コラム

急所に冷却スプレー!?“死ぬかと思った”おマヌケエピソード

更新日：2017.10.28

人に言うのは恥ずかしいほどマヌケな体験だけれど、「これ、死んじゃうの？」と思った究極体験ってありますよね。もちろん、きちんとした大人の男性だって、そういう体験をしていたりするもの。
今回は、既婚男性100人に「死ぬかと思ったマヌケすぎるエピソード」を聞いてみました。

恥ずかしさで即死

恥ずかしさと危険との二重苦で死にたくなるエピソードたちです。

・「18歳の頃、バイト前に昼寝をしていたらギリギリの時間に。急いで着替え、自転車に跨ると……なんか下半身がスースーする……。パンツ一丁で自転車に跨っている自分に気付きました。色々な意味で『死ぬかと思った』です」

・「会社の上司を家に招待したときに、家人が何を勘違いしたのか、カップヌードルを出してきました」

・「部活の遠征場所は女風呂が覗けるという話だったので、風呂場につながる屋根に上ったら、屋根が濡れていたため滑り落ち、あやうく転落死するところだった」

・「小学生の頃、学校の校門前でガンダム発進対決をしていたところ、勢いをつけすぎて発進状態のまま滑って車道に出てしまい、車と衝突しそうになった。間一髪で免れたけど、過去の記憶が走馬灯のように頭をよぎり、死ぬかと思った」

あわや大事故！運転中のヒヤリ

一番多かった「死ぬかと思った」体験は運転中の事故。一瞬の気の緩みや不注意で、死の淵を覗いてしまった方々です。

・「４WDだから平気だと思い、雪の山道をカーナビ頼みでノーマルタイヤのまま走ったときに、雪の少ないところで思いっきりスピンしてしまった。山の斜面に当たって止まったけど、クルクル回っていたときは死ぬかと思った」

・「遠距離恋愛中に夜中に車で帰っていたとき、あまりの睡魔で反対車線を走っていた。ガードレールを突き抜けたら崖だったので危なかった。遠距離恋愛はやめようと思った」

・「学生時代にマイカーで通学していたことがあったのですが、その帰路で中央高速と首都高速を走行していたときに、若かったこともありスピードを出し過ぎたら、新宿付近のカーブで壁に激突しそうになり死ぬかと思いました。それ以降スピードが出せなくなり、今では、制限速度を守って運送業者をやっています」

流されて、夏

陸地も危険だけれど、水関連も危険地帯！　うっかり流されたり、帰れなくなったり……、無謀なチャレンジは禁物です。

・「ゴムボートでバス釣りをしていたら下流に流され、戻るに戻れなくなったため崖をよじ登るようにして命からがら帰ったこと」

・「高校生の頃、琵琶湖にキャンプに行き、沖に向かって泳いでいました。ふと振り向くと陸の人が米粒ほどに小さくなっていて『陸まで生きて帰れるのか？　このまま沈んでしまうのではないか？』と本当に思いました」

・「子どもの頃、混雑している流れるプールで友達と潜水して隠れながら遊んでいました。そのプールでは１メートル超のボートが貸し出されていたのですが、限界まで潜水して浮上しようとしたとき頭上にそのボートがあり、浮上できず、息も限界で軽くパニックに。ボートの下でもがいてもボートと一緒に流れるので死ぬかと思いました」

締めたり、締め出されたり!

自分で自分を締め出したり、誰かに締め出されたり。寒い中、家屋に入れない体験は、なかなか情けなく厳しいものがありますね。

・「私の実家の地域は豪雪地帯なのですが、子どものときに母親に怒られて反抗したら、真冬なのに部屋着（半袖半ズボン）で外に出されました。父親の会社まで３Kmほど歩き保護してもらいましたが、寒すぎて死ぬかと思いました」

・「貸し切りの露天風呂のロッカーのカギを落としてしまい、裸のまま寒空の下で探し続けたことがあります。連れ合いも先に帰ってしまい、次の人も来なくて凍え死ぬところでした」

・「ベランダで洗濯をしていて、風が強かったので無意識に部屋の雨戸を閉めてしまった。外側からは開けることができないタイプのもので、完全にベランダに閉じこめられた状態に。その日は家に自分しかおらず、パジャマ姿で携帯もない。四月初旬でとても寒く、洗濯物のジーパンを手すりに縛りつけ飛び降りました。死ぬかと思った」

日常に潜む死のカホリ

自宅でリラックスしているときに、人知れず「死ぬかと思った」体験をしていたなんて、情けなさ過ぎて家族にも話せません……。

・「みかん１個を丸ごと口に入れて食べたら気管にみかんの汁が流れ込み、激痛でむせたら、鼻の穴にも汁が入ってしまい死ぬところだった」

・「風呂上がりに耳かきをしながら階段を上っていたら、最後の一段を踏み外してそのまま転倒。その瞬間、耳かきが鼓膜を突き破りザーッという音しか聞こえなくなって死ぬかと思いました」

・「冷却スプレーを急所にかけてみたら、驚くほどキツかった……。死ぬかと思った」

命を脅かす存在

本当に恐ろしく、我々の命を脅かす究極の存在は人間なのかもしれませんね。

・「マンションの飛び込み営業マンをやっていたとき、ピンポンを押して部屋の奥を見ると、大門と日本刀があり『上がれ』と言われたとき」

・「ある人の陰口メールをあろうことかその本人に送ってしまったとき」

・「禁煙を妻に誓って1週間。朝出勤のときに耐え切れなくなり、隠し持っていた煙草をバス亭で吸っていたら女房が忘れ物を届けに来て見られた。心臓が飛び出すかと思ったし、実際に飛び出したし、死ぬかと思った」

以上、様々な人の「死ぬかと思った」体験でした。注意一秒ケガ一生、人にもモノにも自然にも気を付けて、生き抜いていきたいものです。

文／吉田直子
※暮らしニスタ編集部が既婚男性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© polkadot - Fotolia.com

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