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【かぎ針編みでつくるマフラー】初心者さんも簡単!編み方とおすすめレシピ集

【かぎ針編みでつくるマフラー】初心者さんも簡単!編み方とおすすめレシピ集

かぎ針編みで最初に編むなら「くさり編み」と「長編み」だけで簡単にできるマフラーがおすすめ。まずは基本を覚えながら編み始めてみましょう。

ここでは、初心者さんでも簡単にできる、かぎ針編みマフラーの作り方を写真つきで詳しく紹介します。

編みやすさが人気!かぎ針編み

1本のかぎ針を使い、右手で持った針で、左手にかけた毛糸をループから引き出しながら編み進んでいく「かぎ針編み」。

編みやすさと素朴な風合いが人気で、誰でも簡単に編むことができるのも魅力です。

かぎ針にはどんな種類があるの?

一般的なかぎ針は「片かぎ針」といい、片側だけに「かぎ」がついています。

ほかに、サイズの違うかぎが両端についた「両かぎ針」もありますが、初心者には片かぎ針がおすすめです。

かぎ針は「何号」を使えばいいの?

太い毛糸には太い針、細い毛糸には細い針を使います。毛糸玉のラベルには最適な針の太さが「号」で表示されています。

一般的に、2号~10号まであり(メーカーによっては12号もあり)、数字が大きいほうが太く、15号以上太い針は「ミリ」で表記されます。

毛糸の太さにはどんなものがある?

毛糸の太さは、極細、中細、合太、並太、極太、超極太があり、好みの太さの毛糸を使用します(上の図の長さは目安。商品によって異なります)。

ただし、最近の毛糸は種類も太さもまちまちなのでこれらに分けづらくなっています。どの太さのかぎ針が合っているのかは、毛糸玉のラベルに書いてあるのでチェックしましょう。

かぎ針編みの基本の編み方

かぎ針編みにはさまざまな編み方がありますが、ここでは基本的な編み方を3つご紹介します。

くさり編み

針にかかったループから毛糸を引き抜いて作る、かぎ針編みの基本。シンプルな編み方で、作り目はもちろん、レーシーな編み地などにもよく出てきます。

長編み

「糸をかけて引き抜く」という動作を3回繰り返してできる編み方。1段が比較的長く、早くできあがるので、初心者はまずこの編み方がおすすめです。

こま編み(細編み)

「糸をかけて引き抜く」という動作を2回繰り返します。長さは出ませんが、ぎゅっと詰まってしっかり編み地ができるので、帽子やバッグなどの小物におすすめの編み方です。

基本のマフラーの編み方(長編み)

かぎ針編みの共通の基本が覚えられる、14目で作る長編みマフラーのレシピをご紹介します。1.作り目をする、2.どんどん編む、3.編み終わりの仕上げをして完成!の3ステップです。

●サイズ:幅15cm×長さ152cm(フリンジを除く)

〈用意するもの〉

●毛糸:超極太毛糸のストレートヤーン オレンジ色200g

●針:8mmかぎ針

●その他用具:毛糸用とじ針

【ステップ1】作り目をする(作り目から1段目の立ち上がりまで)

編み始めは、かぎ針でくさり編みをし、指定の数だけ目を作る「作り目」をします。今回は14目作ります。

1)糸端を15cmほど残し、糸玉側の糸が手前にくるようにループを作る。

2)中から糸を引き出す。

3)ループにかぎ針を通し、糸を引いて、左手の小指に糸をかける。

4)そのまま手の甲側に糸を回し、人さし指の中ほどに糸をかける。

5)ここからくさり編みスタート。左手の親指と中指で糸端を軽くはさみながら、かぎ針に糸をかける。

6)糸をかけたままループから手前に引き出す。

7)引き出したところ。1目めが完成。

8)5の【くさり編みスタート】位置に戻って、5~7をくり返す。

9)2目め完成。

10)編み図の指定に合わせて目を作ります。写真は14目まで作ったところ。

11)続けてくさり編みを3目編む。次の目を編むと立ち上がるため、この3目を1段めの「立ち上がり目」と呼ぶ。矢印の位置に次の針を入れる。

【ステップ2】長編みを61段編む(1段目~最終段まで)

