若いときはピチピチしてたのに、次第に気になってくる肌のコンディションやシミ・シワ・白髪。外面、内面ともに「老けたな」と思う瞬間、大人なら誰でもありますよね。今回は主婦のみなさんに、自分が「老けた、オバさんになった」と思うのはどんな時かをアンケートしてみました。実感のこもったコメントがいっぱいです。
ショーウィンドウや鏡を見てギョッ!
・「ショーウィンドウやショップの大きな鏡に自分の姿が映っているのを目にした時、落ちくぼんだ目元や歩いている姿が、以前と明らかに違って、どこのおばさんかと思ったら自分だったことに気づき愕然とした」(56歳・パート/アルバイト)
・「レストランの化粧室など、顔色が悪く見える照明の前で鏡に向かったとき。疲れてるなぁ、老けたなぁ、とがっくりします」(49歳・専業主婦)
・「鏡を見た時にシミやソバカス、シワが隠せないほど増えたことに気づいた時」(31歳・専業主婦)
・「白髪がちらほら出始めたと思ったら一気に増えて、生え際が真っ白になった姿を見た瞬間」(40歳・自営業)
ショーウィンドウに映る自分の姿が思いのほか、老けていた。そんな体験をしている人は多そうですね。鏡もマジマジ見てみると、ほうれい線やシミ・シワ、白髪がいつのまにか増えて……。現実の厳しさにガックリくる主婦たちです。
冷えがひどい! すぐ疲れる! ガタのきた身体が悲しい…
・「ちょっとのことでも、すぐに疲れてしまうところはオバさんになったなぁと思います」(41歳・専業主婦)
・「電車やバスに乗っていて、丈の短いスカートをはいている女性を見た時に『寒くないのか』ということが気になる時。ファッションよりも防寒に気が回るようになった時、老けたと思った」(34歳・個人事業主)
・「中学生の息子と歩いていて、息子にもう少しゆっくり歩いてとお願いした時に、自分はそんなに体力が落ちたのか、と我ながら驚きました」(42歳・専業主婦)
年々体力が落ちていくのは仕方がありませんが、すぐに息が切れたり冷えがひどかったり。おしゃれよりも防寒を気にするようになったら、我ながらオバさんを感じてしまいます。生足で歩いていた、あの頃に戻りたい……。
もう何も怖くない! 自らの開き直りにオバさんを実感
・「昔は恥ずかしくて話せなかったのに、顔を赤らめもせず、下ネタを話せるようになったこと」(32歳・専業主婦)
・「見た目よりも中身がずいぶんとオバさんになった気がする。“恥ずかしさ”という感情がだんだんと薄れてきているような……。スーパーで買った果物が傷んでいたら、前ならしょうがないと思っていたけど、今は電話してしっかり交換してもらう。まさに今日、交換してもらいました」(41歳・専業主婦)
・「子どもの運動会で、以前は絶対に座らなかった敬老席に堂々と座ってしまうのに罪悪感を覚えなくなった時です。数年前までは遠慮していたのですが、今は空いてるからいいだろうと思ってしまいます」(46歳・専業主婦)
少し前なら恥ずかしくて言えなかったことも、自他ともに認めるオバさんになった今、ハッキリ言えます! ある意味で進化? でも、進化しすぎると老害になっちゃいますので、気を付けて。
気づけば親目線! アイドルにときめかなくなった時
・「ジャニーズのグループの見分けがつかなくなった時、つくづくオバさんになったと感じました」(51歳・会社員)
・「歩いている若い男子を見てときめかなくなった。前は『あの人、素敵だな』とか感じていたのに」(31歳・専業主婦)
・「いままで興味のなかったアイドルたちが“かわいい”と思えるようになったとき。しかも男女問わず思うので、娘や息子を見る気分になったのだと思う」(43歳・会社員)
いくつになってもトキメキは大事。でも、アラサー、アラフォーになるにつれ、だんだん、ときめくのも面倒になり……今ではジャニーズのアイドルたちも、すっかり保護者目線で観察です。
誰でも老けたなあ、オバさんになったなあ、と思う瞬間はあるもの。でも、そこで開き直り過ぎると、本当にオバサン化してしまいますよね。女優でもない私たちにとって、美しく歳を重ねるのはなかなか難しいですが、オバさんを通り越してオバアさんにならないよう、なんとか防いでいきたいものです。
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© Y's harmony - Fotolia.com
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元・フリー編集者。出産後は2人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる! 登場人物で読む源氏物語』(KADOKAWA / 富士見書房)。
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