにちは。 真夏日が続く今日この頃!いかがお過ごしでしょうか? DIYをするにはお天気続きでいいですね! さて今回はお庭の外構DIYに続き、玄関側で北側に当たる道路側のフェンス造りのDIYの方をご紹介していきます。 北側フェンスは冬場の除雪によりアルミフェンスがへし折れ、グラグラで危険な状態でした。 何回直してもまた雪の季節に除雪車により壊されの繰り返し・・・(´;ω;`)ウッ… そこで丈夫なフェンスをDIYする事になりました。 お庭側の塗り壁フェンス同様、長編になりますのでステップ毎にご紹介していきたいと思います。 まずは構想ですが・・・ 全長約12メートルのフェンスで所々にレンガ柱、フェンスはブロック積でベースを造り壁面はモルタル造形を施して装飾していきます。 フェンス中ほどにはモルタル造形での創作花壇を設けその背後が浴室の窓があるので、枕木又は角柱にて目隠しを作ります。 構想はこんな感じですが ステップ1としてレンガ柱の造り方からご紹介していきたいと思います!!
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《step2》モルタル造形フェンスDIY! ブロック積基礎の造り方編
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2017年6月13日
皆さんこんにちは。KOBです。 いつも沢山の”ステキ”等々ありがとうございます。 さてさて今回は我が家の北側道路に面したフェンス造りの続きを紹介していきたいと思います。 『《step1》モルタル造形フェンスDIY! レンガ柱の造り方編』ではアクセントとなるレンガ柱を建てましたが、今回はこのレンガ柱の間にブロックを積んでフェンスとなる塀を造っていきますので、その基礎となる部分の造り方をご紹介します! この為大きく育ったコニファーやお花達は一旦鉢植えにして移動させました???
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《step3》モルタル造形フェンスDIY! ブロック塀の積み方編
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2017年6月17日
みなさんこんにちは(*'ω'*)/ 各地で梅雨入りしましたが比較的私の地域では雨が少なく、ガーデニングやDIYするにはそれほど暑くもなくちょうど良い季節です!! そんな中、場所を変えて進めていたモルタル造形のフェンスのベースとなるブロック積が完成しました(*^^)v お庭側の塗り壁フェンスもこの場所のフェンスも同じブロック積の塀がベースとなっていますので、デザインや大きさが違うだけでほぼ同一の作業ですが・・・ 今回はこのブロック塀の積み方をご紹介します!!
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《step4》モルタル造形フェンスDIY! 擬木の造り方編
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皆さんこんにちは! 涼しくなり季節はすっかり秋になりました。 日は短くなりましたが、外構DIYはしやすい陽気ですね!! Step毎に進めているモルタル造形ですが、モルタル造形の1つとして モルタルで造る擬木の造り方をご紹介したいと思います。 材料もDIYで出来る様、殆どがホームセンターで購入できるもので造りました。
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《step5》モルタル造形フェンスDIY! 擬石とレンガとプラスターの造り方編
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2017年10月13日
皆さんこんにちは! 季節はすっかり秋ですね!先週末はどういう訳か夏日がありましたが、暑いとはいえ朝晩は大分涼しくなりました。 DIYをされる方々は真夏より作業がしやすい季節ですね~(*^▽^*)/ さて今回は『《step4》モルタル造形フェンスDIY! 擬木の造り方編』に続き、モルタル造形でも定番である石とレンガの作り方をご紹介したいと思います。 普通では完成の形しか見られない訳ですが、途中段階でのモルタル肌のままの擬石、レンガはどのようになっているのか!? そんな工程をご紹介します(^_-)-☆
2017年10月13日


モルタルに直接カラーを入れると経年劣化にてカラーが剥がれてしまう恐れがありますので、必ず下地処理としてシーラーを塗っていきます。

今回使用したシーラーは水性カチオン系のシーラーです。

シーラーの塗り方!

シーラーの塗り方!

シーラーを塗る事によりモルタル面との密着を良くし水分の吸水を止めてモルタル面や塗装面をより強靭にする事が出来ます。

1.塗装面の油分や汚れを綺麗にしておきます。

2.大き目の平太刷毛を使ってシーラーを全体に塗り込みます。
今回は透明タイプのシーラーを使いましたが乾燥後に透明になるタイプで元は乳白色です。
厚く塗り過ぎると乳白色のままになってしまうのでなるべく均一に塗り伸ばします。

3.モルタル造形ではアンティークな感じを出す為、素材の巣穴や崩れ、傷み等の表情を付けますので表面が比較的凸凹しています。

刷毛等では小さな穴や窪みにシーラーが入りずらいのでスポンジを使って叩くようにして塗ると巣穴や窪みに良く入り込みます。

4.全面全てに塗り終えたらシーラーの説明書通りの乾燥時間で乾かします。
おおむね1時間~で乾燥します。

下塗りホワイト!

