あらかじめ基礎の段階から入れていた配線用の配管に電線を通す為引き回していきます。
塀を作る段階でプランを立て配管も同時に入れますが、配線用にあらかじめ針金やワイヤーを通しておくとこの段階でとても楽になります。
私は塀が完成した後にワイヤーを通しましたが・・・(;´Д`A ```
1.まずはワイヤーの先端にビニールテープを5~6周位巻きます。
これはワイヤーの先端がパイプの中の蛇腹に引っ掛からないようにする為です。
(ワイヤーキャップがあると更に◎)
2.ワイヤーを押してパイプの反対側から出てくるまで通します。
(滑りが悪い時は先端に台所用洗剤をつけてみて下さいね!)
3.反対側から出たワイヤーの先端から約15㎝位の所まで配線を重ね真っ直ぐにビニールテープでしっかりワイヤーにくくり付けます。
4.布に台所用洗剤を湿らせて配線を包む様に握りながら反対側のワイヤーを少しづつ引いていきます。(2人で作業すると簡単です。一人が配線側を押し、もう一人がワイヤーを引く感じです)
※ポイント
途中で引っ掛かったり、引きが重くなった時は無理に引かず少し戻してまた引く!と言うような感じにすると動くようになります。
2ヵ所ライトを付ける塀は、この様に中継BOXを使って配線を中継し、1本にしてからトランス側へ引き廻します。
配管に通した電線は長めにカットしておいて下さい。
(トラブル時に長さが必要になる場合もありますので。)
全ての配線が通ったらいよいよ結線していきます。
結線の順番は
ランプ→中継BOX→トランスの順です。
今回配線に使った電線は2芯ケーブルの2スクエアーVVFの撚り線(よりせん)です。
※2芯とは!?
被覆付きの電線が2本くっついた状態の電線です。
※2スクエアーとは!?
電線の断面積を表す呼び名です。
(平方ミリメートル、略してsq)
※VVFとは!?
配線の構 造、種 別です。
(ビニール絶縁ビニールシース平型)
一般家庭の屋内配線で良く使われている線です。
※撚り線(よりせん)とは!?
単線(針金のような1本線)に対して細い線が複数束になった線です。
配線でのスクエアーの決め方ですが、引き廻す距離に比例して太さを決めます。
12Vライトの場合10m 位なら1.25スクエアー、10m 以上20m 位なら2スクエアー、20m以上であれば3.5スクエアー位が良いでしょう!
取り付けるライトの取付説明書に従い取り付けましょう!
※取付説明書にはライトの台座と壁面の隙間はコーキング処理とありましたが、配線用の配管口を配線を通した後コーキングで埋めたのと、接続部のコネクターがむき出しでは無いのでこの台座とのコーキングは省きました。
各塀にはブロック積の段階で塀の中に配管を入れてありますので、この様にランプを取り付けた後は配線も見えないのでとってもスッキリで美観も損ないません。
DIYでも出来るレベルなので挑戦してみて下さいね!
中継BOX内での配線もワンタッチコネクターを使って結線します。
配管口はいづれもコーキング処理をしていきます。
※ワンポイント
配管口は防水対策をしていますが、念のため
コネクター部は上側方向に、配線はUの字にたるませ
雨水が入ってもコネクター部分にしずくが伝わらない様にレイアウトしておくと良いでしょう!
今回は壁面で中継BOXを使って2つのランプ配線を1つにしていますが、家屋までの距離が20m 近いのでウッドデッキ下の柱にメンテナンス用にもう1つ中継BOXを付けました。
今後配線トラブルやランプの追加等の時に役立つと思います。
ウォールランプの電源となる12Vトランスです。
【マリブライト】と言うメーカーで出している物でガーデンランプ専用のトランスです。
トランスを駆動する電源は100Vなので屋外コンセントから電取りをします。
地下埋してきた配管をストレートの配管パイプを使って家屋壁面に這わせてトランスまで配線していきます。
今回使用したワンタッチコネクターです。
3端子タイプで2本の線の片方に1個もう一方に1個の使い方で3方向からの配線を1か所に分配できるタイプです。
使い方も簡単で配線の被覆の先端を1cm程剥き、撚ってからコネクターのオレンジのレバーを起こして端子の穴に入れ再度オレンジのレバーを元の位置までパチンと倒せばロックが出来ます。
この種類の他に2端子、4端子、6端子と種類も豊富です。
使った3端子は8個入りで5~600円位で購入できたと思います。
トランスは明るさセンサーが付いており、暗くなると点灯、明るくなると消灯。
その他点灯から4・6・8時間後消灯のタイマーと常時ON/OFFなど便利な機能が付いています。
現在は90Wのトランス1個と45Wが2個使っていますが、いづれも1個のトランスで10個程度のLEDランプを付ける事が出来ます。
画像でも結構明るいですが、実際はこの画像より広範囲を照らしもう少し明るいです。。
現在7個のライトを点灯していますが、合計でも20W程度の換算で、電気代も点けている時と点けていない時でほぼ変わりはありません。
点灯時間は8時間、冬場は午後4時半くらいに点灯し、夏場は午後6時半位に点灯します(^_-)-☆
防犯効果もありますし、一番はナイトガーデンが華やかになりました~!!
ローボルトライティングは本格的な物から、地面に刺すだけの簡単設置の物まで色々な種類が有りますので是非是非皆さんも取り入れてみて下さい。
私の様にランプの口金さえ合えば家庭用の100Vランプ本体でもローボルト仕様が出来ますので、お庭、ベランダ、軒先等々いろんなシーンで楽しめると思います!!!
長文。。。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
限られた種類の中でのローボルトランプ本体でも、電球自体を変えこの様に100V用のランプ本体も簡単にローボルトにて使用出来ちゃいます!!
選択の幅も広がりますので、悩んでいる方がいらっしゃいましたら是非参考にしてみて下さいね♪
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます