コラム

親バカでゴメン！「うちの子、大物になるかも！」と思った子どもの言動コレクション

更新日：2017.10.27

子どもの自由な発言や行動には、大人の想像を越えるものがありますよね。時には、「この子、将来大物になるのでは？」と思わせる堂々っぷりも。今回は、ママたちが我が子に対して「うちの子、大物になるかも！」と思った、発言や行動を教えてもらいました。親バカ？　いえいえ、本当に可能性はあるかも!

肝の据わった言動に、大物の予感

・「子どもを叱っていた時です。『言うことを聞かないなら外にいればよろしい』と玄関の鍵を閉めてドアの覗き穴から様子を見ていました。泣きもせずしばらく一人遊びをした後、ピンポンと呼び鈴を鳴らし、インターホン越しに『お母さん、言うことを聞きます』とだけ言ってきました」（51歳・パート）

・「追突事故を起こしてしまい、『この程度で済んでよかった。相手の方が亡くなったりしたら刑務所へ行かなければならなかった』と漏らした時に、娘が『その時は私が代わりに入る！　一度刑務所に入ってみたかったから』と話したとき」（41歳・パート）

・「主人の祖母が亡くなり、ご遺体を家から斎場に運ぶ前、みんながちょっと目を離した隙に、長女(当時3歳)が祖母にダイブ。みんな大慌てで取り押さえ、こんな子見たことないよと、ある意味感心していました」（35歳・パート）

・「４歳のうちの次女。悪いことをして怒られた際に謝りはしたものの反省している様子がない。『ちゃんと悪いと思ってるの？　きちんと謝れないとちゃんとした大人になれないよ！　今からそんなことでどうするの？』と追加で叱ったら……『これからも人生はいろいろとあるからね…』と言っていた……」（32歳・自由業）

怒られても批判されても、動じない子どもたち。常に現実を前向きにとらえる姿には、すでに大物の風格が……。

大人顔負けのクールな発言

・「ピアノでの発表会でのことです。他のみんなはすごく緊張した、と言っていたのに、うちの子どもだけ『緊張しなかったから、楽しかったです』と。あとで理由を聞いたら、『みんなのお父さん、お母さんは自分のこどもの番が終わったら、もう誰も僕のことなんて見てないから』って。大物になるなと思いました」（40歳・アルバイト）

・「小学校に上がって初めての運動会でのお遊戯。入場門から最高の笑顔で入ってきた子どもの様子を、後日、家でビデオで見ていたとき。私が『入場の時点でこの笑顔だから、よっぽどお遊戯楽しかったのね』と言ったら、子どもが冷めた目で『だってお遊戯ってそういうもんでしょ？』と返してきた。この年齢で空気読めるとは……」（40歳・会社員）

・「大好きな芸能人の結婚に意気消沈していた私に、『人の人生、幸せを祈れなきゃだめだね』とつぶやいた娘。大物の予感です」（41歳・専業主婦）

・「姪っ子がまだ小学校１年生のとき、お年玉の話をしていたら、『世の中お金だよ！結局は！』と発言。ある意味将来が楽しみ」（28歳・専業主婦）

子どもは無邪気なもの、という大人の概念をブチ壊すクールっぷり。確かに、将来大物になるかもしれませんね。この歳でそれほど割り切れるとは……あっぱれです。

子どもながらに魔性の笑顔

・「旦那と喧嘩して落ち込んでいたら、息子が『大丈夫、俺がついてるから』と言って抱きしめてくれました。幼稚園で、女の子の友達に甘い言葉を囁いている息子。すでに彼女らしい存在が数人います。ちょっと末恐ろしい」（29歳・専業主婦）

・「息子は、幼稚園のプレスクールでクラスのママ達1人1人にハイタッチをして回り、帰りにはバイバイと大きな声で叫びながら、1人1人にまんべんなく手を振って帰っていた」（35歳・専業主婦）

・「違う意味の大物かもしれないけど……。保育園で２歳の息子が何回もイタズラをしてたので先生が怒ると、先生のそばに行ってギュッとしてニコッ。私が怒った時もニコッと、ものすごい作り笑顔を見せてきます。それ以上怒れず、このまま大人になったらどんな子になるんだろうと思いました」（36歳・専業主婦）

ママ友や先生たちへの気の遣いっぷりに仰天。間違いなく、女性にモテモテの人生を歩みそうです。

子どもが大胆な行動に出たとき、親なら誰もが「大物になるかも!」と思ってしまいますよね。たいていは大きくなるにつれ、平凡になっていくのでしょうが、「将来、大物になるぞ」なんて、夫婦で話している時期が一番楽しいものです。キラッと光る我が子の可能性に、ぜひ期待してみてください！

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

写真© Andrey Kiselev - Fotolia.com

Profile吉田直子

元・フリー編集者。出産後は２人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる！　登場人物で読む源氏物語』（KADOKAWA / 富士見書房）。

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