下塗りホワイト!

シーラーが乾いたら各素材のカラーを発色しやすくする為全体をホワイトで下塗りします。
今回の塗装は全て水性の物を使いました。

水性の物は用具の洗いや取り扱いが比較的簡単なのと臭気も無く環境にもやさしいです。
乾燥後は耐水性や耐久性も油性に比べ劣らず強靭になります。

1.今回はつや消し白を使いました。艶有りでも大丈夫ですが、乾燥後表面がツルツルになるので薄めのカラーを入れた時に垂れやすく思う様に色が入らない場合が有りますので、有ればつや消しの方が良いかと思います。

2.下塗りなので全体が塗れれば斑が有っても大丈夫ですが、出来るだけ全面に塗り残しが無い様に塗って下さい。

3.塗り終わったら完全に乾燥させてください。

レンガのべースカラーを塗ります。

レンガのべースカラーを塗ります。

エイジングペイントは薄めの塗りで何色ものカラーを塗り重ね絶妙な色合いを出すので、ベースカラーは比較的薄めの色味を出して塗ります。

ベースカラーは完全に乾燥させてください。

レンガのエイジング塗装と石のベースカラー!

レンガのエイジング塗装と石のベースカラー!

レンガのベースカラーが乾いたら巣穴や窪みに色を入れる為ブラウン系やダークレッド等の濃い目のカラーを入れます。

1.レンガ全体にダーク色を刷毛で塗り、直ぐに霧吹きで水を吹きかけます。

2.霧吹きの水で塗ったカラーが浮き流れますのでタオルやスポンジで叩きながら吸い取ります。
こうする事で窪みや巣穴にだけ色が残り、タオルやスポンジで叩いた部分はほんの少しだけダークカラーのグラデーションが残ります。

3.カラーを変えて2.と同じ工程を何色も入れていくと汚れ傷んだ感じが表現できます。
※色味は段々濃くなっていきますのでお好みの色味でやめて下さい。

4.レンガのカラーを乾燥させている間に次は石のベースカラーを塗ります。

5.エイジングしていくとどうしてもダークな色味になってしまうので、ベースカラーはかなり明るめをチョイスしても大丈夫です。

6.こちらのイエロー色のベースカラーも完全に乾燥させます。

石のエイジングペイント!

石のエイジングペイント!

レンガ同様ダーク色を入れていきます。

画像はグレーを入れた所です。

下地のホワイトに多少掛かっても大丈夫なので大胆にペイントしてみて下さい。

この後オリーブグリーンやライトブラウン、ダークグレー、ダークブラウンを入れました。

石と石の間の目地はかなりダークにするか目地としてベージュやライトブラウン系を入れても良いと思います。

木製板扉エイジング塗装!

木製板扉エイジング塗装!

1.木製扉にはベースとしてライトベージュを塗り、乾燥後ライトグレー、ブラウン、ダークブラウンの順で段々濃くしていき、乾燥後紙やすりで軽く表面を擦り中間とベースカラーが見える位に表面を荒らします。

2.削りカスを刷毛等で綺麗にしライトベージュを全体に塗り、直ぐに霧吹きで水を掛け、流れ出した塗料をタオルやスポンジで叩く様吸い取ります。
※お気に入りの朽ち加減になればOKです!!

丁番のエイジング塗装!!

丁番のエイジング塗装!!

1.丁番はアイアンブラックを塗り鉄の重圧感を出します。

2.乾燥後レッド、ダークブラウン、ダークグレー、ブラックを簡単に混ぜスポンジに取ります。

3.スポンジに取ったカラーをタオルの上で叩き余分なカラーを取ってしまいます。

4.サビをイメージして軽く叩き塗ります。
※一度に多く塗らず、少し塗ったら乾燥、また少し塗ったら乾燥の繰り返しでサビのザラザラ感が出て来ます。

5.丁番の周りの木の部分にサビが滲んでいるかのように丁番周りにもサビ色をボカシ入れます。

漆喰(プラスター)部のエイジング塗装!

漆喰(プラスター)部のエイジング塗装!

