コラム

余計なお世話すぎ！親族に言われた、子どもに対する無神経な発言

更新日：2017.10.28

子どもが生まれると、突然慌ただしくなるのが親族関係のお付き合い。お祝いのお返しをしたり、会ったこともない親戚に会いに行ったり…。大抵の場合は和やかな雰囲気で終わるのですが、たまに無神経すぎて腹が立つ発言をされることもありますよね～。
そこで今回はそんな経験をしたことがあるママ100人に、親族に言われた子どもに関する無神経な発言と、それにどう返答したかについて聞いてみました。ナイスな返答は、覚えておくと今後使えるかも～。

容姿についてのイラッ！

・「『まあ、かわいくなかったら勉強させればいいからね』と本人目の前にして言われました」

・「姑に子供のことを『不細工だね』と言われたので、『おばあちゃんに似たのかしら』と言ってやった」

・「『顔でかいね～』と言われた。確かに同年の子供と比べると大きいのだが・・・。『脳みそが詰まってます』と返答した」

・「最近体型を気にし始めた娘が、『がっちり体型だね。将来は格闘家？』と言われ、『将来、おばあちゃんみたいにヨボヨボにはなりそうもないね。よかった』と切り返していました」

親にも本人にもどうしようもないことを言われると、ほんと腹が立ちます！相手は最初から嫌味のつもりか、何も考えずにしゃべっているかのどちらかですので、明らかな嫌味には嫌味で応酬するのもアリ…かも？気の利いた切り返しができると、一番いいんですけどねぇ。

発育についてのイラッ！

・「旦那の実家の人たちは何かと内孫と比べたがる。『内孫の○○ちゃんは○ヶ月から歩き出したのに』と何かと言ってくる」

・「うちの子供は標準よりも体が小さいため、その事を指摘されましたが、私も夫も標準より背が低いため『小さくても健康で元気ならそれでいい』と返答しました」

・「9ヶ月の息子がいるのですが、以前お義母さんに『まー、なかなか単語を言わないわねぇ、言葉が遅いわねぇ』と言われました。無神経だと思いましたがそこは笑って『あはは、そうですねー、個人差ありますからねぇー』と冷静に返しました」

・「子供の人見知りが激しかったので、義理の母に『もっと頻繁に会わせてくれないから人見知りするんだ』と言われました。『人見知りは、子供が自分と他人を区別し始めた大事な時期で、成長の証です。この子は敏感なので、他の子に比べて人見知りをするのかもしれないですが、それは個性であり一定の時期がすぎれば治ります』と論理的に答えた」

「みんなちがってみんないい。」という金子みすヾの詩を「読んでね！」と手渡したくなるような親族たち。人と比較して育てた昔と違って、今は本人のいいところを褒めて育てた方が、自己肯定感が育まれていいともいわれています。まぁ、昔の人が知らないのも無理はありませんが…。

子どもの人数や性別についてのイラッ！

・「１人産んだら『２人目はいつなの？』と言われ、２人産んだら『３人は産まなきゃ』と言われ、無責任すぎてイライラした。『うちは２人までしか考えてないので』と言ってやった」

・「子ども２人で姉妹ですが、『女２人じゃしょうがないだろう。あと1人産んでおけ』と、遠縁のおじさんに言われたので、『私のお腹からは女の子しか生まれてこない気がするんですよね。3姉妹もかわいいでしょうね』と言うと、それ以上は言ってきませんでした」

・「大学受験を頑張っていた娘に義理の父（祖父）が『女は大学なんていかなくて良い』と言った。やる気をそぐ言葉で本当にむかついた」

・「球技がとても苦手な子ども。『男の子なら球技ができんとなあ』とおじいちゃんの何気ない一言に子どもはしょんぼり。『代わりに水泳ができるもんね』とフォローを入れましたが、その日は夜まで落ち込んでいました。かわいそうに！」

これは今も昔も変わらない悪い習慣なのかもしれません。子どもの人数はそれぞれの家庭によるものですし、性別なんて関係なく生まれて来た子は可愛くていとおしいものです。一人っ子だから・末っ子だから、男だから・女だからと口出しをしてくる外野は、さらりと流して忘れましょう。

余計な口出しをしてくる親族への返答で多かったのは「笑って流す」「無視する」「反論する」の3つでした。でも、突然ひどいことを言われたショックで言葉に詰まってしまったママも数多く…悲しい気持ちになりますね。母は強し、とは言いますが誰だって最初から強い訳じゃありません。発言に傷ついた子どもをフォローしつつ、同じようなことがあった時にしっかり子どもを守れるよう、強い母になりたいものですね。

文／namikibashi
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© DDRockstar - Fotolia.com

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