「年末年始は休んだのに、からだが重い」「眠っても疲れがとれない」このような正月疲れを、年齢のせいにしていませんか?疲れがとれない原因は年齢だけではなく、季節や年末年始特有の事情かもしれません。
いつもとは違う生活をしたことで、リフレッシュしたつもりが心身ともにダメージを受けていることがあります。今回の記事では、正月明けに疲れが長引く理由や、今日から短時間でできるリセット方法を紹介します。
1. 正月明けに疲れが残る本当の理由
正月明けに疲れが残る理由は、年齢や気合が原因ではありません。からだの内側にくすぶる、本当の理由を紹介します。
1-1. エネルギー不足
年末年始だけではなく、忘年会やクリスマスシーズンからご馳走をたくさん食べたという人も多いのではないでしょうか。そのような食事を摂ると、胃腸はフル稼働状態になります。
ご馳走を消化するためにエネルギーをたくさん使った結果、栄養の吸収効率が落ち、からだは「エネルギー切れ」の状態になってしまうのです。
さらに、寒い季節は血行が悪くなり、血液に乗せて運ばれる栄養も全身に行きわたりにくくなります。とくに、おなかや手足が冷えている人はエネルギー不足になりやすく、だるさや倦怠感に悩まされることもあるでしょう。
1-2. 神経が休めていない
リフレッシュできるはずの年末年始は、帰省の人混みや久々に会う親戚や友人との付き合いで、意外と神経を使う時期です。しかも、生活リズムが乱れたり睡眠環境が変わったりすることで睡眠の質が低下し、自律神経は休む暇もありません。
布団で寝ているのに、脳と神経は休憩不足の状態で働いているのです。そのため、朝起きても疲れが取れず、その状態でさらに負荷を重ねるため、不調が長引くことも。
2. 楽にできる今日からの正月疲れリセット術
正月疲れをリセットするためには「5」や「10」という数字を意識しましょう。
2-1. 5分温め術
疲れたからだは、温めることで癒しましょう。朝は起きてすぐに白湯を飲んで内臓を温めることが大切。寝るときに冷えが気になる人は、腹巻やレッグウォーマーも活用するといいでしょう。シャワーではなく湯船に浸かってからだを温め、血流を促すことも大切です。
どれも徹底的にこだわる必要はなく、「5分」でできる温め術です。「今日は腹巻を使ってみる」など、ひとつからでもいいので始めてみてください。
2-2. 10分オフ術
年末年始で疲れた場合は「10分」のオフを意識しましょう。寝る前の10分はスマホやテレビから離れて、自律神経を休ませる準備をするのがおすすめです。
「ついスマホに手が伸びる」という人は、アイマスクなどを使って視界を遮断してみましょう。意識的に何もしない時間を作ると、自律神経のバランスが整いやすくなりますよ。
2-3. 10秒でできる体質改善
「朝に5分も捻出できない」「全部試しても、疲れがとれない」という場合、体質からの改善が必要になるかもしれません。「体質改善」というと難しく聞こえるかもしれませんが、根本的な原因から改善し、「疲れにくいからだ作り」を目指す漢方薬の服用なら、誰でも手軽に取り組めます。10秒で飲むだけなので、忙しい人でも安心ですよ。
体力低下や疲労感が気になる人は「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」、胃腸の疲れを実感している人は「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などの漢方薬の服用がおすすめです。
ただし、ここで紹介した漢方薬はあくまで一例です。個人の体質や症状によって合う漢方薬は異なるので、必ず専門家にご相談ください。
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監修/山形ゆかり●薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ。牛角、吉野家、薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わる。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談できるオンラインAI漢方『あんしん漢方』でも、薬剤師としてサポートしている。
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