「男は浮気する生き物」「甲斐性だから仕方ない」なんてボザいている夫、そしてもう諦めている妻、いませんか? ロマンスが止まらないとばかりに既婚者が不倫に走ったらどうなるのか、身近な人の「不倫騒動」を経験したママたちに、その結末を語っていただきました。
社会的地位が…
既婚男性の不倫相手として多いのは、「会社の同僚、部下」。ご本人たちは内緒で付き合っているつもりでも、周囲はみんな知っている、ということも珍しくなく、リスクは高め。
・「優しくてイケメンで人気のあった同僚。新婚だったのに、異動先の女性と不倫し、さらには妊娠も…。人望があったのにそれもなくしてしまい、降格処分になっていました」
・「若い女性の新入社員にいれあげてしまった中年社員がいました。挙句、もてあそばれ、仕事にまったく身が入らず、降格されてしまった、という現場を見たことがあります」
・「友人の旦那さんが不倫相手にのめりこみすぎ、相手の家に押しかけて警察を呼ばれたらしい。その結果、県外へ転勤となり、友人からは離婚されていた」
・「以前働いていた会社のイケメン部長と美人のお局社員が、ダブル不倫をしていました。が、男性の奥さんにばれ、会社ごと訴えられて、結果会社ごとなくなってしまいました」
・「同級生のご主人が職場の部下と不倫していたのですが、それがバレてしまった理由は、フェイスブックに何気なく投稿した画像から。『裏切り者』『不倫なんて最低』という怒りのコメントが山ほど殺到し、ご主人はコメントの削除が追いつかず、職場の上司や同僚にもバレて退職するはめに」
・「上司の奥様との不倫がバレた男友達。結果、ロシア赴任になり、ロシアの次はモンゴルに飛ばされました」
社内不倫が一度バレると、どちらかが異動になったり辞めたりと、ひと騒動は必至。いろいろと失うものが多すぎです。
お金が…
浮気で失うものは数あれど、その中でもインパクトが大きいのが“お金”のこと。軽い気持ちだったのに、その代償の大きさにビックリ、というケースです。
・「知人男性が不倫をし、裁判を起こされました。その際、財産があるということで奥さんに4000万の慰藉料の支払いを命じられていました。この金額なら、私も考えてもいいかも (笑)」
・「知人男性がダブル不倫をしていました。結局バレて、家のローンを夫が払い続けることを条件に家を妻に譲り、ローンと養育費を払い続けています。男性は、不倫相手とその連れ子とともに小さな古いマンションに移ったそうですが、経済的打撃に加え、仕事もうまくいかなくなったようで、罰が当たったともっぱら噂です」
・「女性とホテルから出てくるところを調査会社にバッチリおさえられ、相手の夫から訴えられた知人。訴状には、これまたバッチリとホテル名が記載され、精神的苦痛を与えたとして500万円の損害賠償を請求されていました。このことで、不倫をされる側の立場になったら、自分の旦那だけではなく、相手にも求償できると学びました(笑)」
・「探偵に不倫現場を押さえられた友人男性。奥さんから、探偵の調査費用200万円と慰謝料500万円の請求をされていました。その不倫相手も奥さんと同級生だったため、“共通の知り合いとの接触禁止”を書面で突きつけられたうえ、奥さんが共通の同級生の友人たちを自宅にたくさん招き、画像も音声も鮮明な不倫現場DVDを流されたそうです」
・「いわゆる略奪結婚だった私たち。当たり前のことですが、旦那の元妻に月々10万円を払っているのがかなり痛い…」
奥さんにいくら払ったとしても、お金で解決できるなら安いもの。傷ついた心は癒せませんからね。
子どもが…
浮気で最悪なのは、子どもを不幸にするケース。だから「不倫はダメ、絶対!」です。
・「友達の旦那が娘に携帯を貸した際、浮気相手に愛を囁いていたLINEを見られてしまったようです。その後随分たちますが、子どもはパパと一切口をきかなくなったみたいです」
・「不倫をした男性がいましたが、その娘も同じように妻子ある男性と不倫をしてました」
・「知人男性は浮気がバレて離婚され、さらには不倫相手の女性にも捨てられ、そして子どもにも会えない日々。親にも『孫に会えない』と泣かれているようです。結局一人ぼっちになっているのを見て、本当に不倫はするもんじゃないと思った」
・「不倫のあげく幼い子どもを置いて離婚したのに、結婚を予定していた不倫相手とは、不倫相手が中絶をして精神的におかしくなってしまい別れることになり、養育費と慰謝料とローンでかつかつの生活をしてる知人男性がいます。自分が不幸になるのはいいけれど、子どもを巻き込んじゃダメでしょう」
・「学校の保護者同士の不倫がバレ、その子どもは事実を他の子に生々しくバラされてしまったそうです。そして、『口を開くな』『気持ちが悪い』などと、散々罵られているみたいで、本当にかわいそうです」
「なぜ結婚したら恋をしてはいけないの?」「人を好きになることの何がいけない?」と言うならば、「巻き込まれた周囲が不幸になるから」が答えかもしれません。それでもするなら、相当な覚悟で妻にバレない努力をするのがマナーかもです。
文/和田玲子
※20~40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© milatas - Fotolia.com
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女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。
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