コラム

毒母、遺産相続…。結婚＆出産を機に肉親との関係が悪化する女性急増中!?

更新日：2017.10.28

「あれ、この人ってこんな人だったっけ？」
そんなモヤモヤした気持ちを、年を重ねる中で肉親に抱く人も多いといいます。

よく、「結婚して子どもを産んだら、母親への感謝や愛情が増した」という話は聞きますが、一方で「結婚し、子育てをキッカケに母親とギクシャクするようになった」というのもよく聞く話。
今回、母親だけでなく、兄弟や姉妹にも幅を広げて、結婚や出産後に肉親との関係に悪い変化があったかどうか、調査を実施。とくに印象に残った2人のお話を紹介いたします。

結婚を機に母親と“あえて”疎遠になった女性

まずはじめに、34歳で現在新婚3年目の奥さんの話をご紹介します。
彼女は結婚までずっと実家暮らしをしていたそうですが、結婚を機に自宅を出ただけでなく、あえて母親と距離をとるようにしたといいます。
それは長年密かに悩みつづけていた母親の過干渉から逃れるため。

例えば、彼女が「一人暮らしをしたい」と言ったときも、「今のあなたじゃ何も出来ないわ！それにいつか転勤とかが決まったときにすればいいでしょ？」と説得され、元々逆らえないタイプの性格だった彼女は、そのまま実家での生活を選んでいたと言います。

結婚を決めた際も、結婚式などに対しても口出しが多かったという母親に、「貯金がないから」と結婚式の開催自体を拒否。現在は、新婚生活と仕事で忙しいということで、ほとんど実家へも帰らず、母親と話すことすらないのだとか。
そんな状況について彼女は、「仕方ないけど、これ以上自分の心が侵食されるのは嫌だから…」と、ちょっと申し訳なさそうに言っていました。

しかし今後、出産などを経験することになれば、嫌でも関わってくるであろう母親の存在。その頃には、ふたりの心の溝が埋まっていることを願うばかりです。

相続ブームにのって自己主張しはじめる妹がムリ！

続いては、姉妹のギクシャク話です。お話を聞かせてくれた30代の女性は、2人姉妹のお姉さん。
現在、妹との関係に変化を感じ、今後が心配と頭を悩ませているそうです。

心配の種は、ズバリ両親の相続問題。
現在は両親共にご健在といいますが、最近子どもを持った妹さんは、家計が苦しいのか両親の遺産の話をたびたび持ち出すと言います。
それは、いつか訪れる話なのでよいのですが、その遺産の割り方がおかしいそうで…。

「お姉ちゃんには預金と車をあげるから、私には親が住む家（都内近郊一軒家）をちょうだい」と、どう見積もっても半々にならない提案をしてくるではありませんか。
「それ半分になってないけど…。つまり親の面倒（同居）も見るから、多くくれってこと？」と聞くと、「親の介護は長女の役目では？」と無茶ぶり。

両親がまだ元気なのでモヤモヤした気持ちだけで済んでいると言いますが、「どちらかに何かあったらモメそう」とお姉さんは今から解決策を考えているそうです。

いかがでしたか？　きっと、もっとディープなお話を持っている方も多いのではないでしょうか。
「肉親とはずっと仲よしなはず！」という“当たり前”とされていることが出来ない人は、案外多いのかもしれませんね。

＜プロフィール＞
おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆中。

写真© JackF - Fotolia.com

Profileおおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなどの商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆。

編集部ピックアップ

PR「もっと早く取り入れたら良かった」『SwitchBot』で始める快適生活革命【Amazon特価中】

「なにこれ、指が痛いんだけど…」40歳を目前にして訪れた不調。原因はまさかの…！？〈マンガ・4人目が欲しい〉

【大人の動物占い®】それぞれの動物の「基本性格＆カラーごとの特徴」をチェック

お母さんごめんなさい、私の口座残高これしかありません…【お金ビギナーの貯蓄マンガ】

PR暮らしニスタのLINE登録でスタンプ無料配布中！【〜12／18限定】

【数量限定】「美味しい」を作る人のこだわりエプロン発売。｜暮らし二スタ10周年【コラボ企画】

とうとう汚部屋の限界突破…！3LDK家族暮らしの悲劇【片づけマンガ#1】