コラム

現役ママも実践！年上・年下ママと上手に付き合うテクって!?

更新日：2017.10.28

ここ数年、社会での女性たちの活躍は以前にも増して目覚ましく、キャリア優先で人生を楽しみ、30代、40代で出産する人が増えています。そうなると、自ずとママ友の年齢がばらつくため、相手によって接し方を変えたほうがいいのかなど、当事者たちの悩みの種は尽きません。

はたして、現役ママたちは、世代の異なるママたちとどんな風に付き合っているのでしょうか？現役の幼稚園ママ100人に、年齢差のあるママ友とのつきあいについて伺ってみました。

【質問1】
ママ友の年齢は気になりますか？

【回答1】
かなり気になる　2%
まあ気になる　43%
あまり気にならない　46%
全く気にならない　9%

「かなり気になる」の回答はなんとたったの2%。お互いの年齢をさほど気にすることなく、周囲と交流しているんですね。

【質問2】
つきあいやすいのは年上ママですか？年下ママですか？

【回答2】
年上ママ　75%
年下ママ　25%

圧倒的に支持率が高かったのが年上ママ。「困ったことがあったときに頼れる存在」「人生経験も子育て経験も豊富だから、いいアドバイスをもらえそう」だと感じている人が多いよう。一方、年下ママだと回答してくれた人は、その理由について「気軽に話せる」「一緒にいると自分も若々しくいられる」とコメント。どちらも、「まぁそうだろうな」と納得する理由でした。

【質問3】
年上ママ、年下ママと上手につきあうために実践していることはなんですか？

【回答3】
▼丁寧語やタメ語を賢く使い分ける!
「どう見ても年上のママさんには、最初は丁寧な口調で話すようにしています。その後、おつきあいが深まったらよりフランクな雰囲気で話しますが、“ですます口調”は崩さず礼儀正しさを保ちます。相手が年下の場合、偉そうに振る舞うことはしませんが、こちらがいつまでも“ですます口調”だと相手が打ち解けにくいと思うので、知りあってからある程度時間が経ったら、自分からタメ口を織り交ぜて話すようにしています」（35歳）

「丁寧語／タメ語」の使い分けについてはいろんな意見がありますが、親の言葉づかいは子どもにも大きな影響を与えるので、常に美しい日本語で話すことは大切にしたいもの。また、「親しき仲にも礼儀あり」で、例えタメ口をきいていても、なにかしてもらったときにはしっかりと感謝の気持ちを伝えるなど、礼節は大事にしましょう。

▼相手に気持ちよく話してもらうにはこのテク！
「年上に対しても年下に対しても、『教えていただく』という姿勢で接しています。ちなみに年上のママさんには生活全般について、年下のママさんには周囲のママたちのことを聞くと、かなり親切に教えてくれますよ」（37歳）

「すごくいいことを教えてもらえた！」という気持ちを上手に表現すれば、次からも積極的に情報を提供してくれるはず。このテクニックが身につけば、仕事でクライアントの気分をのせたいときなんかにも役立ちそうです！

▼年齢なんて関係ない！
「コツなんてありません。自然に、誰とでも誠実に明るくおつきあいすればいいと思います」（36歳）

確かに、年上か年下かなんて気にすることなく接することができたら一番ステキですよね。お互いに探りあうような関係は疲れてしまいますし、何のために探りあっているんだ…という気持ちにもなってしまいますしね。

心を開いて打ち解け合うことで、「ママ友」がただのママ友ではなく、生涯通しての親友になることだってあるはず。子育てを通していろんな年代の女性と知り合い、キャリアでもプライベートでもいかせる知識やマナーを習得することを楽しむのもいいかもしれません。

写真© miya227 - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／「THE 幼稚園ママライフ成功の掟」より

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