お知らせがあるとここに表示されます

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

コラム

妻の愛が一気に覚める!イタイ夫が遭遇する「産後クライシス」とは?

  • クリップ
妻の愛が一気に覚める!イタイ夫が遭遇する「産後クライシス」とは?
人生で最もシアワセな出来事であるはずの赤ちゃん誕生。でも、それをきっかけに多くの夫婦が崩壊の危機に陥ってしまうことが明らかとなってきています。
最悪の場合は、離婚へ発展するケースも少なくないとか…。
赤ちゃん誕生後、愛し合っていた2人にいったい何が起こるのでしょうか?

そこで今回は、最近よく耳にする「産後クライシス」について紹介していこうと思います。

「産後クライシス」って何?

「産後クライシス」とは、“危機”“重大局面”“一大事”などの意味を持つ「クライシス(Crisis)」と「産後」を合わせた造語で、テレビの情報番組から生まれた言葉。
出産後は夫婦にとって危険な時期であるという意味で、「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む現象」と定義されいます。

厚生労働省の調査によると、離婚が最も多いのは、子どもが0歳から2歳の時期。
まさに、産後クライシスによる家庭崩壊といえる数字といえるようです。

実は、「産後クライシス」は最近始まった現象ではなく、以前から起きているそう。
母親や祖母の世代でもあったことですが、当時は愛情がなくなっても「離婚」という選択をする女性が少なかったため、表面化しませんでした。
子どもが成長したあとに、役目を終えたかのように「熟年離婚」する夫婦が増加しているのは、産後クライシスの名残なのかもしれません。

赤ちゃん誕生という喜ばしい出来事は、シアワセの始まりでもあり、夫婦の重大局面でもあるということです。

愛情が冷めてしまう原因は?

さまざまな要因が複雑に絡まり合って、妻の夫への愛情が冷めていくわけですが、主な原因と考えられているものを6つご紹介します。

▼1 ホルモンバランスの変化
出産後は、女性ホルモンの変化によりイライラしたり涙もろくなったりと、情緒不安定になりやすい時期。
もちろん母性本能が強くなる時期でもありますが、動物も産後は母親の気性が荒くなったりしますが、私たち人間も同じといえます。

▼2 夫に親の自覚がない
お腹を痛めたわけではない夫には、親の自覚が芽生えるまでに時間がかかるのかもしれませんが、妻任せの育児にイライラ…。このことも愛情が徐々に冷めていく大きな原因といえるでしょう。

▼3 ライフスタイルの変化
出産前は好きなときに自由に外出することができましたが、出産後は家で子どもと2人きり。そのうえ、自由になる時間もほとんどなし。
ライフスタイルの変化は、ストレスとして蓄積されていきます。

▼4 育児疲れ
洗濯や掃除などの家事に加え、授乳、オムツ替え、入浴、お散歩etc…。
一日中休む間もないばかりか、夜泣きで寝不足になり、小さなことでもイライラしてしまうように。

▼5 夫婦のコミュニケーション不足
家族を得た男性は、その安心感からか「妻への感謝」「ねぎらい」を表現しなくなる傾向にあります。妻の話をちゃんと聞かなかったり、うっとうしがったりすることも。
そうなれば夫への愛情も急降下してしまいます。

▼6 自分勝手な育児参加
イクメンぶって、子どもと遊ぶだけ遊んで散らかしたままにしたり、自分の気分次第で育児に参加したりする自分勝手な夫の姿は、毎日育児をしている妻にとっては、いいとこどりにしか見えなく、心底うんざりしてしまう原因に。

自覚のない“イタイ”夫たち

産後クライシスが起こる原因は上記以外にもさまざまですが、どうやら夫の態度にも問題があるようです。
妻の愛情が一気に冷める夫の行動・言動の一例をご紹介!

・寝不足状態の妻に「最近、家事がおろそかになっている!」
・夜泣きで起きてしまった夫が「うるさい!早く寝かせろ!」
・疲れている妻に「子どもと遊んでるだけで、お前はいいな~」
・子どもが吐いたら「クサイ!早く片づけろ!」
・里帰りから戻ったら、家がゴミ屋敷化していた
・育児休暇を取ったが、自分の趣味に費やした
・育児で手一杯なのに脱いだら脱ぎっぱなし、出したら出しっぱなし
・頼んでも育児や家事を手伝ってくれない

イタイ夫のエピソードは尽きませんが、問題は夫本人に自覚がないこと。愛情が冷めてしまうのもうなずけます。

「産後クライシス」に陥りやすい妻のタイプとは?

出産後に「産後クライシス」になりやすい妻のタイプは以下の3つです。
以下のタイプに当てはまる場合は、とくに注意してくださいね。

▼1 実家依存型
出産後に親の助けを借りることは悪いことではありませんが、実家に入り浸ってばかりでは夫の“父親としての自覚”が育たず、すれ違いが生まれやすい状況に。

▼2 完璧なイクメンを期待
男性は男性で「育児に参加したい」と思っていても、現実問題として時間がなかったり疲れていたりします。ですから、必要以上にイクメンを求めすぎるのは禁物。
多少やり方が気に入らなくても、やってくれていることに感謝しましょう。

▼3 月経前症候群
月経前症候群の徴候がある人は、産後に生理が始まったときは要注意。夫は、ホルモンバランスで不機嫌になっているなんて理解できませんから。

赤ちゃんの誕生によって色々な出来事が同時に発生しやすくなるこの時期に、産後クライシスに陥るのはごく自然なことなのかも。
重要なのはこの局面をどう乗り越えるのか、ということ。夫婦で一度話し合う必要があるかもしれませんね。

<プロフィール>
ナツキレイ
フリーライター/日本語家庭教師
タイ在住を経てオーストラリアへ。現在はオーストラリアの田舎で日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

写真© Photographee.eu - Fotolia.com
フリーライター/日本語家庭教師。タイ在住を経て、オーストラリアで日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。
  • クリップ

Ranking

ランキング

もっと見る

Popular Kurashinista

人気の暮らしニスタ

もっと見る

1

舞maiさん

80924

本の世界から観る史跡巡りが好きで古都にも足を運び...

2

まつぼっくりこさん

56884

暮らしニスタで家事のお勉強中。くさくさしない生活...

3

mamayumiさん

47476

おうち料理愛好家。福岡在住/夫と小4の息子の3人...

4

ペグペグさん

46350

食べることと飲むことが大好き、作るのはまぁまぁ好...

5

mmmamaさん

35421

かわいいものが大好き♡ もらえる!つめ放題!在...

1

舞maiさん

289254

本の世界から観る史跡巡りが好きで古都にも足を運び...

2

mamayumiさん

233189

おうち料理愛好家。福岡在住/夫と小4の息子の3人...

3

まつぼっくりこさん

108317

暮らしニスタで家事のお勉強中。くさくさしない生活...

4

ねこじゃらしさん

68934

<工房の女将さん>をやりながら<ラテン>を歌った...

5

🌠mahiro🌠さん

66182

 🤔🤨🤬😬🧐🤫

RIRICOCOさん

4431049

築40年60㎡マンションに家族5人暮らし。子ども...

*ココ*さん

5865993

好きを見つけにゆるゆる歩こう🎵

happydaimamaさん

7650635

USJが大好きな3人息子の母ちゃん☆ユニバリアル...

roseleafさん

8654915

四姉妹の母です。 ちょっとした時間を見つけて、...