各社がしのぎを削るウォーターサーバー戦国時代!「いったい何を基準に選んだらいいの?」という心の叫びから生まれた本企画、ウォーターサーバーの会社に突撃取材を敢行し、特徴と魅力を3つのポイントにしぼって教えていただいています。
今回のターゲットは、スタイリッシュなデザインでも人気を集める富士山の銘水株式会社のウォーターサーバー、「フレシャス」。マーケティング部の横山さんにお話を聞きました。
お話を伺った人:横山晃子さん
富士山の銘水株式会社 マーケティング部。アクアソムリエの資格を持つ水のプロ。
ミネラルウォーターへの深い知識と愛情で、日々、マーケティング&広報業務に邁進!
数々のデザイン賞に輝く「フレシャス」って?
受付に並んでいたフレシャスの各モデル、どれもすっきりとおしゃれで、リビングに置きたくなるようなデザインですね。
デザインについて非常に高い評価をいただいていて、さまざまな賞を受賞しています。「dewo」というモデルは、ウォーターサーバーとして初めて2015年にグッドデザイン賞を受賞しました。また、同じ年、JIDAデザインミュージアムセレクションにも選出。JIDAはプロダクトデザインのプロフェッショナルが選ぶ賞で、選出されたアイテムは永久収蔵品としてミュージアムに展示されるんです。昨年は、キッズデザイン賞の優秀賞、経済産業大臣賞もいただきました。また、「Slat」というモデルでは、2016年にグッドデザイン賞、18年にキッズデザイン賞に入賞しています。
デザイン賞を総ナメですね! しかもウォーターサーバーで初めて、当時は唯一の受賞を果たしているというところもすごいです。やはり、1つめのポイントはデザインということになるのでしょうか。フレシャスの3つの強み、教えてください!
魅力1 美しさと機能を兼ね備えたシンプルなデザイン
フレシャスのサーバーには、「FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)」「FRECIOUS dewo mini(フレシャス・デュオミニ)」、「FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)」「SIPHON+(サイフォンプラス)」の4つのラインナップがあります。このうち、サイフォンプラス以外のモデルは、プロダクトデザイナー、安積 伸さんによるデザインです。
デザインにおいていちばん大切にされたポイントはどんなところですか?
日本の住空間になじむことですね。シンプルかつコンパクトで、インテリアのなかでケンカしないこと。たとえば「dewo」は円柱をイメージしたシルエットで、無機的な器械でありながらも冷たさがないかな、と思います。
水栓コックレバーがなくて、ボタン式なのも特徴的ですね。
ええ。ウォーターサーバーはお子さんのいるご家庭でもよく使われます。安全性を考えたときには、子どもの手が届く位置にレバーがないほうがいいだろう、と。また、大人にとっても、腰をかがめて給水する姿勢って実はけっこうしんどいですよね。ボタンで冷水、温水を切り替え、蛇口をひとつにすることで、トレイの間口や奥行きが広く取れるようになったのも、デザインが生み出した機能です。
人間工学、そして生活のなかでの利用シーンを考えて、機能的なデザインへと落とし込んでいるんですね。確かにトレイの奥行きがしっかりあるから、お鍋なども安定しておける!料理に使うときも給水がラクですね。
そうなんです。私たちはデザインも機能の一部だと考えていて、それは創業当時からこだわってきたところです。フレシャスの特徴である交換しやすいフィルムパックもそのひとつですね。
そうですね(笑)。このパックは、1つが7.2kgなんです。法政大学と共同で実験したんですが、女性は8kgくらいまではさほど重量を感じないけれど、それ以上だと重いと感じるんだそうです。
確かに、「よっこらしょ!」という感じがなく、らくらく持てます。これなら交換も簡単だし、使い終わったあと小さく畳んで捨てられるのもいいですね。
はい、飲み終わったら手のひらサイズにたためちゃいます。「Slat」は薄型ペットボトルで重量は9.3kgありますが、こちらは下置き。交換の負担を軽減するよう、ボトルの位置からデザインしています。
魅力2 自然の恵みをボトリングした、ナチュラルミネラルウォーター
お届けするのは、富士山の玄武岩に磨かれた生きた水である、というところも大きなポイントです。工場があるのは富士吉田市。弊社の工場より上には、演習場やゴルフ場、工場などが一切ないので、発ガン性物質の生成につながる恐れのある硝酸・亜硝酸態窒素の濃度が極めて低い、高品質な水を組み上げることができるんです。工場では、鹿やイノシシに出会うことも。まさに自然が守られている場所なんですよ。
富士の中腹、ここは開発限界地点なんですね。工場のかたは、毎日山登りだ!
