コラム

親しき仲にもヒミツあり？夫に実は内緒にしていること…

更新日：2017.10.28

相思相愛な夫婦にも、なかなか言えない話、言い出しにくい話はあるものです。
それは人によって、今の話や過去の出来事などさまざま…。
今日は、そんな「妻のヒミツ」についてご紹介します。

切り出すタイミングを逃して今もナイショに…

まず最初は、過去のヤンチャ話や失敗談を、タイミングを逃して言えずじまい…なお話です。
実はこのパターン、筆者も結婚中にありました。
筆者の場合は水商売経験についてなのですが、後々バレて問題になるかと思いきや、意外と過去の話として片付けてもらえましたが、みなさんはいったいどんなヒミツをお持ちなのでしょうか？

・「節約が苦手な私は、実は過去に軽い借金歴があります。リボ地獄って感じでしょうか。だから、独身時代の名義でカードの審査が今も通るか不安です。既に完済済みなので二度とするかと思っていますが、結婚が決まったときにそういう話をすると金銭感覚のない女だと思われるのが怖くて（実際ないほうだけど）、今でもヒミツにしています」(31歳／パート妻)

今では分割払いについても抵抗感があるという彼女。現在、改善しているのであれば問題ない気もしますが、お金の問題は離婚に発展しかねませんから心配ですね。

・「夫を紹介してくれた友人と、実は過去にセフレ関係でした。私が彼を好きになってしまい、フラれたのですが、その後ひょんなことからセフレ経由で夫と知り合いお付き合いに発展…結婚しました。私とセフレだった彼の間では、すでに過去の話になっているのですが、夫が知ったら絶対にいい気分にはならないと思うので、死ぬまで隠しとおす予定です」(30歳／正社員妻)

これは男性のプライドに関わる大問題ですね。絶対にヒミツにしないと、夫婦間だけじゃなく、男同士の友情に亀裂が入ること確実ですね。

ナウ継続中のヒミツ

過去の話は男性の“うつわ”次第でどうにでもなるのでしょうが、現在もヒミツ継続中の場合、問題は深刻です。
続いてはナウ継続中のヒミツについてリサーチしてみました！

・「不倫中です…。月１くらいで会う男性がいます。元同僚だったその男性は（元カレではない）現在独身で、本気ではないのですが、お互い後腐れないセックスを楽しみたいねって話から関係が続いています。でもそろそろ妊活をしたいので、関係を終わらせようかなと迷っています」（31歳／派遣社員妻）

・「私は結婚するとき、実は自分の給与額を低めに申告しました。元々男性顔負けの職種だったので、今もへそくりという名の自由なお金がそこそこあります。こっそり贅沢するつもりはないのですが、こっそり貯金した金額を聞いたら、多分夫は怒ると思います」（36歳／営業職妻）

お金に男問題。どちらも今まさに継続中だと、バレたときは修羅場必須かもしれませんね～。
こうして聞いていくと、夫婦のお財布やプライベート事情は、家庭によってかなり自由度が異なるのがわかります。
隠していたことよりも、隠し事をしていたというその行動で信頼感が失われ、離婚に繋がる場合もあるのではないでしょうか。

番外編は、小さいこと？大きいこと？

最後は、傍から聞くと微笑ましいような、妻の隠しきれなかったエピソードをご紹介します。

・「私は昔、元ヤンというか、元マイルドヤンキーでした（笑）。彼にそれを言い出せずに結婚が決まり、もう過去のことだしって隠していたんです。でも、結婚式のムービーを作るために昔の写真を選んでいたら、ほのかにヤンキー臭がしていたようで、彼から指摘されてヒミツを告白しました。彼も笑って受け止めてくれました」（28歳／専業主婦妻）

・「離婚歴があるのですが、どのタイミングで言ったらいいのか分からず、結局プロポーズをもらうまで引っ張ってしまいました。でも、友人に離婚歴を隠して結婚すると、訴えられたら負けると脅され怖くなり、告白しました。そのときに頭ごなしに隠したことを怒るのではなく、どうして離婚したのかなどを冷静に聞いて受け止めてくれた彼に、一層信頼感が増しました」（34歳／パート妻）

夫婦関係は信頼関係を築くこと。そう考えると、こういった過去のヒミツも対処の仕方しだいでは、結婚生活スタート時の信頼感を高めてくれるのかもしれませんね。
けれど、ヒミツ内容は人それぞれだと思いますが、全てを打ち明けあうのが“いい夫婦”とも言い切れません。
ヒミツは墓場までとも言いますが、隠し事で関係が壊れることだけは、どうか避けていただきたいなと思います。

＜プロフィール＞
おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆中。

写真© Voyagerix - Fotolia.com

Profileおおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなどの商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆。

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