「あのときこうしていれば…」既婚者だって言いたい！ママたちの「タラレバ話」

「私の人生、こんなはずじゃなかったのに……」。そんなことを思うのは、アラサー独女だけとは限りません。俗にいう「幸せな結婚」を手に入れたママたちだって、「～していれば」「～だったら」なんてないものねだりを止めることはできない！？　全国のタラレバママたち100人に、胸のうちを聞いてみました！

結婚がらみのタラレバ　

・「夫と結婚したことを後悔してます。金遣いが荒いのに、妻は家にいろ、働くなんて許さない、という古い考えにこだわる。子育てにも非協力的で、私が実家に年に１回帰ることも嫌な顔をするし。違う人と結婚していれば、きっと人生が違っていただろうと時々妄想します」（32才・専業主婦）

・「25歳で結婚して27歳で妊娠出産予定だったはずが、まだ子どもが持ててません。すべては25になる直前に出会ったバツイチ男(夫)の誘惑のせいだと思う。出会ってさえいなければ、６年半学生時代から付き合っていた初めての彼氏と順調に計画通りに結婚していただろうに」（30才・専業主婦）

・「そもそも結婚願望がなかったんですが、運良く結婚し、子どももいる人生に。子どもが小学生のうちは楽しかったけど、反抗期を迎えていろいろ面倒なことも増え、もし結婚してなかったら、の人生を考えることしばしば。でも、私以上にそう感じてるのは夫の方だろうなー」（45才・専業主婦）

・「夫のことは愛しているし、結婚してよかったと思えるのですが、夫の弟夫婦との関係がうまくいかず、とても苦しい立場にいます。夫や義父母も取り合ってくれません。もっと親戚付き合いがラクな結婚ができていれば、こんなにつらくなかったのに」（29才・専業主婦）

・「予定では、子どもを2～3人産んで一軒屋のマイホームに住んでるはずでした。しかし、夫が性欲全くなしで、ひどい浪費癖がある人でしたので、子どもはできず借金ばかり増えてしまいました。住まいは公営住宅です。ああ、私に人を見る目があれば！」（37才・フリーランス）

好きな彼氏とどうにか結婚にこぎつけても、「夫が」「子どもが」「お金が」「こんなはずでは」と悩みはつきないよう。「結婚はゴールではなくスタート」とはよく言ったものです。

仕事がらみのタラレバ

・「就職活動をもっと頑張ればよかった。内定をもらってそこで妥協してしまったが、諦めずにもっと希望の仕事を追及していれば今の人生がもっと変わっていたかもしれない」（36才・会社員）

・「希望の職種に就いたつもりでしたが、給料は低いし、仕事としても大変な職種だった。もっと違う資格や免許を取って違う仕事についていればよかったなと感じています」（31才・パート）

・「美術に関わる学校に進み、そんな仕事がしたかった。親に反対されて進学を断念したので、仕事も就きたかったものとは違う。あのとき親を説得し、進路を決めればと後悔している」（64才・専業主婦）

・「高校生の頃、海外と関係のある生活を夢見て留学までしていたが、当時付き合っていた彼氏にのめり込みすぎて進学先を変えてしまい、今では田舎で大変不便な生活を強いられている。あの頃、目標を見失いさえしなければ～！」（29才・専業主婦）

・「定年までバリバリのキャリアウーマンになるはずが、早々に仕事を辞め、職を転々とし、まわりより早く結婚して専業主婦になってしまっています。原因は、最初に入った職場がブラックで仕事への情熱が薄れてしまったから。ホワイトな会社に入れていればな、とも思うけど、実際は家事育児と仕事の両立は私には無理そう。なので、これが自分らしいのかな…と思うようにしてます」（32才・専業主婦）

・「就職して８カ月で遠距離に栄転辞令が出て、行きたくなくて退職してしまったことを後悔中。転職先は不況で立て続けに倒産。学ぶことも多く人生経験としては良かったが、正社員として続けたかった。あのとき周りに相談していれば、と思う」（41才・専業主婦）

・「銀行に就職したのに歌手になる夢を諦めきれず退職し、フリーターを７年もした。経験したことは人生の糧となったが、結果夢も叶わず貯金もゼロ。もっと早く自分の道を見極められたらと思います」（36才・専業主婦）

希望の職に就いても就かなくても、やっぱり「あのときこうしていれば」という思いが胸をよぎるのは避けられないよう。歌じゃありませんが、人生いろいろ、男も仕事もいろいろ、いまある全てのものは、自分が選び取ってきた結果。後悔したって仕方がないから、真正面から受け止めて、そのまま前を向いて生きていきましょう！

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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