ふふふ。富士吉田のほかに、富士吉田の反対側の朝霧高原、それから木曽にも工場があり、3つそれぞれに味わいに違いがあるんですよ。同じ富士山麓でも、富士吉田はやわらかめ、朝霧高原は少し硬度が高めなんです。
天然だからこそ、採水地によって成分や味わいに違いが出るんですね。おもしろい!
同じ採水地でも、季節によっても微妙に成分が変わります。そうした自然の恵みをおうちにいながら感じられるの、魅力のひとつかな、と思います。
横山さんご自身は、フレシャスのお水のどんなところが好きですか?
みそ汁など、香りや風味を楽しみたい料理によく使います。だしの香りがよく引き出されるように思いますね。お米をたくとき、お茶やコーヒーにも欠かせません。フレシャスの水はやわらかな軟水なので、口当たりがやわらかでどなたにとっても飲みやすいと思います。
赤ちゃんのミルクづくりはどうでしょうか? 天然水だと使わないほうがいいのかしら?
いえいえ、安心してお使いいただけます。ナチュラルミネラルウォーターには、厳しい基準が設けられていて、処理にもきちんと規定があります。フレシャスの水も必要なろ過、熱処理を行なっています。
魅力3 豊富な選択肢から、ぴったりな1台が見つかる
使いやすい機能と美しさ、そして天然水のおいしさ、魅力がいっぱいですね。我が家にお迎えするなら、どれがいいかなー。
デザインの異なる4種のモデルに、それぞれカラーバリエーションも豊富です。ぜひライフスタイルやおうちの間取りからぴったりのモデルを選んでください。
FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)
dewo_ペールブルー
フレシャス・デュオについて詳しく知りたい方はこちら
https://kurashinista.jp/column/detail/4751
FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)
Slat_マットホワイト
フレシャス・スラットについて詳しく知りたい方はこちら
https://kurashinista.jp/column/detail/4744
FRECIOUS dewo mini(フレシャス・デュオミニ)
dewo mini_カッパーブラウン
フレシャス・デュオミニについて詳しく知りたい方はこちら
https://kurashinista.jp/column/detail/4752
「dewo」シリーズは500円+税、「Slat」は900円+税、「SIPHON+」は300円+税です。いちばん人気は「dewo」。床置きのサーバを置く場所に悩まれているかたには、キッチンのカウンターやワゴン、スツールの上などに置ける「dewo mini」も好評です。「Slat」は、もっとも高性能なモデルで、冷水・温水に加えて常温水まで好みの温度を選べるのがポイント。温水を約90度まで再加熱するリヒート機能も便利です。
インテリアの雰囲気、どんなふうに使いたいか、どのくらい使うかを軸に、イメージしてみるとよさそうですね。選ぶカラーによっても、ガラッと雰囲気が変わりそう。選ぶ楽しみもありますね。
まとめ
インテリアになじむデザインと使い心地に徹底的にこだわったフレシャスのウォーターサーバーには、おしゃれなだけではない機能性がたくさん!
富士山麓で採水をする同社では、環境保全にも力を入れています。
水質源保全を目的に、広葉樹の植栽を行うなど、豊かな森づくりへの取り組みを進めているそう。
徹底した品質管理と環境へのまなざし、そして使い勝手のよさの追求、ものづくり&サービスの提供への妥協のない姿勢に打たれました。富士山の美しい自然に思いを馳せながら飲むお水は、また格別!
「天然水の違い感じ取れるようになりたい」と、アクアソムリエに淡い憧れを抱く松井でした。
口コミ・評判・使用感などについては下記にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
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