コラム

犬に雛人形!? 私たちが目撃した「ペット馬鹿」な人々

更新日：2017.10.28

ペットを溺愛するあまり、自分の行動がちょっとヘンであることに気がつかなくなっている飼い主さんって、最近多いような気がしますよね。
そこで今回は、既婚女性100人に「ペット馬鹿すぎるのでは」と思った、飼い主エピソードを教えてもらいました。

写真を見せて自慢してくる

子どもの写真もそうですが、ペットの写真も何枚も何枚も見せられると反応に困るんです…。気づいて！！

・「『かわいいでしょ～』と、毎日ペットの画像を送信してくる」

・「年賀状の差出人のところにペットの名前も記載していた。後日お宅を訪れると、表札にもペットの名前が入っていました…」

・「飲みの席で、ペットの画像や動画を見せながら延々とペット自慢をするので、普通の会話がほとんどできずつまらなかった」

食費が高額

ペットにきちんとした食事をさせることは飼い主としての義務ですが、人間よりもスゴイものを食べていると聞くと、なんだか複雑な気持ちになるのはなぜでしょうか。

・「『うちの●●ちゃんは白身の魚しか食べない』と、飼っているネコ自慢をし続ける」

・「お金持ちの叔父はポメラニアンを飼っているのですが、エサに高級和牛ばかり与えています。私の実家では毎年親戚をよんでバーベキューをしているのですが、叔父は毎度そこでも飼い犬に高級和牛ばかり与えます。安い牛肉だと犬が不機嫌になり、手に負えないからとのこと。高級和牛は数が限られているのに、犬に遠慮させる気がない叔父に本当に呆れています」

洋服が高額

もはや、洋服を着ていない犬を見かけるのが難しいと言ってもいいくらい、洋服を着たペットが増えましたが、正直なペットの気持ちも聞いてみたいものです。

・「『●●ちゃんが裸だとかわいそうだから』と、1枚数万円もする服を犬に着せている」

・「1万円以上するオーダーメードの服を何着も持っているうえ、ブランド牛しか食べさせない」

・「ブランド物の首輪とリードを犬に買っている旦那の叔母さん…引きます」

過保護

大事に飼うことは素晴らしいことですが、そのことが、かえってペットのストレスになっていたら本末転倒ですよね…。

・「ペットの犬を溺愛する友人と散歩をしていたら、子どもが近づいてくるたびに飼い犬を抱っこするので、理由を聞いたところ、『子どもは汚いし、触らせたくない。犬がかわいそう』とのこと。犬も子どもと遊びたそうにしていたので、飼い主のエゴに付き合わされていて可哀想だと思った」

・「散歩だというのにベビーカーにペットを載せている人がいて、『怪我をしちゃうから。汚れちゃうから』という理由だそう。怪我はしないけど、運動不足にはなるから！」

・「散歩のとき、自分が雨に濡れてもペットだけは濡れないようにしていた」

・「ペットの犬にご飯をあたえるとき、自分の手をお皿代わりにして食べさせている夫婦がいます」

・「ご近所さんですが、回覧板を持っていったら、奥さんが胸の谷間にチワワを入れたまま出てきてびっくりしました。チワワが寒がりだと言っても、目のやり場に困ります」

子ども扱い

家族だけでいるときならよいですが、他人の目があるときは控えたほうがいいかもしれませんね…。それにしても、なぜペットと話すときに人は“赤ちゃん言葉”を使ってしまうのでしょうか…。

・「ペットに赤ちゃん言葉で話しかけている姿を見ると、何かおかしい感じがします。確かに愛する家族の一員ですが、人間の赤ちゃんのような扱いはしないようにね、お父さん！」

・「『うちの子が！』と、自分の子どもみたいに呼び、赤ちゃんのいるママさんに対抗意識を燃やしている人がいた」

・「オスの犬のために五月人形を、メスの犬のためにひな人形を買っていた飼い主」

・「近所のスーパーはペット入店禁止なのですが、『ウチの子は家族です！　ペットなんかじゃありません！』と言って聞かなかったおばさん…。お店はそういうことを言っているのではないだろうと思った」

・「飼い主同士で『●●ちゃん（ペットの名前）ママ』『●●ちゃんパパ』と呼び合っているのを見て、かなり違和感を覚えました」

いかがでしたか？　いずれのエピソードも、自分たちだけで楽しむ分にはいいですが、その想いを他人にも共感してもらおうとすると“うんざり”されることもあるはず。何事も、身内自慢はほどほどに…ということでしょうか。

文／松本玲子
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© 55hatako - Fotolia.com

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