家に呼んでしまったのが運のつき… 傍若無人なふるまいに、なかなか帰ってくれないイライラ。外で会うなら最悪「ほな、さいなら!」で帰ってしまえばいいけれど、追い出すわけにもいかないし。既婚女性100人に聞いた、そんな来客ストレス「もう二度と来て欲しくないお客さん」はいったいどんな人たちだったのでしょうか!
困った家族&親戚
・「義父が嫌。徒歩5分ぐらいの距離に住んでいるけど、朝6時に『おもしろい話聞かせてやる~』とかいっていきなり来る。こっちは仕事の準備もあるし、そもそも寝起き。あー、もう嫌だ嫌だ。一度来たらなかなか帰らない、迷惑じいさんです」(44歳・専業主婦)
・「酔っぱらいの叔父です。年下だからと見くびって新築の家に来て言いたい放題。『こんな高い家を建てたら先は大変!』と。まぁ、やっかみなのはわかりますが、もう二度と来てほしくないです」(45歳・専業主婦)
・「夫の母。夫は長男なので、家をつがずにこちらで家を建てたことが気にいらないらしく、来るたびにちくちくと嫌みを言うんです。この間も『台所の流しが臭う』と言われたけど、姑の家の流しのほうが古くて汚いくせに!」(58才・専業主婦))
・「結婚したばかりの頃、義母が一人で遊びに来た時に小さな孫を勝手にパチンコ店に連れて行ったり、棚の奥にある見えない本を勝手に取り出したり、手帳まで見ていた!ホントにありえない」(50歳・パート)
お姑さんを始めとして、いますね〜、遊びに来たくせになぜか上から目線でものを言ってくる親戚。ほとんどは親心のようなものとは思いますが、近い間柄だけに、訪問もへたに断れず、ストレスたまりまくりそう。
子連れの非常識さん
・「子どもを連れてママ友が遊びに来ました。ママはお部屋を超チェックするし、子供は男の子でソファーからのジャンプを繰り返しているのにママはだんまり。もう来ないで〜」(41歳・無職)
・「お昼過ぎに自宅に遊びに来る約束をしていたのに、突然12時前に来て『気にしないで食べて~』と言いながら、うちの子の食事をのぞき込んでくる人がいた。すごく嫌」(40才・会社員)
・「娘のお友達をハロウィンパーティに呼んだところ、なんとその子の親、姉、弟と、大家族でそろってやって来た。食べ物をそれなりに準備していたが、大食い家族で大変でした...」
・「友達が子どもを連れてやって来たとき、子どもがテンションMAX状態になり家の中を走り回って、しまいには階段から落ちた!」(44才・専業主婦)
・「1歳にも満たないよちよちの子どもを連れて来て、その子がうちのものをなめまっくているのにやめさせず、そのまま放置。なめるなら持参のおもちゃにしてほしかったです」(45才・専業主婦)
小さい子どものいる同士、お互い様なところもありますが、あまりに非常識だと「もう来よばない!」と爆発しそうになりますよね。子連れのお客さんの場合には、とにかく触られたくないものは移動して、リビングは無法地帯と化してもかまわない覚悟で対応を(するしかない?)。
宗教に保険、勧誘もてごわい!
・「とにかく話が長い人が嫌です。しかも宗教の勧誘でした。『神は私たちに幸福を与えてくださっています』などという話に、玄関先で1時間付き合わされた!」(37才・会社員)
・「通っていたジムで知り合った友人を自宅に招いたときの話ですが、気のいい人で家庭の愚痴まで聞いてもらっていたら、突然宗教を勧められて、それ以来我が家に来ては宗教に関する話や書物を持って来たり。断るのに苦労しました。その後引っ越して連絡先は教えませんでした」(45才・専業主婦)
・「宗教の勧誘で来たのが中年の女性と幼稚園児くらいの子供でした。本当の親子かは不明ですが、この子も熱心に信仰していて、などと子どもに実演させてみせ、早く帰ってもらいたいのに言い出しにくく苦痛でした。パンフレットも子どもから手渡させるなど、あまりに姑息すぎる!」(36才・専業主婦)
・「自宅療養中の私を訪ねてきて給付金の話と契約更新の話を延々と玄関先でしていった保険の外交のおばさん。退院したばかりのところに『あなたは病気だから、もう健康じゃないから』と以前と同じ契約は出来ないことを強調。体の具合の悪さに加えて気持ちも落ち込まされました」(40才・会社員)
様々な勧誘は、うっかりドアを開けてしまったら! の悲劇もありますが、保険の大事な話などは招き入れるしかありませんからね。それにしても、長話か短時間かに関わらず、病気の人を追い詰めるような、そんなウツ系営業トークは営業的にどうなんでしょうか!
夫の友達≠自分の友達
・「夫の昔の知り合い。性格が陰気で話していても精気を吸い取られるようで疲れた上、お酒を飲んで酔っ払い、その場に寝てしまった。おかげで夜中にそやつが起きるまでこっちはおちおち眠ることもできず、史上最低の客だった」(49才・専業主婦))
・「旦那の会社の同期の人が飲み会の後に泊まりに来て、アルコール臭とタバコ臭、そして超臭いオヤジ臭!家中臭くて、気分が悪くなり、窓全開で寝ました」(52歳・パート)
・「旦那の友達一家。好きなだけ飲み食いして、子どものマンガを持って行ったうえに返してもらった時は破かれていた。謝罪もなし」(51才・会社員)
・「引っ越しの際、自営業の主人の仕事関係の方が手伝いに来られたのですが、帰った後に『公私混同すんな』とTwitterに愚痴が書かれていたのがとてもいやでした」(32才・専業主婦)
配偶者の友達関係にも、ちょっとどうにかしてよ、の奥様がたもたくさん。夫の大事な友達とはいえ、気心知れた自分の友達とは違いますからね、気も使うし、話が合わないときもあるし? で面倒臭いときもあるんです。ツイッターに書くなんて、いまどきな反撃もツライものがありますね。
昔から、早く帰って欲しいお客さんへのおまじないとして、ほうきを立てたり、ありましたよね。やっぱり直接は言いにくいですもんね。こんな悩みって何十年たっても変わらないんだなぁと遠い目になってしまいますが、やはり、一度嫌な思いをしたお客さんは、もうよばないに限りますね!とはいえ家族・親戚は仕方ないのでしょうか? なるべく短時間で盛り上げて早めに帰っていただく、おもてなしスキルをUPして臨んでみてはいかがでしょう。
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100名を対象に行なったアンケート調査より
月刊誌の編集者からフリーライターに。分野はインテリア、料理、家事全般、美容など。
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