こんにちは、家事コツ研究員のTです。
秋風がさわやかでいい季節♪しかし、一方で秋の空模様は変わりやすく、朝晴れていたと思うと午後にいきなり土砂降り…と悩ましいところもありますね。
我が家でも出かけるときに、必ず「折りたたみ傘」を持ち歩くように言っているのですが、自分も含めてつい忘れがち。仕方なく買ったビニール傘が家に溜まる一方です。
特に壊れているわけでもないし、処分するにはしのびないビニール傘。今日は、そんなビニール傘の活用法を発見!試してみました。
▶ポイントは手が「グー」で入るナイスな大きさ♪味海苔の空き容器が“万能収納”に変身!
ビニール素材なら、縫わなくてもOK⁉
傘、リメイクでいろいろと調べてみましたが、みんなナイロン傘が壊れた時のリサイクル法ばかり。エコバックや傘袋がでてきたのですが、縫物が苦手な私…。
早くも断念しかかったとき、ひらめきました!ビニール素材なら、熱圧着すればいいのでは⁉早速100均で買ったお菓子用のハンディシーラーで作ってみます。
傘袋を作ってみました!
今回家にあったのが、小さめのビニール傘だったので、折り畳み傘用の傘袋を作ることに。初めての作業なので、うまくいくかちょっと心配ですが…、いざ、チャレンジ!
【材料】
・ビニール傘…1本
・はさみ
・ハンディシーラー
・マジックテープ
【作り方】
1)ビニール傘を、骨から外します。意外と、傘の先を外すのに力がいりました。古いと硬くなっているので、場合によってはペンチでグイグイ挟んで回さないと外れないかも。
2)ビニール傘は8枚の三角形がつながってできていますが、そこから、はさみで、2枚分つながった状態で切り取ります。この時、傘をまとめるスナップがついている部分を選ぶとのちのち便利♪
折りたたみの傘の長さに合わせて、マーカーで線を引き、線からマチを1㎝とって三角形の角の方をカットします。
3)2枚のビニールを内側が表生地になるよう(中表)にして2つに折って重ね合わせ、シーラーで2枚合わせてカットした方を閉じます。
100均のシーラーはあまり熱くならないので、ゆっくりスライドさせないと、うまく留まらなかったです。ゆっくりスライドさせることで圧着できました。
折った方と逆の片方は開いたままでOK(片方開いたほうが都合がいいのはのちほど!)。ビニールを表に返します。
5)短い折り畳み傘に対応できるよう一工夫します。傘を入れて、くるくる巻いたちょうどいいところに、カットしたマジックテープをビニールの底と、傘の下から1/3くらいの位置に貼ります。
すると短い傘を入れても、長さに合わせて折り返せば、傘が潜らなくてすみ、便利。
6)使わないときにはコンパクトにくるくる巻けば、バッグに入ります。
片方開いているから、水を捨てるのも、乾かすのも簡単♪
ビニール傘のもともとのスナップ部分も活用し、しっかり止まります。
また、片方が開いているので、たまった水を捨てやすいし、乾かすときも広げて干せばOK。
袋状態にしてしまうと、乾きにくく湿っぽくなりがち。これだと、中までキレイに水滴を拭き取らなくても、ちゃんと乾き、臭いも気にならないので、本当にラクです♪
針仕事が苦手でも、10分ほどで作れた!
100均のシーラーは、思っていたより熱が弱いので、ゆ~っくりスライドさせて圧着させるのがコツですよ。あとは、カバンに入れたとき横にならないように、持ち手を付けたらよりいいかもしれません。
捨てようかどうしようかと考えているビニール傘があったらぜひチャレンジしてみてくださいね。
写真・文/龍タラ
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