コラム

お蔵出し！我が家に届いた＆自分で出した「おもしろ年賀状」

更新日：2017.10.28

メールの普及で減少傾向にある年賀状ですが、デザインや文面で個性が伝えられるのは紙の年賀状ならではの魅力。
そこで今回は、自分で出したものや、友人などからもらった“個性的すぎて忘れられない年賀状”をご紹介。
年賀状は記録より記憶です？！

友人から…

・「中学生の頃、下の毛が生えたのがよほど嬉しかったのか、年賀状に下の毛を1本テープでとめて送ってきた友人がいた。笑えたけど、ふと頭は大丈夫かと疑ってしまった」

・「高校生の頃に貰った友人からの年賀状で、わざわざクイズを書いてきて『答えはこのシールをめくれ』と指示してあった。答えは、『タモリの安産祈願イラスト』というくだらなさで新年早々笑ってしまったが、シールの分が郵便物の重さに反していたらしく、着払いで郵送料を取られたというオチはいらなかった…」

・「小学生の時同級生から『あぶり出し』とだけ書かれた真っ白な年賀状が届いたのでコンロで炙ったが、何も浮かんでこず、年賀状が黒く焦げた思い出が…」

・「独身の友達が毎年、架空の旦那さんと子どもの絵を手書きで書いて送ってくる。何がしたいんだ？？」

・「仲良しグループのみんなで年賀状を送りあっているのですが、既婚者の人たちは子どもの写真を載せてくる中、唯一独身の友人は、ドレスを着て洋館で撮影した写真を毎年年賀状にして送ってくる。絶対に狙っていると思う」

・「毎年、家族全員の変顔写真を印刷した年賀状を送ってくる友人。新年早々笑わせてもらっています」

・「友達から送られてくる年賀状は毎年テーマがあり、ある年は“嫁がモナリザ”“夫がゴッホ”にコスプレしていた。毎年楽しみです！」

お父さん、お母さんが…

・「一人暮らしの自分を何かと気にかけてくれた両親。『お金に困っていないか』『おなかをすかせていないか』など、気持ちはとても嬉しいのですが、帰省できなかったある正月に、切手が貼られた真空パックの干物に『おなかがすいたらこれを』とメッセージが添えられた年賀状が届きました。それ以降は必ず帰省するようにしています」

・「父が郵便受けから取ってきた年賀状に私宛のものがあり、父は確認ついでにチラッと文面を読んでしまったらしいのですが、そこには『今年も仲良くしていきましょう！大好きだよ。愛人より』と書かれており、父が『…。愛人から年賀状だぞ』と深刻な顔をして渡してきました。確認してみると、親友の女友達から。母と笑ってしまいました」

・「実家の母が『“だるま”を切り絵で作り、それを貼って素敵な年賀状を作った』と言っていたので、楽しみに待っていたら…、届いたのは“だるまの色んな部分がはがれた、得体のしれないもの”の年賀状でした」

自分が…

・「学生の頃に『年賀状送りたいから、住所を教えて』と言われ、当時ファンだったブリティッシュバンドの影響で『○○市大字ロンドン字カムデン ○-○-○番地』と書いて渡しました。そしたら、そんな住所でもしっかり我が家に届いてビックリ。『郵便局ってスゴイなぁ～、どこまで私のことを知ってるんだろう？』と、当時の私はただビックリしただけですが、今思えば、郵便局の方に迷惑かけたなと反省しています」

・「郵便局でバイトをしているとき、自分が書いた年賀状を配ることになってしまい、ふざけて『銀座１丁目』とか書いたのを改めて見たらとても恥ずかしくなった。人に見られるものは、意識しないといけないと反省」

遊び心やアイデアのある年賀状は、いつまでたっても印象に残るもの。
ママになると“子どもの写真”一辺倒になることも多いですが、ちょっとひねりのきいたデザインを考えてみるのも楽しいかもしれませんね！

文／和田玲子
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© beeboys - Fotolia.com

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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