美しすぎる和会席。伊豆の名産・金目鯛は姿蒸しでいただく!
伊東温泉がある伊豆は、海の幸が豊富なエリア。新鮮な魚介類を堪能したいところです。今回は金目鯛の椿蒸しがいただける、春夏の特別会席を予約しておきました。
まずは先付け、金目鯛のスモークからスタート。
伊東市の市花である椿をかたどった器に金目鯛の極薄スライスが。ニューサマーオレンジのゼリーと一緒にいただきます。スモークの香りもほんのり!
こちらは界オリジナルの宝楽盛り(八寸、お造り、酢の物)です。お造りには伊勢海老が!手前にある花の器は、蚕(そら)豆の玉寄せ 順菜乗せ。こうした食材に魅力を感じられるのは、大人になったからこそ。年を取るのも悪くない、と思えるから不思議です。
和の食材、魚介には日本酒が好相性。静岡には酒蔵が多く、銘酒もたくさんあるそうです。メニューとにらめっこした結果、特別純米「池のさと」をチョイス。
台の物として登場したのは、金目鯛の椿蒸し。椿油をジュワーっと注いで完成です。身はふっくら、ジューシー。お刺身もいいけれど、白ご飯に合う魚料理はなんだかホッとします。この後、土鍋で炊いたツヤツヤのご飯と一緒に完食しました!
ちなみに朝ごはんは安定の和定食。鯖の柑橘みりん干しは、ご飯をおかわりしたくなるほどのウマさ。伊東で知らない人はいない、無添加天日干しの干物を手がける島源商店のものだそうです。スタッフ一同、帰りの電車に乗る前に「島源商店」へ立ち寄り干物をたくさん購入して帰りました。
伊東の郷土料理、ちんちん揚げ(魚やいかのすり身にしょうがなどを混ぜて揚げたもの)もおいしかったなぁ。こちらは「ねりものや武」のもの。
椿油を自分でつくる⁉︎ アクティビティに参加してみた
伊豆みやげといえば、椿油。ここ伊東でも椿の木はたくさん植えられていて、界 伊東では椿油づくりアクティビティが行われています。
宿泊者なら誰でも参加OK。チェックイン時に予約するだけなので、気軽に参加できます。
椿油のことは知っていても、椿のどこからどうやって油を絞るのか今まで考えたこともなかった…!椿は花が落ちたあと、椿の実がなります。乾燥すると実がはじけて中から種が出てくるというわけ。その種の殻を剥き、搾油機で絞っていくんです。
硬い種の実を押しつぶして油をとるので、ハンドルを回すのには思った以上に力が必要。でもかなり楽しい…!
チョロチョロと流れ落ちる椿油。種12粒からとれる量は、およそ5ml。びんに入れて持ち帰れるので、ひじやかかとなど乾燥している部分に塗り込むといいかも!
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