【マンガ】無精ママ、ジム1日体験に申し込むの巻

こんにちは！！
三人の男の子を子育て中の汚母さんでございます。
ポンコツながらも明るく前向きに、ガッツだけは人一倍ある奥さんでもありまーす！

日頃、パソコンに向かって原稿を書くのが仕事の私。
ほとんど座っている上に、移動はもっぱら車。

そりゃ太るわけだ。

このままじゃ健康面でもよろしくない。
まだ30代なのにこんなにじっとしてちゃいけない。

そうだ。

ジムに行ってみようかな！！

ぬほほ。ええやんかええやんか～～。趣味・ジムとかオシャレやんかぁ～。
この際強制的に運動せざるを得ない環境を作ればいいねん。


というわけで、さっそく一日体験が出来るジムを探してみましたYO！

と、ここであることを思い出した。

そういえば、久しぶりに会った友達が、
めっっちゃくちゃ痩せてたことを。

会った瞬間、「どうしたん！？激痩せしてるやん！！！」って突っ込んだほど、めちゃく
ちゃスリムになっていた彼女。

なぜそんなに痩せたのか聞いてみたところ、
「ジャザサイズ」なるものにハマったらしい。

ん？ジャザサイズ？？？なにそれ。

友人：「音楽に合わせて踊るエアロビみたいなやつ。すっごい楽しいよ！！
ハマって毎日通ったらめちゃくちゃ痩せた。」

へぇぇぇ～～～。

そんなの楽しいの？

友人：「うん。めっちゃ楽しい。ハマる。」

と言っていたのを思い出したので、
そのジャザサイズなるものを体験できるジムを探してみた。

すると、ありましたありました。

さっそく予約をして、

体験しに行ってきましたぁ～～！

え・・・誰と？って・・・・一人でですけど何か。

どんなもんじゃいジャザサイズ！


かかってこんかいっ！！

扉を開けたらそこには、

いかにもスポーツ大好きキラキラ奥様軍団がぁぁぁ！！！
ワラワラワラワラ。

ぎゃっ！！まぶちい！！

ちゃんとしたウェア（なんていうの？）を着た奥様ばっかりで、なんかすごい。（感想あ
やふやか。）
ちゃんとしたウェア着てるってだけで醸し出される玄人感むんむん。


わたくし、完全にチョイス間違えまして。

マジでこんな格好で行ってしまいました。

は、はずっ！！！
明らかに浮いている。こんな格好してきとる奥様どこにもおらん！！
なんやねんこの格好ふざけてんのか。
（帰ったら夫に「ほんまにそんな恰好で行ったん？何それ。体操服かよ。」と白い目で見られました。）

