室内で過ごす時間の多い猫のおうち時間をグレードアップしてくれる、新感覚のキャットウォーク「猫壁(にゃんぺき)」。気になっている猫飼いさんは多いのでは?「猫壁」を販売しているLIXILに、詳しく教えてもらいました!
こんなに気に入ってくれるなんて!うちの猫が取り合いになった爪とぎ
「猫壁(にゃんぺき)」はマグネット着脱式キャットウォール
猫壁(にゃんぺき)は、自宅の壁に設置できるマグネット着脱式のキャットウォール。
壁に壁パネルを取り付けることで、さまざまなキャットウォークパーツを自由に設置することができる画期的なアイテムです。
パーツはマグネット式。動かしたり数を増やしたりと、猫の性格や年齢に合わせて自由に付け替えられるのが大きなポイント。
猫の運動器具といえばキャットタワーが人気。でも意外と場所をとるし、倒れたり、劣化の心配も。でも猫壁(にゃんぺき)はもともとある自宅の壁を利用できるので省スペース。圧迫感もないので、人も猫も快適です。
しかもインテリアに馴染むデザイン。
購入前にしっかり現地調査してもらえるので安心
LIXILの工事部隊が設置場所を前もって現地調査し、採寸などを行います。
猫壁(にゃんぺき)を取り付け・設置のための現地調査や見積もりは無料。
調査の結果、設置できない、注文しないという場合、費用はかかりません。
「ウチには設置できる?」「実際にいくらくらいかかるか聞いてみたい」と思ったら、気軽に現地調査をお願いしましょう。
設置工事は専門業者にお任せできます
壁にマグネットパネルを取り付けるのには大がかりな工事が必要?と思うかもしれませんが、実際の作業は半日ほど。
壁のサイズに合わせてパネルをカットしたり、コンセントやスイッチ周りを切り抜くなど、自宅のレイアウトや希望に沿ったかたちで取り付け・設置してくれます。
条件によっては賃貸物件もOK
取り付けは一戸建てや分譲マンションはもちろん、賃貸物件でもOK。
ただし壁紙を剥がしてパネルを設置することになるため、現状復帰のための壁紙・クロスの貼り替え費用は自己負担です。
管理元と自身の合意のもと、壁が設置条件を満たしている場合は設置可能です。
取り付けできる壁の種類は、施工ボードまたは合板。漆喰や珪藻土の壁には取り付けできません。
「猫壁(にゃんぺき)」の価格は?
「猫壁(にゃんぺき)」の基本セットには、壁のマグネットパネルや基本的なパーツに加えて工事費も込みです。
猫壁セット(小)176,000円~(取付代・税込)
【セット内容】
・壁パネル 幅900mmx長さ1200mm×2枚
・ステップ×3
・トンネル×1
・ボックスまたはボックス透明タイプ×1 ※ボックス透明タイプを選んだ場合は+8,800円
・取付け工事補助部材+取付け工事
猫壁セット(大)374,000円~(取付代・税込)
【セット内容】
・壁パネル 幅900mmx長さ1200mm×6枚
・ステップ×6
・トンネル×2
・ボックスまたはボックス透明タイプ×1 ※ボックス透明タイプを選んだ場合は+8,800円
・取付け工事補助部材+取付け工事
料金がわかりやすく、現地調査後に見積もりをもらったら高くてビックリ!というようなことはありません(離島など遠方エリアは別途費用が相談になる場合もあります)。
設置は日本国内ならどこでも可能です。
壁パネルは縦横どちらの向きにも設置OK!
