現在は花壇の中に差し込み式のローボルトガーデンライトを設置していますが、このフェンスを造るにあたって壁面への壁ライトに変更する為にランプ用の配管を埋設しておきます。
レンガの目地を使ってブロックの中に通します。
配線を隠すことですっきりとしたランプ周りを演出できますね♪
この配線用のPF管も1m数百円で購入できますので安価でDIYが出来ますよ!
前工程で引き廻したランプ用配管はこんな感じでブロックの穴から出しておきました。
ブロックのサイズからあらかじめ算出して出しておいた鉄筋はこのような配置になっています。
ブロックの横幅は基本的には390㎜なので目地幅10㎜をプラスして400㎜になります。
鉄筋はブロックとブロックの間になる場所に立てるので鉄筋同士のピッチは400㎜又は800㎜になります。
画像の鉄筋ピッチは基礎を造った下地の関係で変則的なピッチになっていますが800㎜を越えなければ強度的には十分です。
1段目のブロック積が完成しました!
1段目のブロック積には”基本型”のブロックを使います。
基本型はブロックに貫通の穴が開いた形状の物です。
ブロック積では鉄筋の通っている穴とブロックとブロックが隣り合わせになって出来る穴は全てモルタルで埋めます。
他の穴はモルタルを入れても入れなくても大丈夫ですが、全ての穴にもモルタルを詰める事で塀が一体化し倒れにくい!壊れにくい!”壁”になります。
2段目には”横型”のブロックを積みます。
”横型”のブロックは天端がUの字に溝があってそこに横筋として鉄筋を通します。
この横筋と基礎から立ち上がっている縦筋とを繋ぐことによってブロックの中で鉄筋の枠が出来、より一体化な壁が出来上がっていくという訳です。
横筋を通したら鉄筋を包み込む様にU字型の溝に全てモルタルを詰め込みます。
全ての横溝にモルタルを入れて2段目が積み上がりました。
だいぶ塀らしくなってきました!
3段目は1段目と同じ”基本型”のブロックを積みます。
1段目のブロック積の時にしっかりと水平出しをしておくと2,3,・・・と積んでいく時にすごく楽になります。
ブロック積は1段毎に水糸を引いて高さと通りを出していきますが、私も沢山ブロックを積んできましたので、最近では1段目以降はこの水糸だけで殆ど積み上げ水平器による水平出しは確認程度で積み上げる事が出来るようになってきました。
そして3段目の天端の所でウォールランプ用の配管を手前に出していきます。
ランプの位置は低めなので玄関先の足元全体と花壇全体を照らせる様な感じで進めていきます。
ここにはアンティークなランプを付けていこうと思っていますが、カッコいいランプって意外とお値段高いんですよね(゚Д゚;)
完成するまでには何か良いランプを見つけてみます!
この3段積のブロック高さが今迄立っていたアルミのフェンスとほぼ同じくらいの高さになります。
4段目のブロックですが、この段でブロック積は最後になります。
これ以上高くすると、車で道路に出る際に視界が悪くなってしまって出ずらいんですよね~(´;ω;`)ウッ…
なのでこの高さです。
4段目はブロックをカットしてこんな感じのアールを付けました。
カットする前に4段目にブロックを並べて仮置きし、鉛筆でラインを書いていろいろな角度から眺めてみて最終的なラインを決めました。
本来ならばブロックをモルタルで積んでからその場でカットするのですが、道路脇と言う事で通行する車や人に対して危ないので、仮置きでラインを決め外してから別の安全な場所で1個づつカットしました。
ラインが決まった所で、最上段はU字の溝を切って最後に横筋で〆るので加工しました!
最上段をアールにカットしない場合は、”横型”の溝入りのブロックを使うと何の加工もいりませんね!
4段目もモルタルで積み上げます。
加工したU字の溝に横筋を通した所です。
突き出していた縦筋は少し長めにカットして、先端をUの字に曲げておき、そこに横筋を通して結束線(鉄線)で縛っておきます。
この塀のデザインは一番手前の塀の天端はアール形状にし、手前から2番目の塀に緩やかなラインで繋げていきました。
センター付近はブロック4段の高さで、Rを取りながら2番目の塀に向かってなだらかなラインで繋げていきました。
ほんの3㎝程ですがなだらかな斜めラインにしています。
このブロック塀の天端は石積み風にモルタル造形していきますので、このラインはあくまでもベースとしてのラインです。
完成時は石の感じで凸凹な感じになると思います。
全長約12mのフェンスDIYの内、3分割にした1か所目のベースが完成しました!
次回からはいよいよモルタル造形に挑戦です!!
工程が進みましたら随時ご紹介していきますね!
今回も大掛かりなDIY、モルタル造形ですが私も経験が無いので色々勉強中です。
実際に作業してみた感じやポイントをご紹介していきますので、参考にしてみて下さい。
モルタル造形も小さな雑貨から今回の様に大掛かりな物や家丸ごとなんてのも有りますが、色々なパターンが皆様のDIYのヒントに繋がればいいなって思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました(*^-^*)
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