日頃運動を全くしないので、唯一運動できそうな服がこのパジャマしかなかったんですわ。

ま。いいわ。
誰も私の恰好なんて見てへん見てへん。

羞恥心は子供と一緒に産み落としてきました。


さぁぁ～～、始まりました！！
ズンチャズンズンチャ♪
ズンズンズンズン♪

大音量のノリノリ洋楽ビートに併せて壇上にインストラクターの先生が登場！

軽く準備運動のつもりなのかなんなのか早速始まった。

どないなってんのかわからへんステップがーーーー！！！！

は・・・はやーーーーっ！！！

ちょちょちょ！ちょと待って～な！

えっと・・・・どないなってんの・・・・・！！！


まげる・・・！
のばす・・・・！
まげる・・・！
のばす！！！

先生：「は～～い！今日も楽しみましょ～～！まげる！のばす！まげる！のばす！！」

先生の言う通り腕を曲げて伸ばしてるけど、腕を伸ばして曲げたら
足を伸ばして曲げるのを忘れちゃう！！

ヒィィ～～～！！！！

なにがどれでそれがあれで！！！（てんやわんや）

ズンチャズンズンチャ♪
ズンズンズンズン♪

はい！今度は飛ぶ！
飛んでステップして二回曲げて飛んで・・・・

オ・・・オオオオオ・・・オロロ・・・オロロロロ！！！

運動はおろか、ダンスなんてまったくやったことがない私。

先生とは似ても似つかない、

どじょうすくいダンスを繰り広げる！！！

ひゃーーーーん！！！
も～～～～！！！はずい！！はずかしすぎる！！！

生徒は結構たくさんいて、
総勢30名以上の奥様たちが先生と息を合わせてビートを刻んでいるのにも関わらず、

私、まったく体が言うことを聞かず、

これ、後ろの人、どういう風に見てるんやろうか・・・とか、
いまだかつてこんなに踊りが下手くそな生徒は来たことがあるんやろうか・・とか考えつつも、

そんな余裕もないほどエクササイズはどんどん進む！！！


もう、こうなったら、

終始半笑いで踊るしかない！！！

ワラけてワラけてしょうがない！！
笑顔だけは特技です！！！

なんのアピールなのか、
先生に向かって必死に「全然踊れてませんけど楽しいですよ！」と表情で表す。（なんやねんそれ）

先生：「ヒップウォーク～～♪」（モデルさんがするみたいな歩き方）

そんなんしたことないからどこがどないなってんの…お尻が・・・・え？
くねっ・・くねっ・・・くねっ・・・・おぅふ・・・

先生：「ヒップウォークしながら肩甲骨を回して～♪」

二つ以上動作があわさるとたちまちおかしなことになる。

足も中途半端やし腕も中途半端で
ただその場で尻をくねらせて謎の足踏みしてるだけの人。
（え、なに？トイレ行きたいの？）

最初の準備ステップだけでも早いと思ったけど、
どんどん難易度は増していき、

先生：「足を胸にくっつけてステップ～～♪ハッ！ハッ！！」

きーーつーーーいーーーーー！！！
めちゃくちゃきちゅい！！！
足ちぎれるーーーー！！！

先生：「腕と足を広げて横に押す！ハッ！閉じる！押す！閉じる！！」

くーーーーーっ！！！！
きーーーつーーーいーーーーー！！！
ふんがががががが！！！

も～～～必死！！！

なんだろ、これ。

動作的にはそんなにめちゃくちゃ力がかかることはしてないはずやのに、
めちゃくちゃキツイ！！

ノリノリの音楽に乗りながらとめどなく続くエクササイズ。

踊っては水分を取って、
踊っては水分を取っての繰り返しなんだけど、

はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・

いかに日頃体を動かしてないかがよくわかる。

あかん・・・・体が重い・・・・。

なんかしんどいばっか書いてたらみんなが怖気づいちゃうかな。

ちゃうねん。
楽しいねん！！

最初はただ半笑いでニヤニヤしながら謎のくねくねダンスをするしかなかった私も、
きついながらも楽しくなってくるねん！！

お友達も言ってたけど、
みんな周りなんて全然見えてないから大丈夫やと思う。

人のこと見てる余裕全然ない。

先生しか見てないし、
仮に私のようにひょこひょこ坂田ダンスしてる人がいたとしても、
最初はみんなそんなもんやっただろうし誰もあんまり気にしてないと思う。

友達の「誰も見てない」の言葉を脳内で言い聞かせながら必死に先生に食らいついていくと、
だんだん楽しくなってきて、

なにこれ・・・嫌いじゃない！！楽しいかも！！！

と私の中のドМ気質が目を覚ます。パァァァァァ～～。

てか、さっきから、どこかで時々奇声が聞こえるんやけど何だろうこれはと思っていたら・・・

ノリノリでアドレナリンあがってきた奥様方が叫んでる声やった！！！

ズンチャズンズンチャ♪
「ポォォォオゥ！！！」
ズンチャズンズンチャ♪
「ヒャァァァァォウ！！！」

ヒャハーーーーー！！
ナニナニーーーー！！
なんなのこのアニマル感ー！！！

先生もノリノリで、
ハァハァやたら色っぽい声出してくるし、
奥様たちもアンサーコールのように
ポウポウ言い出すしで、

ハァハァポウポウハァハァポウポウ！！！


キックトントーン！キックトントーン！

何がなんやら謎のくねくねダンスになっちゃってるけど、
なんか楽しい～～～！！！

はぁ・・・はぁ・・・・・（私は別の意味のハァハァ）

・・・・こりゃ・・・・・痩せるはずやわ・・・。
むしろただ走るよりしんどいかもしれない・・・・。

ひとしきりズンズン踊ったあとは
寝転がって音楽に合わせたエクササイズをするんだけど、

足をね、軽く持ち上げて床にトントンと当てるだけなのよ？

ただそれだけやのに、


歯を食いしばるほどきつい。

おのれの足が重すぎな件。

はぁ・・・はぁ・・・・

フルで１時間踊り狂ったあとに思ったことはただひとつ。

こんだけ踊りながら息切れもせずにしゃべり続ける先生、すごすぎ！！！！

出産した翌日にキレイな姿でスラァァと公衆の面前に出てくるキャサリン妃並みにす
ごすぎ！！！（何の話）

そしてやはりどの先生もびっくりするぐらい引き締まったお体をなされておりました。

そりゃこんな動きしようと思ったら太ってたら無理や。

最初踊り始めた時にはあまりの不出来にさっそくくじけそうになったんだけど、
終わったあとには楽しかった！っていう思いが残って・・・

ちょっと・・・本気で通ってみようかなって思い始めました。


いや、まだわからへん。

次、ホットヨガ行ってみようと思うからそれやってみて決めようかな。

無精ママのキレイ修行はまだまだ続きます。

【著者プロフィール】
ちゅいママ◎3兄弟（小4、小1、年中）とのドタバタな毎日を綴ったブログ『kosodatefulな毎日』が大人気。育児サイトでの連載、書籍でも活躍中。
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