時には、いいアドバイスや人生の教訓になるものの、加減を間違えると面倒な話になりがちな「先輩の自慢話」。
自分では自慢だと思っていなくても、何度も繰り返される話に相手はウンザリ…、なんて話もよく聞きますよね。
そこで今回は、20代女性100人から「ウンザリした先輩女性の自慢話」を集めてみました。「私、こんな話しちゃってたかも…」と、是非とも自分を振り返ってみてくださいね。
やっぱりこれ。不幸自慢
・「不幸自慢。自分がどれだけツラい人生を送ってきたか、ツラい思いをしてきたのかをグチグチと話されると、こっちが落ち込んでくる」(20代女性・無職)
・「仕事と家事の両立苦労話。自分の時間がないだの、持ち帰って仕事しただのと…延々と話すくせに、周りでフォローしている人への感謝はなし。大変なのは分かるし偉いと思うけど、あなたがその道を選んだんでしょ?と思ってしまう」(20代女性・会社員)
なぐさめるわけにもいかないし、同情するのもなんかおかしい…、そんな年上女性の不幸話は反応に困るもの。不幸話はあくまでも気心の知れた友人内に留めたいものですね。それでももし不幸話をしたいときは、相手が相槌を打ちやすく、ちょっと面白おかしく話してあげたほうがいいみたいです。
幸せ自慢もほどほどに
・「子どもができて幸せ自慢をするのはいいけれど、『なんであなたも幸せにならないの?』と思っていそうな、上から目線の発言が多くてムカつきます」(20代女性・自由業)
・「自分の子どもが可愛い、自分の子どもがイイ学校に行っている、自分の子どもの成績がいいなどの、異常なほどの子ども自慢にうんざり」(20代女性・会社員)
・「未婚の年下女性に向かって『私があなたぐらいの年齢のときには、もう結婚もしていたし、子どももいたわよ』と、未婚であることが悪いかのように自慢げに話をしてくるのは本当にやめてほしいと思っています」(20代女性・パート)
不幸話もダメだけど、幸せ自慢もダメ…、じゃあ何を話せばいいんだ!と思ってしまいますが、それは加減の問題。とくに、自分の子どもや旦那の学歴自慢はひんしゅくを買いやすいので要注意です。
昔はモテてたんだ~
・「『若いとき、ものすごくモテて、男をとっかえ引っかえしていた』という自慢話はやめてほしいです」(20代女性・専業主婦)
・「昔の男性遍歴について、長々と自慢話を聞かされた」(20代女性・学生)
・「過去の恋愛の話。昔はモテたとか、あんな彼氏がいたとか、あいつは今どうしてるのかなとか、昔は楽しかった…とか、今彼氏がいないからこそ、こういう話がどんどん出てくるんだと思う。今をちゃんと見てほしい」(20代女性・学生)
とくに年上女性から嫌われる自慢話No.1はコレ! あまりにも今のあなたとかけ離れた昔の話は控えておくのが吉のようです。
なんなら“今も”モテてるの
・「付き合っている人もいて、他の人にもアプローチされていて、高価なプレゼントをくれて困る、というモテて困る自慢」(20代女性・専業主婦)
・「既婚者で子どももいるのに、堂々と旦那以外の恋人の話をし、離婚したときには、悪びれることもなく、堂々と離婚を発表された」(20代女性・専業主婦)
・「男がいるアピールです。若いときの自慢話や、今も何人もの男がいる、というような話はいらないです」(20代女性・会社員)
恋バナは行き過ぎると恋愛自慢に…。とくに既婚女性の「他にも男がいる」話や「何人も男がいる」話は倫理的にも言いふらすのは控えたほうがよさそうです。あくまでも楽しい恋バナをしたいですね。
私のカレ、すごい人なの❤
・「職場の休憩中やランチの時間に、元カレの職業自慢がはじまります」(20代女性・自由業)
・「昔付き合っていたハイスペックな彼氏の話。今現在結婚していないのに、昔の男の話やモテアピールをしてくるのはうざかった」(20代女性・専業主婦)
・「自分の旦那がヤンキーっぽいということと、背中に入れ墨が入っているということ。何がスゴイのか分からない」(20代女性・会社員)
これも恋バナが行き過ぎた例のひとつ。とくに、既に別れた彼氏についての自慢は反応に困ってしまいます。
それいつの話?
・「『私達が若い頃はもっと厳しかった』という話です。昔と今では仕事の環境が違うので、何も参考になりません」(20代女性・会社員)
・「今の時代、お金の使い方にシビアになっている若者が多いのに、バブル時代を過ごしてきた年上女性の豪遊話は引きます」(20代女性・契約社員)
・「職場の60代の女性が、しょっちゅう『今の若い人たちは不景気で大変ね。私たちが若いころは~』という話をしてきます。そんなに昔の話をされても反応に困るのでやめてほしいです」(20代女性・会社員)
「いまどきの若者は…」なんて言葉もありますが、昔と今じゃ状況が違うことも多々あります。だからこそ、状況の違いを無視したアドバイスや、昔の自分と今を比較する話は参考にならない!と拒否反応を起こされることが多いようです。
「こんなに気を遣って、おしゃべりしなきゃいけないの?!」と思ってしまいそうな証言の数々…。話の内容もそうですが、話し方や普段の行動もともなって「自慢話」に聞こえてしまうこともしばしばなようなので、行き過ぎた自慢話にならないように注意したいものですね。
文/新堂
※20代女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
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