コラム

友達の不倫騒動、のぞいてきました……驚愕の結末とは！？

更新日：2017.10.27

芸能人の不倫の話題にも事欠かない昨今のメディアを見ていてもよく分かる通り、「不倫」というワードは良くも悪くも興味を煽るものです。しかし、小説やドラマのようなフィクションならばのぞき見して楽しむこともできますが、いざ我が身に降りかかってみると、そんなことも言っていられません。実際にあったノンフィクション不倫模様を紹介しましょう。

恋する相手は既婚者でも関係ない!

不倫と言えば、最も多いケースと言えるのが社内恋愛。最近は共働きの家庭が多いですから、勤務先の既婚者に恋してしまうことも珍しくありません。独身OLのAさん（27歳）もその一人です。

「よくある話ですが、彼は会社の直属の上司でした。私も、もちろん周りの同僚たちも彼が結婚していることは当然知っていたので、『素敵な男性』で『頼りになる上司』だという想いで慕ってはいたのですが…」

と語りつつも、毎日会社で顔を合わせている2人の関係が進展するのは、ごく自然な流れだったと言います。

彼との不倫旅行当日…

「そしてある日、彼の出張に同行することになりました。同行だなんて名ばかりで、出張にかこつけた不倫旅行です」

駅の改札で待ち合わせをしていたら、Aさんより少しだけ遅れて彼は待ち合わせの場所へやって来たと言います。声をかけようとした矢先、彼の隣に親しげに寄り添う女性の姿が見え、Aさんは思いとどまりました。その女性は小さな赤ちゃんを抱いていて、奥さんだということが言われなくてもわかったからだそうです。
なんとそのまま、奥さんにも「今日の出張に同行する部下」だと紹介までされ、奥さんに見つめられながら、生きた心地がしなかったそう。

後で聞くと、ドライブがてら見送りに来ると言われ断り切れなかったとのことでしたが、なんの疑いもなく自分に笑顔で挨拶をしてくれた奥さんに対して、そして可愛い赤ちゃんへの罪悪感が芽生えるようになり、程なくして彼とは破局を迎えたそうです。

女の勘はあなどれない

「これが例えば、不倫ではなく、ただの恋愛中の浮気ということであれば、対抗心も燃えたのかもしれないけれど…。不倫の場合でも、そういう気持ちになる人がいることは知っています。でも、私の場合は、あんなに信じきった目をしている奥さんと子供を欺いている彼に対しても少し冷めたような、そんな気がします。いずれにしても、あの時奥さんに会えたことは、今考えれば良かったと思いますね」

とのことでしたが、驚くべきはその後日談です。なんと、「別れてずっと後に彼から言われたことなんですけど。実は奥さん、あの時既に彼の浮気を疑っていたらしいんです。あの時私にはそんな態度、微塵も感じさせませんでしたが。オンナの勘っていうやつですよね」

嫉妬や疑惑の念をおくびにも出さず、笑顔で無言の牽制をしてきた奥様はツワモノですね。もしあなたの旦那さまが不倫をしたらあなたはどうしますか？　そして、既婚者であるあなたの前に素敵な男性が現れたとき、自分の気持ちを止めることができますか？

自分には関係ないからこそ楽しめる他人の「不倫エピソード」。のぞき見るだけでなく、そこから「夫婦のありかた」について今一度見直してみるのもいいかもしれません。

Profile石川紗花

恋愛系美容ライター。ライター活動の傍ら、自身の恋愛テクニックを駆使し、都内のキャバクラでNo.1をキープした経歴を持つ。コスメコンシェルジュの資格取得後、美容コンテンツ制作会社に就職。現在は化粧品広告の制作をしながら、自身の恋愛テクニックと美容知識を活かしたコラム執筆を行う。

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