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悪天候に負けない!気象病の対処法
天気が悪くなるたびに体調不良になると、仕事や日常生活に支障がでてつらいですよね。ここでは、日常生活に取り入れやすい気象病の対処法を解説します。
1.耳のマッサージをする
耳のまわりの血流が悪いと、内耳のリンパ液が滞り頭痛といった気象病の症状が起きやすくなります。そのため、日頃から耳のマッサージをして内耳の血行をよくすることが大切です。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだままグルグル回したりしましょう。1日のなかで3回程度行うことがおすすめです。
2.自律神経のバランスを整える
気象病の原因は、気圧の変化による自律神経の乱れであるため、普段から自律神経を整える工夫をすることが大切です。ぬるめの湯船に浸かったり、ウォーキングや軽めのストレッチをしたりする習慣をつけてみましょう。
3.豆類や海藻類をよく食べる
気象病対策には、からだの水分代謝を改善することが大切です。水の巡りをよくする大豆やあずきといった豆類、昆布やわかめなどの海藻類をよく食べるようにしましょう。
気象病のつらい症状には漢方薬もおすすめ
頭痛やめまいなどの気象病の改善には、耳のマッサージをして血流をよくしたり、入浴や軽い運動で自律神経のバランスを整えたりすることに加えて、漢方薬でからだの内側から働きかけていくのもおすすめです。
気象病による頭痛の原因は、気圧や気温によるからだの水分代謝や自律神経のバランスの乱れと考えられています。
気象病の改善には、
・水分の循環をよくして頭痛やめまいの原因となる内耳のむくみを解消する
・血流をよくして自律神経のバランスを整える
・消化・吸収機能を改善してからだの内側から心を元気にする
などの働きをもつ漢方薬を選び、根本改善を目指します。
漢方薬は、血流や水分バランスを整えることで、「天気に左右されない体質」を作ることができるでしょう。
気象病の症状におすすめの漢方薬を2つ紹介します。
<気象病の症状がある方におすすめの漢方薬>
・五苓散(ごれいさん):水が滞る「水滞」が原因の症状を緩和します。余分な水分を体外に排出することで気象病の頭痛やめまいを緩和し、むくみや二日酔いの頭痛などにも使われます。
・苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう):からだにたまった余分な水分を尿や発汗などで体外に排出することで、耳鳴りやめまい、立ちくらみに働きかけます。
漢方薬は比較的安全だといわれていますが、きちんと合ったものでないと十分な効果を得られないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が適切か見極めるには、専門家のアドバイスに従いましょう。漢方は敷居が高いと感じる方や、近所に漢方薬局や漢方クリニックがないという方には、スマホで気軽に専門家に相談できるオンライン個別相談も話題です。
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普段からの工夫で気象病の症状に備えよう
頭痛やめまいといった症状がでる原因は、気圧の変化を内耳がキャッチして自律神経が乱れてしまうからです。気象病の症状を改善するためには、血流改善や自律神経を整える工夫のほかにも、体質改善を目指せる漢方薬を取り入れる方法があります。普段からのセルフケアで、急な頭痛やだるさに悩まない日々を過ごしましょう!
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師
稲嶺 千春(いなみね ちはる)
製薬企業や調剤薬局に勤務する中で、根本治療の大切さを広めたいと考え、精度の高い漢方をお手頃価格で提供する「あんしん漢方」で情報発信を行う
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