1.プラスターの面はアイボリー色でベースを塗ります。

2.乾燥後レンガ、石の境目や剥がれ落ちた部分の淵付近をダークブラウンや、グレーを使ってシャドーを入れていきます。

3.ヒビ割れ部分にはブラックとダークブラウン、ダークグレーで溝内を塗ります。
霧吹きを使って各カラーをにじませていくとそれっぽくなります。

4.霧吹きで垂れた薄いカラーを更に細筆で引きずり水垢の流れた後を表現していきます。
※水垢流れ跡が薄い時は、細筆にカラーを取り上から下に筋を入れ30秒ほど置いて水で絞ったスポンジで軽く叩きながらぼかしを入れていきます。

5.ブラウン、イエロー、オレンジ、グレー等を使ってプラスター面に汚れをイメージしてグラデーションを付けていきます。

6.所々にライトベージュを使ってハイライトを入れより立体感を出していきます。

レンガ、石、木製板扉、プラスターエイジング完成

レンガ、石、木製板扉、プラスターエイジング完成

全ての素材のエイジング塗装が完成しました。

色々な角度や時間帯でバランスを見て、修正したい箇所があればこの段階で修正しておきます。

レンガ柱を挟んで建てた塀は手前道路側、家屋側と奥側道路側、家屋側の4面にモルタル造形エイジングをしました。

手前道路側の面!

手前道路側の面!

既存の基礎を縁石とした部分も積石としてみました。
違和感なく造形フェンスの一部となりました。

笠木石、レンガ、石、擬木、漆喰全てがモルタル造形とエイジングペイントにて完成しました~!

奥側道路側面の完成

奥側道路側面の完成

石は比較的大き目にしどしりとした感じを出してみました。

漆喰部分には英文字も入れいい感じの雰囲気になりました。

手前家屋側完成!

手前家屋側完成!

花壇に有ったガーデンライトの配管を塀の中に埋設して取り付けたウォールランプもいい感じにマッチしてきました(^_-)-☆

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レンガ花壇のレンガと同じレンガをイメージしたモルタル造形でのレンガも違和感なく溶け込んでいます。

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モルタル造形では裏と表で違うデザインや材料を表現でき、ありえない組み合わせと位置関係の物も出来ちゃいます。

奥側家屋側の面完成!

奥側家屋側の面完成!

全ての塀のペイントが完全に乾いたら、トップコートとして水性のつや消しクリヤーで最終の塗装をしておきました。

屋外のペイントなので雨風や紫外線、又は冬場の凍結等により塗装が傷まない様にしっかりと塗装しておきます。

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皆さんこんにちは。 いつも”ステキ” 沢山のご観覧やフォローありがとうございます(^^♪ 我が家では前住人が物置の土間として作ったコンクリート床が割れて、廃材と化した物がいくつかあります。 廃棄するには料金が掛っちゃいますね~(゚Д゚;)っつ そこでこれを使って何か出来ないかと・・・ っと言う事でぇ!!! この廃材のコンクリートの塊(かたまり)をコッツウォルズストーンと言う砂岩に見立て 新たにモルタル造形をし、乱形張りの敷石にしてみました(^_^)v タダの廃コンクリートから洋風なガーデンストーンにリメイクです!! 今回は違った形に替えお庭をデコレーションするモルタル造形(デザインコンクリート)のやり方をご紹介します。
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皆さんこんにちは! 以前から進めていたコンクリートのかたまり廃材を使いモルタル造形で造ったコッツウォルズストーン風乱張りですが、やっと完成しました!! けして高価な材料を使っている訳ではないですが、使い方を工夫してデザインし自分好みにガーデンを造っています(^_-)-☆ モルタル造形はなかなか敷居が高いように思いがちですが、今回の様にコンクリートの廃材を使い、ひと手間かけるだけのモルタル造形なら気軽に手軽に出来るのではないでしょうか!? モルタルで造ったコッツウォルズストーンの敷石ガーデンにお花や雑貨をコラボさせたり、ガーデンストーンやウッドチップ、セダムや芝など色々なアイティムをデコレーションして楽しんでみてはいかがでしょうか!? 今回は自由な発想で造った我が家のお庭をご紹介します(^^♪ 少しでも参考になれば幸いです!!
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約半年の期間で進めてきたモルタル造形のフェンスはようやく最終のペイントも終わり
完成しました~~~(^_-)-☆

全体の感じ!

全体の感じ!

全長約12mの場所にブロックフェンスを建て、モルタル造形をしていく計画です。

現在その1/3がようやく完成しました。

分割してのDIYですが、残り部分はさらにデザインを変え繋げていく予定ですので、また再開した際は都度ご紹介していきますね!!!

コツ・ポイント

エイジングペイントでは、一度に厚く塗装せず何色もの色を使って薄く薄く塗り重ねていきます。

絶妙な透け感とグラデーションを造りながら塗っていくとよりリアルで奥行きのあるペイントが出来ます。

材料もホームセンター等で比較的安価で購入できる物ばかりで作業しました。
小さな物からでも良いので皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか!!

やればやる程はまりますよ~!!
モルタル造形は夢が広がりますね~~~(^^♪


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