圧力鍋で時短簡単!? 毎日の食事づくりがどれだけラクになるのか試してみた！
更新日：2016.07.06
日中は３０度を超える暑い日が続いていますね。そうなると、キッチンに立って火を使った料理を作ることがちょっと億劫になってきたりしませんか？出来ることなら火を使いたくないけれど、さすがにそうすると作れる料理が限られてしまうのが悩ましいところ…。
そこでオススメしたいのが、圧力鍋。「えっ、圧力鍋って手の込んだ料理を作るものでしょ？ふだん使いにはちょっと…」とか「初心者には難しそう」なんて思っている方も少なくないようですが、そんな心配はご無用！実は圧力鍋はとっても気軽に使えて省エネ、しかも短時間で調理出来るので、毎日の食事作りにこそ活用したい調理グッズなんです。
今回は、そんな圧力鍋を使って料理を作り、どれだけ“使えるアイテム”なのかを検証してみました☆
まずは「ご飯」を炊いてみた！
皆さんはご飯を炊く時はいつも何で炊いていますか？炊飯器や土鍋で炊かれている方が多いと思います。でも、３０分～１時間お米を水につける時間が必要ですし、炊くのにも３０分以上かかりますよね。そこで「圧力鍋」の登場です！
圧力鍋ならなんとお米を水につけ置きしなくてもOK。「うっかりごはんを炊くのを忘れてた！」なんていう時にも非常に便利ですね。
作り方もとっても簡単♪ お米と水を圧力鍋に入れてふたをし、中火〜強火にかけます。その後、圧力表示ピンが第2リングまで上がったら弱火にし、４分加熱したら火を止め、圧力表示ピンが自然に下がるのを待てば完成！お米を洗って炊きあがるまで、たったの１５分と、いつもの時間の半分です！！
気になる出来映えは？
ふたを開け、しゃもじで上下を返すように混ぜたら早速茶椀によそい、ほっかほかの出来たてごはんを食べてみました。そうすると、もち米を入れたかと思うくらいにもっちもちで、甘みがぎゅっと凝縮されたように濃く、めちゃくちゃ美味しい！
炊飯器ではなかなか出来ないお焦げも少しあったりして、久しぶりにこんなに美味しいごはんを食べました^^これがたったの１５分で出来たなんてビックリ☆
今度は煮込み料理の定番「カレー」作りに挑戦！
ごはんのあまりの美味しさに感動したので、調子にのって今度は圧力鍋が得意とする煮込み料理の定番「カレー」を作ってみました♪カレーは手軽な料理として人気ですが、実は野菜が柔らかくなるまでしっかり火を通すには、意外と２０〜３０分くらい時間をかけて煮込まないといけなかったりしますよね。果たして圧力鍋だとどうでしょうか？
作り方は、圧力鍋に肉や切った野菜を入れて炒めて、水を入れるところまでは一般的な鍋で作る場合と同じです。その後、圧力鍋のふたをし、中火〜強火にかけて、圧力表示ピンが第2リングまで上がったら弱火にし、３分間加熱。３分たったら火を止め、圧力表示ピンが自然に下がるのを待ちます。完全に下がったら、ふたを開けてカレールウを割り入れ、再び加熱して１０分ほど煮込めば完成です。鍋で炒め始めてから完成するまで、こちらも２０分ほど！
さてお味は？
とーっても美味しそうなカレーが完成しました。食べてみると、なんと野菜が柔らかいこと！玉ねぎなんかは、もうとろけて原形がないくらいです。じゃがいもやにんじんも程よい柔らかさで、いつもは残しがちな子どももこのカレーに入った野菜はパクパク食べていました^^
そして、柔らかさだけではありません。野菜の甘さはしっかり残しつつ、カレーの味がそれぞれの食材にしっかりしみ込んでいるので、カレー味をいつもより濃く感じ、満足度がとっても高い一皿になっていました。
さらにさらに嬉しかったのは、圧力鍋は保温性が高いので、１度温めればかなり長い時間温かい状態を保ってくれます。だから、２杯目をおかわりする時も、温め直す必要がないくらい温かいカレーをすぐによそうことが出来ました♪
圧力鍋の使いやすさはいかに！？
今回圧力鍋を使ってごはんとカレーを作ってみましたが、作り終わって「なんで今までこんな良いものを使わなかったんだろう＞＜」と後悔してしまうほど、圧力鍋の実力に感動しました。調理時間はどちらも約半分になり、そのぶん火を使う時間が短くなったので、そこまで暑さと葛藤する必要もありませんでした。
ちなみに、この他にも調理時間の違いは以下を見れば、圧力鍋の便利さは一目瞭然！
●肉じゃが 普通の鍋２５分→圧力鍋１５分
●豚の角煮 普通の鍋１８０分→圧力鍋４０分
●玄米ごはん 炊飯器６０分→圧力鍋３０分
※あくまで目安。圧力鍋の時間は、火をつけてから沸騰するまでの時間＋加圧時間＋火を消してからの減圧時間の合計
また、時短以上に嬉しかったのがやはり出来上がりの美味しさ！あの味の濃さや柔らかさは、やはり圧力鍋でないと出せません。
味以外には、圧力表示ピンが調理の指標になって減圧するタイミングがとてもわかりやすかったり、圧力をかけている時もとっても静かで、今まで持っていた怖いイメージも払拭され、初心者でも簡単に使うことが出来ました。
使い終わったあとの後片付けも聞いていた通りのやりやすさで、こんなに良いことを経験してしまったら、もう圧力鍋を手放せなくなりそうです☆
他にもこんな料理が作れますよ！
手放せなくなった方にはこんな料理もオススメ！圧力鍋は煮込み料理だけじゃないんです！
●赤飯
●黒豆
●鯛の包み蒸し
●干し貝柱と冬瓜のスープ
●自家製みそ
など、今回作ったカレーのような一般的な家庭料理から、今まで作るのには手が込んでいて難しそうと思っていたような蒸し物などまで、いろんな調理に使えるんですね。
試してみたのはWMFの圧力鍋！
今回使ったのは、ドイツメーカーWMF（ヴェーエムエフ）の「パーフェクトプラス圧力鍋 ４．５L」という商品です。WMFは創業１６３年を誇る歴史あるメーカーで、本国ドイツでは「圧力鍋といえばWMF」と言われるほど人気。みんなが憧れるブランドなんです。料理研究家の方にもファンが多いのだとか。
商品名：WMFパーフェクト プラス 圧力鍋４．５L
特徴：WMFのベストセラー圧力鍋。
ワンタッチで着脱可能の持ちやすいハンドルと、
オリジナルの安全システムで安心！
4人以上のご家庭向きのたっぷり作れる万能モデル。
スチーマー、三脚、レシピブックがセットになっています。
メーカー希望小売価格：48,600円（税込）
問い合わせ先：WMF http://www.wmf.co.jp/
文／大家純子
圧力鍋で時短簡単!?WMFの圧力鍋
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