コラム

つらい時…家族や友人の「この一言で救われた！」金言集

更新日：2017.10.28

普段は近くにいすぎて、そのありがたみが分からないけれど、ここぞというときに助けになるのが家族や友たち。
今回は、家事に育児に孤軍奮闘なママたち100人に、「困難な状況に陥ったとき、支えてもらった身近な人たちのこの一言」を教えてもらいました。

母の「この一言」に助けられました

独身時代も結婚してからも、陰にひなたに支えてくれるのが“お母さん”。わが子にとってもこんな存在になれるよう、お手本にしたいものです。

・「育児に疲れて、泣きながら母親に電話すると『お母さんはあなたを産んでよかったよ。可愛い孫もできてお母さんも長生きできると思うから、生きている限り、できることはしてあげるよ』と言ってくれて、悲しみの涙が違う涙に変わりました。何歳になっても母親の存在は大きく、やっぱり超えられないから母親なんだなぁ～と、しみじみ」

・「高校のとき、めちゃくちゃ勉強していた私に母が一言、『あんたはほんますごいわ。お母さんできへんもん』。大好きな母に言われて、何だか力がわいてきました」

・「結婚して4年目、同居の義母とうまくいかず、でも子どもが2人いる手前、逃げ出すこともできずにいました。そんなときに実家の母親が『神様は、あなたが乗り越えられない試練は与えない。焦らずに問題と向き合いなさい。困ったときはお互いさまだから、相談してよね』と。この言葉で胸がスッとしました」

・「すごくつらいとき、母親に『これを乗り越えたら新しい人生を始められるんだよ』と言われて、頑張ろう！と思えました。母親の言葉だから信じてみようと思ったのかもしれません」

・「母の葬儀で泣くのをこらえていたら、義母に『今、思い切り泣いておかないと後悔する。思い切り泣きなさい』と言われました。それで、大声で泣いたら、少しだけつらさが軽くなりました」

夫の「この一言」に助けられました

日頃は夫婦ケンカばかりでも、いざというときにこんな一言をもらえると、「結婚してよかったな～」としみじみします。

・「育児がしんどくて、子どもに少しキツイ対応をとってしまい落ち込んでいたら、旦那が
『大変な育児を任せて申し訳ないと思ってる。子どもはどんな対応をされても、ママが大好きだから笑ってくっついてきてくれるんだよ。だから“ごめんね”って謝って、いつも通りにしてあげて。大丈夫だよ』と言ってくれ、泣き崩れました」

・「アルバイト先で一緒に働いている人から『あなたはラクばかりしている』と言われ落ち込んでいたところ、夫に『その人にはそう見えるだけだろう』と言われ気持ちがラクに。ありがとう、夫」

・「人のことを優先しすぎてストレスを溜め込んでいたとき、夫に『お前はいつも他人のことばっかり考えすぎ。たまには自分の気持ちに素直になってみろ！』と言われて、『ちゃんと自分のことを分かってくれる人はいる』と実感。しんどかったのが救われた気がしました」

・「仕事でかなり落ち込んでいたとき、夫から『お前のせいじゃない。明日にはどうにかなるよ』と言われて、目の前の霧がパーッと晴れました。何気ない一言ですが、そのときの自分には最大のアドバイスとなりました」

・「仕事で落ち込むことが多いのですが、家に帰って夫が話を聞いてくれ、『大丈夫だよ』とハグしてくれるので安心します」

友人の「この一言」に助けられました

赤の他人、だけど同じ時間、境遇をシェアしあった友人たちは、誰より辛い気持ちをわかってくれる心強い存在！　そんな友人たちからの温かい一言がこちら。

・「『大丈夫だよ』という、親友のこの言葉はいつも力になります」

・「落ち込んでいるとき、友人に『いつ落ち込んでも近くにいるから。なんぼでも落ち込んでいいからな』と言われ、涙が出ました」

・「人間関係に疲れていたとき、20年来の親友から『○○ちゃんらしくいればいい。良さを分かってくれる人は自分含めてたくさんいるんだから』と言われました。嬉しかったです」

・「人間関係で落ち込んでいたときに、地元の親友たちから『私たちは何があっても味方っちゃけん、大丈夫よ！！』と言われ、とても心強かった！」

・「子どもに怒鳴ってしまい、『ママ嫌い』と言われてひどく落ち込んでいたとき、ママ友から『あなたは頑張りすぎなんだよ。もっと力を抜いて』と言われ、自分自身を取り戻すことができました」

・「子どもが幼稚園のとき、ママ友が『なにごとも大変と思えば大変、苦しいと思えば苦しいから前向きに考えた方がいい』と言ってくれたことがあり、かなり救われました」

思わず号泣してしまいそうな「一言」が満載でしたね…。
人間は「ひとりだけ幸せになる」ことはできないもの。周りの人が幸せだったり、楽しく過ごせているからこそ、自分も幸せだと感じることができますよね。
来年は、「やさしさ」と「思いやり」を持ち寄って、みんなで楽しく暮らしましょう！

文／和田玲子
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© JackF - Fotolia.com

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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