白銀の世界と絶品フレンチ。青森・奥入瀬渓流で冬のおこもり大人旅
更新日:2024.02.29

メニューはいたってシンプル。素材名だけが書かれていて期待感をあおります。

冷前菜の藁焼き鮪。シェリー酒や紹興酒を思わせるヴァンジョーヌソースでコクを出しています。合わせた長芋はダイスカットと花びらスライス、2種類の食感でますます楽しい!

冬に2回目の旬を迎える帆立貝。キャベツのピューレ、ハーブの香り豊かなマリニエールソースを合わせて。素材の甘みと香りを存分に味わうことができました!
どの料理も青森県の食材や技法が生かされていて、まさに青森でしか食べられないフレンチ。さらにスタッフが悶絶したのが自家製パン。

テーブルごとにひとつずつ鍋で焼いているそうです。使用しているのは天然りんご酵母。焼きたてが運ばれると、切り分けられたぶんが秒で口の中へと消えました。
おかわりしたいけど、お腹が膨れてこの後の料理に響くかもしれない。でもおかわりしたい…。本能に従い、おかわりを所望!

フカヒレ、蟹、郷土料理のじゃっぱ汁をアレンジした鱈と続き、メインの牛へ。デザートまでしっかり完食。それぞれにワインをペアリングし、2時間ほどかけてじっくりいただきました。
ワインもひとつひとつ合わせる意味がちゃんとあって、ソムリエの解説にウンウンと頷き、納得して一口。さらに一口。
以前、星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳でワインづくしの旅をしてきた私たち。今回も、ワインがますます好きになるペアリングをいただきました。
それにしても、青森でこれほどこだわったフレンチがいただけるとは。Sonoreでごはんを食べるためだけに青森に来てもいい…!
暖炉のパチパチという音をBGMに、ありのままの自然をただ眺め、ワインを飲む青森旅。チェックインと同時にホテルにINして、次の日は夕方までここで過ごしたい。
どこにも観光に出かけないほうが、旅の満足度は高いのでは?と思う良質ホテルでした。
今回「暮らしニスタ」が訪れたのは
「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」

住所/青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
TEL/予約050-3134-8094(9:30AM〜6:00PM)
▶https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/
撮影/瀬津貴裕(biswa.) 取材・文/佐藤望美
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