壁に設置するマグネットパネルは、どちらの向きでも自由に設置することができます。
縦長に設置すれば省スペースでスリムな印象に。高さを出せるので、猫が好きな縦運動にももってこいです。
でも実は横向きもおすすめ!小窓の上や横にL字型に設置したり、テレビボードの上部分などデッドスペースになりがちな場所にも設置できます。
キャットタワーを併用すれば、パネルまではキャットタワーを登っていくなどのアレンジも楽しめそうです。
▲マグネットパネルを横に2枚、設置した例。パネルの色はプレシャスホワイト、グレー、ネイビーブルーの3タイプです。
パーツは4種類。色も5種類から選べます
壁パネル(900mm×2400mm)に設置するキャットウォークパーツは、ステップやトンネル、ボックスなど現在は4種類販売されています。
基本セットにはあらかじめいくつか入っていますが、パーツのみ追加購入することも可能です。
パーツはすべて、強度十分!8kgの猫が飛び乗っても大丈夫な耐荷重設計になっています。
猫が触れる部分はフェルト生地。肌触りをキープしながら、しっかりとした厚みを持たせています。
裏側のマグネットシートはパネルにがっちりと接着しますが、パネル自体は磁力を発していないので安心です。
フェルトやマグネットなど、パーツの素材は猫がなめる程度はまったく問題ありません。
4種類のキャットウォークパーツ
〈右から〉ステップ 13,200円(税込)、トンネル 22,000円(税込)、ボックス 18,700円(税込)、ボックス透明タイプ(アクリル仕様) 27,500円(税込)
・ステップ:最も基本的なパーツとなるのはステップ。階段を上り下りするように段差をつけて設置すると、運動量もアップ!
・トンネル:猫がこもって落ち着ける空間を作ってあげることで、ストレスフリーに過ごせます。
・ボックス:猫の遊び場、お昼寝スペースなどさまざまな使い方ができて便利。穴から顔を出す姿やしっぽが垂れるかわいい様子を堪能できます。
中はちょっとした隠れ家。一般の住宅だと、猫がひとりになれる場所、人から隠れられる場所、周囲が見渡せる場所が少ないもの。こうした場所を用意し、猫にとって自由でストレスのない環境を作ってあげると健康寿命を伸ばすことができそうです。
▲ボックス透明タイプ(アクリル仕様)は、お昼寝中の顔や肉球を下から眺めて楽しむことができます。
カラーバリエーション
カラーは
・モカ×ライトベージュ
・ベージュ×ベージュ
・ベージュ×オレンジ
・ライトグレー×ライトグレー
・ライトグレー×ネイビーブルー
の5種類。インテリアや、猫の毛並みに合わせて選ぶ人が多いそうです。猫の毛並みの色に合わせやすいモカ×ライトベージュ、お部屋のアクセントになるベージュ×オレンジが人気です。
お手入れもラク
ちなみにお手入れは水洗いを避け、抜け毛をカーペットクリーナーで取り除く程度でOK。
吐き戻してしまった場合も、中性洗剤を少しだけ垂らして古歯ブラシなどでこすると汚れは落とせます。
猫壁(にゃんぺき)おすすめの使い方は?
キャットウォークパーツを自由に動かして設置できるのが猫壁(にゃんぺき)の大きな強み。時々レイアウト替えをしてあげると、飽きずにずっと遊んでくれそうです。
その他、LIXILの猫壁(にゃんぺき)開発担当者おすすめの使い方をいくつかご紹介!
おすすめの使い方①少し歳をとってきたら、ステップの間隔を狭める
年齢が上がるとジャンプ力が落ちてくるため、昇り降りしやすいように、ステップを下に移動したり間隔を狭めたりして高さを調整してあげると猫のプライドも守ってあげられます。
おすすめの使い方②ステップをフードボウル置き場にする
フードや水を食べやすい高さに設置できます。ごはんタイム以外は遊び場として使えるので、フードボウル専用台が不要に。
おすすめの使い方③ボックスやトンネルにおもちゃを入れる
かさばるおもちゃ、カラフルなボールなどはボックスの中にまとめておもちゃ入れに。見た目もスッキリです。猫が自分で遊び始めたり、遊んで!とアピールしてくることも。
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公式インスタグラム @nyanpeki_lixil_official や、ハッシュタグ #にゃんぺき で、愛用者さんたちの実際の使い方をチェックできますよ!
取材・文/佐藤望美 取材協力/猫カフェれおん 横浜店
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