パートと家事を両立する働き方とは？ 各家庭の意見を紹介

家事をしながらパートで働くことは大変ですよね。精神的にも肉体的にも負担が増えます。家計のためとはいえ、パートと家事の両立は簡単にできるものではないでしょう。また、それぞれの家庭でどのような働き方をしているのかも気になるところです。そこで、各家庭がパートと家事の両立で工夫していることについてアンケートを取ってみました。

作り置きや隙間時間の利用者多数！ それぞれの家庭に工夫がありました

【料理や家事を事前に済ませておく】

・夕御飯はなるべく休日に作り置きして冷凍しておくようにしています。(40代/女性/パート・アルバイト)
・みんなで帰宅したらすぐにご飯が食べられるように、シャトルシェフを使って仕事に行く前までになるべくおかずを作っておくようにしています。(30代/女性/パート・アルバイト)
・パートのない日にご飯を多めに作ってストックをしておく。また、掃除や洗濯は隙間時間でこまめにやる。(20代/女性/パート・アルバイト)

仕事に行く前に家事や料理を済ませておくという意見です。作り置きをして冷凍しておいたり、真空保温調理器を利用したりとそれぞれの家庭で工夫がありました。また、隙間時間を有効利用している方も多いようですね。料理は家事のなかでも特に負担が大きいということで、事前に済ませてしまう人が多いことがわかりました。

【家族に手伝ってもらう】

・お互いの休みがばらばらなので、仕事が休みの人が掃除や洗濯を担当するよう分けている。(40代/女性/パート・アルバイト)
・食材の宅配業者の利用や家事を夫や子供に分担してもらう。掃除等は週末にまとめて行う。(50代/女性/パート・アルバイト)
・お風呂掃除、トイレ掃除など簡単なところは主人に任せています。料理は、冷凍野菜などを混ぜて使うととても楽です。最初からカットしてあるし、お値段も普通の野菜を買うよりお手頃です。時短にもなります。(30代/女性/パート・アルバイト)

家族に手伝ってもらうという意見も多くありました。それぞれの家事を分担して行ったり、休みの人が掃除や洗濯をしたりするなどの方法です。各家庭で上手くルールを作って、家事の負担軽減をしています。みんなの協力が得られるなら、このやり方は合理的かもしれませんね。

【がんばりすぎない】

・ここまでやったら残りは明日やるなど、手を抜けるところは手を抜く。自分がゆっくりできる時間をちゃんと作り、睡眠時間もしっかりと取る。事情があり家事が大変なときにはパートを少し休むなど、バランスを取ることが大事。(50代/女性/パート・アルバイト)
・仕事のある日は無理をしない。最低限のやることだけをやって、余裕があればもう少しこなす。休みの日に時間のかかる家事をやる。(30代/女性/パート・アルバイト)
・パートの時間は6時間ほどにして家事をする時間に余裕を持たせています。(30代/女性/パート・アルバイト)

パートと家事を両立するには、がんばりすぎないことも重要なようです。パートの時間を短めにする、仕事のある日は最低限の家事だけで済ませるという意見です。家事とパートの両方を全力でやろうとすると疲れてしまもの。そのため、適度に手を抜くことも大切なようですね。

パートと家事の両立には何かしらの負担軽減方法が必要？

パートと家事の両立には、自分に合った負担軽減方法を取り入れることが大切なことがわかりました。たとえば、家族がいるなら手伝ってもらったり、手間がかかる料理は事前に作っておいたり、適度に手を抜くなどの方法です。パートも家事も全力では疲れてしまうので、これらのなかから自分に合いそうな方法を上手に取り入れることが良さそうです。

■調査地域：全国
■調査対象：【性別】女性 【職業】パート・アルバイト
■調査期間：2019年02月22日～2019年03月08日
■有効回答数：89サンプル