コラム

ママ友との年齢差、活かせば天国・活かせなければ地獄？！

更新日：2017.10.28

女性の出産年齢がぐっとあがったここ数年、幼稚園児がいる40代ママは珍しい存在ではなくなりました。それどころか、「年齢からは想像がつかないくらい見た目が若い」と同性から羨ましがられる人もちらほら。しかも、そうした女性たちは得てして気配りも万全で、年上からも年下からも好かれがち。そんな人気者のママを見るにつけ、「私も彼女みたいになりたい」との想いを募らせる女性もきっと多いのではないでしょうか。

そこで今回は、現役の幼稚園ママ100人に、どんなとき、年齢差のあるママに好感を抱き、どんなときジェネレーションギャップを感じるのかをうかがってみました。みんなに好かれるママの傾向がわかれば、今日からでもきっと真似できるはず！

【質問1】
好感度の高いママ友ってどんな性格ですか？

【回答1】
▼面倒な仕事も自分から引き受ける、幼稚園行事にも積極的に参加
「いつも上品なんだけど、お高くとまっていることもなく、めんどくさい役員の仕事も自分から引き受けてくれる年上ママは好感度が高いです。年下でも好感度が高いのは、いつも元気いっぱいに挨拶してくれるママ。幼稚園行事でも進んで協力してくれるので助かっています」（35歳）

みんなが嫌がる面倒な仕事も笑顔で引き受けてくれる人って、心に余裕が感じられますよね。職場や自宅でも、日々、ルーティンワークはサッサと片付けて、ゆっくりと自分の時間や家族とのだんらんを楽しんでいる姿が想像できます。

▼アドバイスが押しつけがましくないから、気持ちよく耳を傾けられる
「押しつけ感がなく、さりげなくアドバイスをくれる年上ママはステキですよね。それから、年下でも考えがしっかりしているママにも好感が持てます」（38歳）

「●●したほうがいいよ」ではなく、「●●してみたらいいんじゃない？」など、言い方ひとつとっても、押しつけがましさの度合いが変わってくるもの。相手がアドバイスをすんなりと受け入れられるよう工夫することは、子どものやる気をうまく引き出すコツにも応用できそうです。

▼いつも笑顔で悪口を言わない
「誰に対しても同じように接するママには好印象を覚えます。相手によって態度を変える人は、年上・年下関係なく好感度がさがると思います。年上に対してへりくだったり、年下に対して偉そうにしたりすることなく、誰に対してもいつも笑顔で、悪口を言わない人っていいですよね」（34歳）

人間誰しも何らかのストレスを感じているものなので、人の悪口を言わず、いつも笑顔でいることは容易ではありませんが、無理をしてでも笑っていると、自然とそれが自分にとって普通のことになってくるもの。“類は友を呼ぶ”という言葉もあるように、雰囲気のいい人のところには、雰囲気のいい人が寄ってくるもの。自分のためにもなるべく“笑顔”を心がけましょう。

【質問2】
ママ友との間にジェネレーションギャップを感じるのはどんなとき？

【回答2】
▼最新ヒット曲も歌いこなすのは、断トツ20代ママ!
「カラオケに行ったら年下ママが今どきの歌を歌っていた。私は15年前の曲！」（36歳）

年齢による差がもっとも表れやすいものといえば、カラオケかもしれませんね。青春ど真ん中だったときに好きだった曲を十八番にしたままにしていると、まさに“今”ど真ん中の若いママとの間に壁ができるのは当然といえば当然…。一緒にカラオケを楽しむためにも、年上・年下ママに合わせた曲を1～2曲くらい準備しておいてもいいかもしれません。もしくは、「今のって誰の曲？」などと質問して、会話に広がりを持たせるのもアリかも。

「ママ友同士で、制服の着こなし方の話になったとき、40代ママの「スカートが長めだった」という昔話に相槌を打てない私がいました…」（35歳）

ファッションは“流行”があるものですから、年齢が違えば違って当然。むしろ大切なのは今のセンス！今のあなたが誰もが憧れる着こなしでママ友たちを魅了していれば、昔のネタなんて誰もが軽く笑い飛ばしてくれるはず。年齢と共に魅力を磨き、ママ友からも子どもたちからも憧れられる存在でい続けたいものです。

写真© kai - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／「THE 幼稚園ママライフ成功の掟」より

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