人生も後半ともなると、先の不安や心配ごともありますが、それらと何とか折り合いをつけて、小さくても、楽しい暮らしを営んでいきたいもの。今回は、エッセイストで、空間デザイナーでもある広瀬裕子さんに、日々を潤す暮らしの工夫と心がけを教えてもらいました。
思考も暮らしも違和感を解消して、自分らしさの純度を高める
エッセイストであり、空間デザインディレクターとしても活躍する広瀬裕子さんは、葉山、鎌倉、香川での暮らしを経て約15年ぶりに東京に戻り、現在は隅田川や東京湾の見える部屋で暮らしています。
「今後は“違和感の解消”を基準に不要なものを削ぎ落とし、自分らしさの純度を高める時期なのかもしれません」。
と話す広瀬さんが感じ、削ぎ落としてきた“違和感”とはどんなものなのでしょう。
白髪を染め続ける負担を手放して、あたらしい自分を楽しむ
50代後半から、当時の自分と髪色にパズルがまっていないような違和感があって。短くしたり、ブリーチしたりしてみても、しっくりこなかったので、髪を染めるのをやめてみました。
毎月のヘナ染めをやめて1年半。信頼する美容師さんに相談しながら髪を巻いたりアップにしたり、アクセサリーを使ったり。かわいいアレンジも白髪なら甘さを緩和できると発見。
いつも同じ印象でいい。自分が落ち着く服だけを
昔は服を多く持っているのがおしゃれだと思っていたし、着回しも工夫していました。でもいつも同じような服装でも、似合っていればその人のスタイルになるんですよね。
今は白・黒・グレーの3色で、着心地がよく手入れしやすい数枚だけに。髪色が変わればまた変化するかもしれません。
色数をおさえて、心がざわつかない空間に
部屋のものは、木の家具と白・黒・グレーで統一。雑多な色使いは以前から好きではなかったけれど、空間設計に携わるようになり拍車がかかりました。
読みかけの本を置いておくとその色が気になるので、本はモノトーンのカバーをかけてくれる「蔦屋書店」で購入しています。
\60代からはもっと生き生き、自由に/
60代・70代女性たちの
「明るく、自分らしい暮らし」実例集!
住まい、健康、お金、趣味との向き合い方まで。「今」を前向きに楽しんでいる先輩たちの、人と比べず、自分のペースで心地よく過ごすヒントが詰まった一冊!
『60代からの小さくて明るい暮らし』1,430円/主婦の友社
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