コラム

「第二ボタン」はもう古い？忘れられない卒業式エピソード

更新日：2017.10.28

3月も中旬を過ぎると、街中やニュース番組で袴姿の学生を見かけることが多くなり、自身の卒業式の思い出がよみがえるという人も多いのでは？
そこで今回、主婦100人に「忘れられない卒業式エピソード」を教えてもらいました。

ヲタクぶりに爆笑

・「同じクラスだった天然というか不思議ちゃんの子が、卒業式本番で名前を呼ばれたときに『ほっほーい！』と人気アニメの男の子の返事をして、しんみりしていた場がどよめき、みんなの涙も一瞬にして乾かしてしまった」

・「高校の卒業式でのこと。いつもは大人しくて目立たなかった男の子が、女子の制服（セーラー服）を借りて極限までスカートを短くし、黄色のかつらをかぶって、壇上で某アニメキャラのセリフ『月に代わっておしおきよ』と叫びました。生徒は大喜び、先生たちは大慌て。いい思い出です」

心がほっこり

・「一番下の子の小学校の卒業式のことです。泣いている女の子が何人かいたのですが、うちの子がその子たちに笑いながら話しかけていました。そのうち泣いている子も笑顔になり、みんなうれしそうに最後の歌を歌っていました。それを見たときなんだか心が温かくなりました」

・「卒業式の日、友人の頬に火傷のような真っ赤な傷ができていたので『どうしたの？』と聞くと、『ニキビができそうだったから、タイガーバームを塗ったらこうなった』とのこと。友人は日頃から『タイガーバームは万能薬だ』と豪語し、厚く信頼していただけにショックだったようで、ずっと『タイガーバームめ』と怒っていた。ちょっと可愛かった」

・「何をするにも反抗ばかりしていた息子が、小学校の卒業式の日に、私に手作りのポストカードをプレゼントしてくれました。ポストカードと一緒に『ありがとう』と一言だけ添えて、照れくさそうにくれた息子の姿を見て、本当に嬉しくてついつい泣いてしまいました」

おっちょこちょいぶりを発揮

・「自分の小学校の卒業式でのこと。感動の卒業式も終盤になり、校歌斉唱の場面になりました。母校の校歌は3番まであり、2番と3番の間に間奏があるのですが、感動ムードに浸っていた私は間奏があることをすっかり忘れてしまい、1人で3番を歌い上げていたのでした。ああ～恥ずかしかった」

・「担任の先生が、一人ひとりにプレゼントを用意していたのに渡し忘れて、卒業式後に車で追いかけてきたこと」

・「中学校の卒業式でのこと。クラスメイトのTさんが教室でコートを脱いだところ、着ていた制服はジャケットだけ。しわになったら困ると思い、家を出る直前に履くつもりだったスカートを履き忘れたそうです。真っ青になった彼女ですが、ぎりぎりでお母さんが届けてくれて事なきを得ましたが、忘れられないエピソードです」

好きな人に胸キュン

・「ずっと好きだった先輩に、勇気を出して卒業式の日に告白しました。そのときに『学ランのボタンをください』と伝えたら、学ランごとくれたのは忘れられません」

・「いつもそっけな男友達から、卒業式後に『俺から絶対に離れるなよ』と言われました」

・「高校生活の間ずっと片思いをしていた男の子に、卒業式の数週間前に告白。返事を待っていたけれど、しばらく返事がなくてあきらめていました。けれど、卒業式が終わったらその彼が来てくれて『卒業したけど、これから付き合うからまた会えるよね』と言ってくれました。思い出しても胸キュンしますが、まあ数年後には別れましたけどね」

・「年下の彼氏が学校の正門で待っていてくれて、抱きついて泣いてくれた。今ではその彼は、義理の弟となっています」

人の数だけ思い出はあるものですね。「あぁ～そんなこともあったな～」なんて、昔の出来事に思いを馳せている人も多いのでは？

文／松本玲子
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© hagamera - Fotolia.com

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