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フレイルセルフチェック
ここでは、フレイルの度合いを確認できる、簡単なチェックリストを紹介します。普段の生活をイメージしながら答えてみてください。
〈食事・口腔に関する質問〉
(1)ほぼ同じ年齢の同性と比較して、健康に気を付けた食事を心がけている
(2)野菜料理と主菜を両方とも毎日2回以上は食べている
(3)「さきいか」や「たくあん」ほどの固さの食品を噛み切れる
(4)お茶や汁物を飲んでもむせることはない
〈運動に関する質問〉
(5)1回30分以上の汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している
(6)普段から運動(歩行または同等の身体活動)を1日1時間以上実施している
(7)ほぼ同じ年齢の同性と比べて歩く速度が速いと思う
〈社会参加に関する質問〉
(8)昨年と比べて外出の回数が増えている、もしくは変わらない
(9)1日に1回以上は、誰かと一緒に食事をしている
(10)自分は活気にあるれていると思う
(11)日常で物忘れが気になることはない
▶答えが6つ以上「いいえ」になった方はフレイルの危険性が一段と高くなります。
フレイル対策&予防の3本柱
フレイルを防いで健康寿命を伸ばすための重要なポイントは、「栄養」「運動」「社会参加」の3つです。
①栄養(食・口腔)
毎日、必要な栄養素をさまざまな食品から摂取することを心がけましょう。とくに、筋肉量や体力の低下を防ぐために、筋肉の材料となるタンパク質を肉や魚などからしっかり摂りることが大切です。
さらに、積極的な口腔ケアも大切です。歯の健康を保つことでしっかり噛んで食事ができ、脳に刺激を与えることで認知機能の維持にもつながります。
②運動
体力が落ち、足腰が弱ってきたらフレイルのサインです。加齢とともに筋肉が減ると、筋力が低下して身体機能が衰えていきます。
運動機能を維持できるように、日頃から適度な運動を継続しましょう。負荷の高い運動をする必要はなく、階段を使ったり、いつもより早歩きでスーパーに行ったりするだけでもよいでしょう。
③社会参加
社会とのつながりをもち続けることは、身体的、精神的フレイルの進行予防になると考えられています。
加齢に伴って社会とのつながりが薄くなると、孤独感を感じやすくなります。趣味の集まりやボランティアなど、人との交流の場を積極的にもつよう心がけましょう。
人との活動は脳への刺激になりますし、交流のために外出する機会が増えると身体機能の維持にもつながりますよ。
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