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活用法3 肉と一緒に調理する
最後はなんと!調理に活用する方法。
安いお肉は家計に助かりますが、焼くとカチカチに硬くなりがちですよね。
そんなときは、バナナの皮の出番!
バナナの皮とお肉を一緒に調理すると、バナナの皮に含まれる「フィシン」という酵素により、お肉のたんぱく質を分解されて柔らかくなると言われています。
【下準備】
まずはバナナの皮をしっかりと洗います。
今回は農薬不使用ではないバナナを使ったので、食品添加物(食品用)の重曹を入れたお水で洗いました。
【4通りの焼き方でお肉の硬さをチェック】
お肉とバナナの皮を一緒に焼くだけで効果があるようですが、今回は「事前にお肉にバナナの皮を触れさせたほうがさらに効果が上がるのでは?」と考え、以下の4通りで焼いてみました。
使用したのは、焼くと硬くなりがちな豚ロースです。
A:お肉をそのまま焼く
B:フライパンにバナナの皮を入れて、お肉と一緒に焼く
C:お肉にバナナの皮を約3分あてたあと、一緒に焼く
D:お肉にバナナの皮を約6時間あてたあと、一緒に焼く
CとDは、バナナの皮の内側をお肉の両面にあてた状態で時間をおきました。
【調理方法】
フライパンにお肉を入れ、バナナの皮の内側を下にして肉の近くに置いて焼きます。
【結果発表!】
焼き上がりの見た目では、どのお肉も違いは見られませんでした。実際に食べて違いを確かめていきます。
何もせずに焼いたAは歯ごたえがあり、しっかりとした触感です。
バナナの皮と一緒に焼いたBは、Aと比べると少し柔らかくなった印象がしました。ただし大きな差はなく、言われたら違うかも?というレベルです。
お肉にバナナの皮を約3分あてたCは、Bと同じくらいの硬さ。Aよりは柔らかいけれど、3分程度なら一緒に焼いた場合と大して変わらないようです。
大きな違いがあったのは、皮をあてて約6時間おいたD。
他のお肉と違い、明らかに柔らかくなっていました。どうやら長く触れさせるほど、お肉のたんぱく質の分解が進んで柔らかくなるようです。
AとDでは大きな差が出て、同じ価格のお肉とは思えないほど。バナナの皮をあてただけなのに、これはすごい!
お肉にバナナの味や香りは移らず、味付けの邪魔にならないところも◎。
今回は豚肉を使いましたが、牛肉や鶏肉でも同じように柔らかくできますよ。少し時間はかかりますが、安いお肉を買ったときにおすすめです!
バナナの皮は捨てるものと思いがちですが、実は調理や掃除に活躍してくれます。費用は0円で、手荒れの不安もなし!
これからバナナを食べたあとは、皮までしっかり使い倒してみてくださいね。
写真・文/小町ねず ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。
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