世界中を旅しては、その土地の喧騒を聞きながら現地の人に混じってローカルフードを食べ歩く著者・低橋さんが、庶民派食堂に屋台飯、売店の軽食から自炊まで、マニアックな旅ごはんを旅の情景とともに紹介してくれます。
今回の舞台は、イタリアからアドリア海を渡った先にあるバルカン諸国!新米バックパッカーだった頃にいただいた思い出のサクサクのパイ料理をご紹介します♪
七転八倒!バルカンの旅
バルカン諸国とは
・ルーマニア ・ブルガリア ・セルビア ・コソボ ・北マケドニア・ギリシャ ・スロベニア ・クロアチア ・ボスニア・ヘルツェゴビナ ・モンテネグロ ・アルバニア ※バルカン諸国の定義には諸説ある
バルカン諸国の旅
バルカン諸国には東欧のあたりから南下する形で入りました。
10年以上も前、バックパッカーを始めてまだ間もない頃の旅だったので、勝手が分からず右往左往。
さらに、かつての紛争の影響か、まだ旅行環境整備中という感じだったため、移動のたびに大騒動でした。
旅自体は楽しく、海沿いの景色があまりに美しくて大興奮!そのまま海の街ばかりを巡った結果、内陸国のセルビア、コソボ、北マケドニアを行き残す結果になったのは無念でした。
現在の私は断然山派なので、次回はきっと内陸を目指せることでしょう。
新米旅人の冒険
旅行期間調整中で情報も少なく…とはいっても、ネットがある時代ですので全くのゼロではありません。
例えばモンテネグロからアルバニアへの移動では、先輩旅人たちが残した情報を頼りに3本のバスと、情報になかった1本の謎のミニバスを乗り継ぎ、目的地に辿り着きました。
情報と予想外のラッキー、ときにはトラブルでさえも楽しい冒険のスパイスです。
おまけ「その他の大冒険」
クロアチア→モンテネグロ間の移動で、予告なきバス乗り換えがあり、持ち主を残して荷物だけ搬送されかける。
ボスニアにて、ほぼ空白の地図と気まぐれなコンパスに振り回され、徒歩10分の宿に1時間半かけてたどり着く。
美しいアドリア海と海の街
イタリアとバルカン半島の間に位置するアドリア海。
海岸線をバスで南下するにあたり、先輩旅人の助言に倣い、右側の席を確保したのは大正解でした。
その圧倒的な美しさに、私は約8時間の移動中、ほぼずっと車窓に張り付いていました。
クロアチアのバスの車窓から見たアドリア海。湾岸線には細長い島々が並んでいて、白っぽい大地と木々の緑が海色によく合っていた。
ドゥブロブニク
「アドリア海の真珠」と名高いクロアチアの海の町。映画のような情景が眩しい。
コトル
モンテネグロの深い入江にある町。岩山に立つ城塞からの眺めが素晴らしく、海も静かで居心地が良い。
バルカン諸国で食べたパリパリ!パイ料理「ブレク」
バルカン諸国を旅しているときに何度か食べた「ブレク」。
当時は名前を知らず「パイっぽいけどちょっと違う気がする何か」という感じのざっくりとした認識だった。
普通のパイと違うのは、なんといっても生地の薄さ
ブレクの親戚?甘々デザートのバクラヴァ
トルコや周辺国で人気のあるお菓子、バクラヴァ。なんか既視感があると思ったら、ブレクとバクラヴァは同じ生地から作られているようです。
フィロ
ブレクやバクラヴァに用いられる薄く伸ばされた小麦粉生地。トルコでは「ユフカ」。
バクラヴァ
フィロを何十層にも重ねてオーブンで焼き、甘〜いシロップをたっぷりかけたお菓子。サクサクのザクザクで、折りパイとはまた違った食感。
バルカン諸国の代表料理
プレスカヴィツァ
スパイスの効いた薄焼きハンバーグ。牛豚や牛羊などの合い挽き肉を使うそう。
チェヴァプチチ
棒状に成形しグリルした肉団子。ピタサンドにするのも人気。
\知らない国だらけが逆にイイ!/
圧倒的現地感でローカルフードを
味わい尽くす人気シリーズ第2弾!
屋台・食堂・宿ごはんまで、世界30以上の国と地域の地元ごはんを食べ歩き。第2弾は中央アジアやコーカサスなど、知らない国多めでお届け!
『世界思い出旅ごはん おかわり』低橋 著 1,540円/主婦の友社
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