針に糸をかけて引き出す動作を3回します。最初は「いち」「に」「さん」と声に出しながら編むのがおすすめ。

1)かぎ針に糸をかける。

2)針を、立ち上がりを含めたくさり編みの右端から5目めに入れる。糸は2本すくう。

3)糸をかけて引き出す。

4)もう一度、糸をかける。

5)ループ2つ分、引き出す。

6)糸をかける。

7)針にかかっているループ2つから引き出す。

8)長編み1目完成。

9)次はとなりの作り目で同じように編む。

10)1の【長編みスタート】位置に戻って、作り目の右端(立ち上がり目も含む)から6目めで編む。

11)2目できたところ。続けてとなりの作り目に移りながら1段編む。

12)1段編んだところ。

13)続けて2段目を編みます。編み地の向きを変えて、裏を見ながら右から左に編んでいきます。これを61段まで続けます。

【新しい毛糸のつなぎ方】

1玉の毛糸が残り少なくなってきたら、段の最後のところで新しい糸に変えます。

1)段の最後の長編みを編むとき、3回目を引き出す前にいったん手を止める。

2)ここで糸を新しくする(写真ではわかりやすいように、ベージュの糸を使用)。新しい糸に左手をかけ、止めていた針にかけてループ2つぶん一気に引き出す。

3)引き出したところ。糸端は新しい糸も古い糸も一緒に左手でつまんでおく。

4)編み地の向きを変え、立ち上がりのくさり3目を編んで、長編みを編む。

5)長編みを4目編んだところ。

【ステップ3】編み終わったら糸始末&フリンジをつける

最終段まで編んだら、終わり方はどうする?編み終わりの仕上げと糸始末の方法をご紹介します。

【糸始末(編む途中の場合)】

糸の端は目立たないように、編み地に通して抜けないように始末します。写真ではわかりやすいように、違う色の編み地に通していますが、実際は目立たないように同じ色の編み地に通して始末します。

1)糸端をとじ針に通し、端の目に通す。

2)数目通したら糸を切る。

【糸始末(編み終わりの場合)】

途中の場合と同様、編み地に通して抜けないようにする閉じ方を紹介します。

1)糸端を20cm程度残して切り、編み終わりの目のループにくぐらせる。

2)引き絞る。

3)糸端をとじ針に通す。

4)端の目に数目通す。

5)糸を切る。

【フリンジのつけ方】

フリンジ用に、24cmの長さの毛糸を作り目の数(14目)×2用意します。編み地の表側から、かぎ針でフリンジをつけます。

1)マフラーの端の目の頭の部分に、かぎ針を入れる。

2)かぎ針を二つ折りにした毛糸の折り目にかけて、引き出す。

3)引きだしたところ。

4)毛糸の端を2本まとめてかぎ針にかけ、糸端まで引き出す。

5)長さをそろえながら引っ張る。すべてつけ終わったら、長さをそろえてカットする。

出典:『最新版はじめてあむ。1日であむ。かぎ針あみのマフラー、帽子+小もの』

シリーズ累計30万部!大ヒットのかぎ針編み入門書。初心者の人にわかりやすい解説で、マフラー、帽子、小物など作りたいものが作れるように。簡単に編めて可愛いモチーフもたくさんです!

著者/ミカ*ユカ @dogpaws_mika

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かぎ針編みマフラーのおすすめレシピ集

かぎ針編みで作るマフラーのおすすめ作品をご紹介。使っている毛糸は何玉?1玉で編める?子供でもできる?など、気になる作り方もぜひ参考に。自分用はもちろんのこと、赤ちゃんや犬用に手作りしてあげたくなるはず!

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さっと巻ける♪ざっくりマフラー

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インテリアがおしゃれに♪ぬいぐるみ用マフラー

かぎ針編みのこま編みで30分ほどで完成。毛糸はグレーと生成りのボーダー柄にしました。ぬいぐるみやお人形用にミニサイズのマフラーを作るのも楽しいですね。

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楽しさ広がる!かぎ針編みの世界

かぎ針編みには、このほかにも「うね編み」「方眼編み」「アラン編み(アラン模様)」「リブ編み」などがあり、模様もさまざまでアレンジも自由に楽しめます。

また、初心者さん向けに便利なキットも販売されているので、使ってみるのもおすすめ。

ファーストステップをクリアしたら、ぜひ次のステップへ。かぎ針編みの魅力にどっぷりハマること間違いナシです!

まとめ・文/暮らし二スタ編集部

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