もしも水没する車の中に閉じ込められてしまった場合は！脱出する方法＆車に備えておきたい非常用グッズ

運転操作ミスや交通事故、近年増加傾向にあるゲリラ豪雨や台風による冠水など、車が水没する事故は決して他人事ではありません。今年もすでに痛ましい水没事故が発生し、ニュースなどでその悲惨な状況を目の当たりにした方も多いのではないでしょうか。

水没事故は、いつ誰の身に降りかかるかわからない恐ろしいものです。しかし、正しい知識と備えがあれば、生存確率を上げることができます。万が一の事態に備えて、車内からの脱出方法を抑えておきましょう。

万が一、車が水没して車内に閉じ込められてしまったら...

車が水の中に落ちてしまった場合、状況にもよりますが基本的にはすぐに沈むことはないと言われています（悪天候の場合は異なります）。

とは言え、車が水の中に落ちたら、すぐに消防などに通報し救助を求めましょう。救助を求めている間、クラクションが鳴る場合は鳴らして周囲に異常を知らせ、ドアや窓から速やかに脱出してください。

車が水没すると、電気系統の故障や水圧によってドアや窓が開かなくなることがあります。万が一のときに備えて、脱出用ハンマーなどの専用グッズをあらかじめ備えておくと安心です。

脱出用工具には、ハンマータイプ、ポンチタイプ、ピックタイプなど様々な種類があり、さらに窓ガラスを割るだけでなく、シートベルトをカットできるものもあります。

ホームセンターやカー用品店などで購入可能なので、自分に合ったものを選び、ダッシュボードの中やフロントパネルに取り付けておくなど、万が一のときにすぐに取り出せるように準備しておきましょう。

とにかく焦らず、冷静に対処することが大切です。

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